イニシエーション・ラブ の商品レビュー
最後の最後にびっくりするために我慢して読むんだ…! あと乾くるみ先生がゴリゴリの男性なことにもびっくりできて2度お得です!
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どこにでもある単純な恋愛物語のようで、ありとあらゆる巧妙なトリックに気付いた時には驚かされた。最後の二行の謎が解けた時、今まで感じていた違和感が全部紐付いてとてもスッキリした。
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まんまとやられた。 最終ページの鈴木の追想シーンで全然知らない思い出ばかりが出てきて、「え、専門学校に車で迎えに行った?部屋探し?ホテルで叩いた?そんな描写や示唆あったっけ…?」と思いながらも、最後から2行目を読んだ時、「ほら!浮気なんかするから自分も浮気されるんだ!」って思い、最後の1行で「あれ?たっくん今名前間違えられたよね?気づかなかったのか?え、でも、そんなことある?どういうこと?」となってパニック。 読み進めている時も、人は短期間でかなり変わるのだなと素直に思っていた。異性に慣れておらず、外見に無頓着、おどおどしてる印象の男性が、モデル級美女に言い寄られ、外見に気を遣えばお前も少しはモテるよと友人に偉そうにアドバイスし、暴力的になる。ここまで変わるものなのかと思っていたら、解説で、意味深なレコードのA面、B面の話。それでも気づかず、ネタバレ読んで別人だったと知り漸く合点。 まゆちゃんの「たっくん」のあだ名の命名強引すぎやしないかと思ったが、まさかこういうことだったとは。女の強かさ、恐るべし。
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【女性不信 製造本】 読めばわかりますが、完全に女性不信に 陥ります…… 最後の2行ね。大問題すぎでしょ。 巷でこの本が 「再読確定」 「2度目でやっとやばさに気づく」 などの触れ込みが多々ありましたが しっかりと納得しました。 これはヤブゥァイ。 【sideA ....
【女性不信 製造本】 読めばわかりますが、完全に女性不信に 陥ります…… 最後の2行ね。大問題すぎでしょ。 巷でこの本が 「再読確定」 「2度目でやっとやばさに気づく」 などの触れ込みが多々ありましたが しっかりと納得しました。 これはヤブゥァイ。 【sideA . sideB】 これにもしっかり意味があるのよね。 ありとあらゆるところに伏線というか そんな兆候を感じていたんだけど 初見は「んー?うん、まあそうか」 みたいな感じで受け入れてしまってた。 でも、さすがに再読してみると 「あー、ここね。はい」 と腑に落ちてさらに落ち込みました。 これだから恋愛ものはやめられません。 本書が神本と言われ、長く売れ続けている 理由が心の底から分かりましたし 乾くるみさんが、人間離れしていることも よく分かりました。 乾さん怖っ。
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夕樹くんをたっくんて呼んだ時点で、他にいるわ…と思ってたよ。 堕した子も夕樹くんの子かと思って色々調べたら時系列的には辰也の子で間違いなかったんね。 繭子も、堕してすぐに生でやるなよ… 最初のデカ違和感、そこだったわ。 でも繭子は夕樹を辰也にしたかったんだよね。服見立てたり、免許取らせたり、誕生日は同じものプレゼントしたり。避妊しないそのワイルド(?)さも含めて良かったのか。 辰也が急にスカした感じになってて気になってたし、予想外というより納得感。
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どんでん返しものとして有名な、映画化もされた傑作ミステリー。著者の乾くるみ氏は『リピート』などで知っていたものの、今回読むのは初めてとなった。 書評にはネタバレにならない程度に物語の導入部分を書く私だが、今回は何を書いてもネタバレになりそうなので、あえてそれには触れない。 各所...
