あやつられ文楽鑑賞 の商品レビュー
文楽を観に行くにあたって少しお勉強を…と思い。なんというか一般的な入門書とは趣が全く異なり(当たり前なんですが)、しをんさん独特の現代解釈や見どころが笑えるくらい面白かったです。観に行くのはとても楽しみだし、また行きたくなるんだろうなと思わされました。 追記…文楽観ました。寝て...
文楽を観に行くにあたって少しお勉強を…と思い。なんというか一般的な入門書とは趣が全く異なり(当たり前なんですが)、しをんさん独特の現代解釈や見どころが笑えるくらい面白かったです。観に行くのはとても楽しみだし、また行きたくなるんだろうなと思わされました。 追記…文楽観ました。寝てしまった時もありましたが、それは波長が良いということですよね。最初は字面をおうのに懸命な感じでしたが後半は太夫さんや三味線さんも見るようにしてすごく楽しめました。しをんさんの大好きな咲太夫さんを見ることができず残念でしたが呂勢大夫さん良かったです。そして三味線が鶴澤燕三さんで、おお、と思いました。唸る感じがとても素敵でした。
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一度だけ国立文楽劇場で文楽の基礎的な講演を観たことがあり、結構なインパクトを受け、また観てみたいという想いは持ち続けている。本書はその疼きを呼び起こしてくれた。 今年は観に行きたい。特に近松門左衛門の女殺油地獄と、手中忠臣蔵の段がある演目に興味あり。
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しをんのしおりを読んだあと文楽が気になって気になって・・・ いやあ、文楽の魅力が詰まっててチケットをとろうかと迷い中 しをんさん独特の解釈や現代風語訳がおもしろくて読むのが止まらなかった。
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『舟を編む』で2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの作品ですが、こちらは小説ではなく、文楽の紹介本です。 かなりの初心者目線から始まるので、「文楽」って人形を使うもの?くらいのレベルでも すんなり読み進むことができました。中でも、いくつかの演目を初心者ならではの驚きや感...
『舟を編む』で2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの作品ですが、こちらは小説ではなく、文楽の紹介本です。 かなりの初心者目線から始まるので、「文楽」って人形を使うもの?くらいのレベルでも すんなり読み進むことができました。中でも、いくつかの演目を初心者ならではの驚きや感動を踏まえておもしろおかしく紹介してくれるので、文楽を知らない方にも、詳しい方にもお勧めです。 <あお>
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文楽の世界も実に面白く思わせてくれたきっかけです。 なお、三浦さんの文章力‼︎例えの巧妙さに脱帽‼︎
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かな~りミーハーな しをん流文楽案内(笑) 文楽なんて 敷居が高そうだし、とっつきにくいし、どこから攻めればよいのやら・・・私も含め、日本人のほとんどの人が こんなもんだと思います。 ところがどっこい、この本はいきなりの「楽屋訪問」から始まるのである。読者は いきなり基礎知識...
かな~りミーハーな しをん流文楽案内(笑) 文楽なんて 敷居が高そうだし、とっつきにくいし、どこから攻めればよいのやら・・・私も含め、日本人のほとんどの人が こんなもんだと思います。 ところがどっこい、この本はいきなりの「楽屋訪問」から始まるのである。読者は いきなり基礎知識もないまま 楽屋に連れて行かれ、何が何だかわからないまま、しをんさんの熱の高さにまきこまれ、読み終わる頃には すっかり文楽を見たくてしょうがなくなっているという、なんとも オソロシイ本なのであります。 「仮名手本忠臣蔵」「女殺油地獄」などの あらすじも紹介されており、これまた しをんさんのツッコミが 満載で、実に楽しい。 というか、伝統芸能に ツッコんでいいのだ!!と、目からうろこでした。堅苦しい上から目線の解説ではなく、観客として素直に楽しみ、驚き、憤慨し、手に汗握る・・・そんな語り口だから この本は楽しいのだなあ。 いつの日か 文楽を生で見てみたい。そう思わせてくれる本です。
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ミーハーなのかしら。 もう、文楽見たくて仕方がない!!! 歌舞伎も!落語も! 観ても言葉がわからないだろうな。 観ても展開についていけないだろうな。 そういう思いが強く、興味がないとは言わないが、自ら行くほどでは・・・と考えていましたが。 そっか。予習すれ...
