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崖の館 の商品レビュー

3.5

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    7

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2015/06/04

独特の雰囲気を醸し出しています。 暗い、とにかく暗い。全体がねっとり何かでおおわれている感じです。 でもホラーってわけでもなくて…。 ちょっと読みにくい作家さんだな~って思っちゃったんだけど、ほかの作品も読んでみよう。

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2014/09/23

今までも、これからも、大切にしたいと思えるシリーズ本。心情、場面の変化が直接的でなく、風景描写から伝わってくるところが好きです。

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2014/03/28

1977年の作品、「館」三部作第一弾。 雪に閉ざされた断崖に建つ館での資産家のおばと7人の従姉達の物語。 クローズドサークルもの、生活苦の無い人たち、と好きな設定ではあるが、犯人の想像はつきやすい。 (図書館)

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2014/03/08

少女漫画風の雰囲気や文体に馴染めなかったのもありますが、全編、章立てて分割されておらず、場面の転換が解り辛かったこともあり苦戦しました。 本格ミステリーのガジェットがふんだんに盛り込まれているのでどんな真相なのか期待が高まりましたが、トリックは取り立てて目を引くものではなかったで...

少女漫画風の雰囲気や文体に馴染めなかったのもありますが、全編、章立てて分割されておらず、場面の転換が解り辛かったこともあり苦戦しました。 本格ミステリーのガジェットがふんだんに盛り込まれているのでどんな真相なのか期待が高まりましたが、トリックは取り立てて目を引くものではなかったですし、動機は全く理解出来ずミステリーとして不満が残りました。 ただ、主人公の内面描写が素晴らしいので、青春小説として楽しめる作品だと思います。

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2013/04/19

昭和52年刊行の『館』シリーズ第一作。 リリカルな文体と少女漫画っぽい作風は好みが別れるようだ。何度か再読しているが、そのたびに、若い頃に読んだらまた違った印象を持ったかもしれないなぁ……と思う。 ミステリ的にはさほど凝ったトリックを使っているわけではなく、けっこうストレート一本...

昭和52年刊行の『館』シリーズ第一作。 リリカルな文体と少女漫画っぽい作風は好みが別れるようだ。何度か再読しているが、そのたびに、若い頃に読んだらまた違った印象を持ったかもしれないなぁ……と思う。 ミステリ的にはさほど凝ったトリックを使っているわけではなく、けっこうストレート一本勝負といった趣。

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2013/04/18

文学的でふんわりした文体 推理小説としては珍しい形だと思う 好きな表現も随所に有り、いいんだけど… 読後の爽快感がいまいちかなぁ 時間を置いてから佐々木丸美の他の作品も読んでみたい

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2013/03/05

味戸ケイコのイラストをみる機会があり ふと思い出して懐かしくなり読んでみたけれど、 ずいぶん私はすれてしまったようだ。 あの頃は特に感じなかった、 「モロではないけどどこかでおばの資産を当てにしてる甥や姪」 おばさんがいるから無理して働くことはない いろいろな選択が許される って...

味戸ケイコのイラストをみる機会があり ふと思い出して懐かしくなり読んでみたけれど、 ずいぶん私はすれてしまったようだ。 あの頃は特に感じなかった、 「モロではないけどどこかでおばの資産を当てにしてる甥や姪」 おばさんがいるから無理して働くことはない いろいろな選択が許される って平然と言える主人公ら。 ここにまず「????」って思ってしまった。 人の財布をあてにしつつ芸術だ哲学だと議論を戦わせる彼らに 違和感を感じまくった私。 この本を読んだ頃はまさに私は彼らと同じ立場で どっぷりと保護されつつ、好きな本やCDやらを買い集め 夢の中で生きていたのだ。 密室のトリックや犯罪に至る心理よりもまず 「その根性何とかせい!」と思ってしまった。 年取ったわ。

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2013/01/27

崖の館を読み終えた。 二年前のいとこの死の真相、犯人を探り合うちょっと切ないお話。 文章綺麗で、どっぷりハマりました。 赤毛のアンを読みたくなる、あんな感じ。

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2013/01/25

佐々木丸美という作家は評価が極端に分かれる作家だと思う。 駄目な人は全く近寄りもしないが、好きな人はまさしく文字通りにのめり込んでいく。 かくいう僕も、高校時代に「崖の館」をカバー買いして以来、ある種麻薬的と言っても良いほど美しい文章に魅せられて、少ない小遣いの中からハードカバー...

佐々木丸美という作家は評価が極端に分かれる作家だと思う。 駄目な人は全く近寄りもしないが、好きな人はまさしく文字通りにのめり込んでいく。 かくいう僕も、高校時代に「崖の館」をカバー買いして以来、ある種麻薬的と言っても良いほど美しい文章に魅せられて、少ない小遣いの中からハードカバーを買い続けたクチだ。 特にあのリフレインがいけない、気がつくと頭の中でくるくると回り続けることになるのだ。 したがってこの本に関してだけは、残念ながら冷静なレビューは出来ないと思われる、とにかく読んでみて、あのリフレインに感性が共鳴するかどうか確かめてみるしかないだろう。 最近、創元推理文庫で佐々木丸美の殆どの作品が復刊された。 性懲りも無くまた買ってしまったが、この年齢になって読む勇気がなかなか出ない。 今でもあのリフレインは頭の中でくるくる回るだろうか?

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2012/09/23

脳内映像化しやすい平易な文体で一気に物語の世界に入り込めました。ミステリーとしてはあまり凝ったものではないのでしょうが女性らしい綺麗な言葉で綴られた綺麗なお話です。

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