どんでん返しものとして有名な、映画化もされた傑作ミステリー。著者の乾くるみ氏は『リピート』などで知っていたものの、今回読むのは初めてとなった。 書評にはネタバレにならない程度に物語の導入部分を書く私だが、今回は何を書いてもネタバレになりそうなので、あえてそれには触れない。 各所で紹介されているあらすじには「ミステリー」と記載されていたものの、最後の二行を目に入れるまでミステリー要素はほとんどない(伏線らしきものはそこそこあるのだが)。 世間の評価を集めた傑作であることは否定しないが、「必ず二度読みたくなる」という前評判のハードルを超えていくことはなかったように思う。 しかしながら、ラストのどんでん返しを除いても単純に小説としての完成度が高く、普段恋愛小説を読まない私も、読みやすい文体も相まってさらりと読了してしまえた。 有名すぎる作品ゆえに、本作がどんでん返しものということを知っている人は多いと思うが、あらすじすら知らない人がいたならばぜひ読んでほしい。
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完全に騙された! 事前にどんでん返しがあると知っていて読んだのに、最後の最後までただの恋愛小説として読んでしまい、ラストでえっ?どういうこと??状態。 ミスリードや伏線が自然すぎて、全然引っかかることなく読み進めてしまった。 結局、どなたかが個人で丁寧に書かれた解説サイトを読んでやっと、そういうことね!ふむふむ!なるほど!と細かく張り巡らされていた仕掛けにびっくり。 確かに、時系列通りのストーリーならA面とB面にハッキリ分ける必要はないわけで…そのあたりにもヒントはあったのに、全然見抜けなかった。 意味が分かると、物語の印象が180度変わる。 ストーリーそのものや人物描写に関してはありきたりというか、淡々としているので、この小説の面白さはとにかくこの仕掛けそのもの。 それを面白いと感じるかどうかで評価が分かれそう。 私にとっては納得の面白さだった。 今とは異なるその時代の空気感(電話、ドライブ、デートなどなど…)も興味深くて、男女7人〜とかリアルタイムで分かる人なら懐かしくてさらに楽しめそう。
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ミステリーとあったので読んだが、結局恋愛小説。マユちゃんが可愛すぎて、タッくんの裏切り、別れる時の態度が許せん。エッチ描写が多すぎる。最後のセリフで彼女が二股だったのか、と思ってしまった。 他の人の感想を見てそうか、ABは違う鈴木タッくんなのね、と教えられた。わからなかった自分が...
ミステリーとあったので読んだが、結局恋愛小説。マユちゃんが可愛すぎて、タッくんの裏切り、別れる時の態度が許せん。エッチ描写が多すぎる。最後のセリフで彼女が二股だったのか、と思ってしまった。 他の人の感想を見てそうか、ABは違う鈴木タッくんなのね、と教えられた。わからなかった自分が悲しいけど、そういう勘違いもあると思う。Bのタッくんモテるなあと思っていたら。。
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最後でどんでん返しと書いていたのをみていたので、のんかあるやろうと疑って読み始めていたので、サイドAとBのたっくんが別人とは思ってました。(性格が違うし)ただ、まさかサイドAよりBが前の話であり、BのたっくんがキャンセルしたおかげでAのたっくんがクリスマスにホテルを予約でき、それ...
最後でどんでん返しと書いていたのをみていたので、のんかあるやろうと疑って読み始めていたので、サイドAとBのたっくんが別人とは思ってました。(性格が違うし)ただ、まさかサイドAよりBが前の話であり、BのたっくんがキャンセルしたおかげでAのたっくんがクリスマスにホテルを予約でき、それについてのまゆの発言とか、20歳の誕生日にあげたルビーの指輪が合コンでつけていき、その後別れたからAのたっくんには無くしたと伝えたり、AとBが被ってる時期があったから、Aのたっくんとは付き合ってないふりをしていたのかとか、すごい女やなぁ。子供はBのたっくんとの間の子で間違いないやろうけど、まさかつわりの体調不良を便秘というところとかすごすぎる
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ずっと恋愛の物語を読んでいただけかと思っていたら途中から何か違和感があって、最後は『⁈』っと何がなんだか分からなくなったw 後からAサイド、Bサイドを読み比べてなるほどなと…。 夕樹くんには幸せになって欲しいと思うとともに不憫に思えてしまいます。
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