ミーハーなのかしら。 もう、文楽見たくて仕方がない!!! 歌舞伎も!落語も! 観ても言葉がわからないだろうな。 観ても展開についていけないだろうな。 そういう思いが強く、興味がないとは言わないが、自ら行くほどでは・・・と考えていましたが。 そっか。予習すれば良いんじゃんね。 少なくとも、この本で紹介されてた段は楽しめる気がします笑 いやあ、「三浦訳」文楽、もうびっくりするくらい面白いんだけど! そんな突っ込んじゃう!?と思いながら、一緒に笑ってしまう。 昔と今の価値観の違い。 その差も、魅力なんだろうなあ。 同じように、観る聴くことはできないだろうけれど。 (娯楽が文楽しかない時代・・・想像するのも難しい・・・) 『本朝廿四孝』奥庭狐火の段 『仮名手本忠臣蔵』1日かけて全部観たい 『寝床』ジャイアンリサイタル部分 『桂川連理柵』なんか昼ドラっぽいらしいので多分好き 『女殺油地獄』何か観た後で観たい。モノローグなしというのが気になる それにしても、この表紙何かを思い出すなー、と思っていたら、『三四郎はそれから門を出た』と同じとこから出てるのねw
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久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い!伝統芸能にかぎらず、そのほかの分野でもこの人が愛を感じているものをいろいろ紹介してみてほしいなぁ…。本みたいにマニアックに愛しているものより、「一般人目線」(といっても、本書けるぐらい観ている時点で、普通よりかはかなり興味も知識もあるとは思う...
久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い!伝統芸能にかぎらず、そのほかの分野でもこの人が愛を感じているものをいろいろ紹介してみてほしいなぁ…。本みたいにマニアックに愛しているものより、「一般人目線」(といっても、本書けるぐらい観ている時点で、普通よりかはかなり興味も知識もあるとは思うけど)で、楽しみ方の入門本という位置づけで書いたもののほうが、個人的にはとっつきやすい。今度は「仏果を得ず」が読み返したくなった。 勝手な願いだけれども、最近興味があるので、落語のことも書いてほしい。
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人形浄瑠璃(≒文楽)の導入教本みたいでした。 いきなり楽屋訪問から始まりましたが、著者があの手この手で文楽の魅力を篤く語ります。どうやって文楽を好きになったのかではなく、読み手を好きにさせたいという思いを強く感じました。歌舞伎や落語と比較してみたりもします。個人的には歌舞伎で好...
人形浄瑠璃(≒文楽)の導入教本みたいでした。 いきなり楽屋訪問から始まりましたが、著者があの手この手で文楽の魅力を篤く語ります。どうやって文楽を好きになったのかではなく、読み手を好きにさせたいという思いを強く感じました。歌舞伎や落語と比較してみたりもします。個人的には歌舞伎で好きな古典の十八番「仮名手本忠臣蔵」や「義経千本桜」が例に出されていて分かりやすかったです。上演される小屋についても細かく書かれていました。 浄瑠璃にまで手を出したら大変なことになりそうだ・・・と思いながらやっぱり観に出かけたくなってしまいました。今日も三浦しをんさんに感化されて国立劇場に行ってしまった身近な人がいます。私も八王子の車人形あたりから行ってみようかしら。
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日本の伝統芸能・文楽、興味はあるが今まで見たことがなたったけど、三浦さんの熱意に影響され、見てみたいと思いました。 有名な作品のあらすじを三浦さんの言葉で書かれていたのがわかりやすくてよかった。
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