ワーキング・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2018/10/08

39：父子ものです！（弱点その1）「ステップファーザー・ステップ」的な、しっかりした息子さんはじめ、登場人物たちがオイシイです。一番好きな台詞は、「畜生、ゴマだれがきゅんきゅんするくらい甘酸っぱいぜ」

2018/09/15

ヤマトと進が家族になっていく様子が微笑ましい。
鈴木孝子先生の件は全然わからなかった。
配達員さんに対してあまり色々なことを思ったことはなかったけど、こんなドラマがあるとは。
お仕事小説としても楽しめた。

2018/09/04

「初めまして、お父さん」
元ヤンホストの前に現れたのは、息子！？
今まで存在すら知らなかった息子と、夏休みの間一緒に暮らすことになった『大和』。
オーナーの計らいで宅配業に転職し、父親のメンツをかけて奮闘することに。

しんみりしつつも最後はほっこりするのは、この作者なら心配はいらないね。
いつもながら主人公たちの関係もそうだけど、脇が皆暖かくて魅力的なんだな。
しかも宅配業の話も面白いんだから、満足できる一冊でした。

2018/02/26

元ホストで元ヤンのお父さんとしっかり者のできた息子。

この凸凹親子だからこそいい味出してた。

お別れはうるうるもしたし面白かった！

2018.2.26 読了

2017/08/15

【あらすじ】
「初めまして、お父さん」。元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の爆弾宣言で一変!突然現れた息子と暮らすことになった大和は宅配便ドライバーに転身するが、荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続で…!?ぎこちない父子のひと夏の交流を、爽やかに描きだす。文庫版あとがき&掌編を収録。

【感想】

2017/05/11

評価は3。（図書館）

内容（BOOKデーターベース）
「初めまして、お父さん」。元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の爆弾宣言で一変!突然現れた息子と暮らすことになった大和は宅配便ドライバーに転身するが、荷物の世界も親子の世界も謎とトラブルの連続で…!?ぎこちない父子のひと夏の交流を、爽やかに描きだす。文庫版あとがき&掌編を収録。

文章が読みやすく1日で読了。悪い人や死んじゃう人も出てこない平和で安心して読める作品である。
しかし、ここまで出来た息子って・・・ある意味怖いかも～あり得ないだろう。

2017/04/06

元ヤン情熱系の宅配員大和と、大和のことをお父さんと呼ぶ進の短い共同生活。坂木さんのいつもの社会派って感じで、どんどん読み進めてしまった。
仕事に上も下も無いってとこにじいんと来た。薄給な福祉職だけど上も下も無いよなって思えてなんか自信が湧いた。

2017/03/27

血気盛んなホストのヤマトの元に、突然息子が現れ、宅配ドライバーに転職し、夏休みの間一緒に過ごすことに。お母さん体質な進にモテる極意を教えようとしたり、男同士ではないた築けない親子のやりとりが微笑ましかった。

2016/09/23

坂木司さんの作品は、主人公だけではなく、登場人物たちすべてを魅力的に描いているから好き。
有川浩さんと似ている感じもするけれど、まったく別物。読んでいて元気になれるし、奥が深いと思ってしまう

2016/01/15

前々から気になり、読んでみたが、面白く、親子愛が感じられるほのぼの系で良かった。ホストから宅急便ドライバーへと転職した大和、突如やってきた息子だが小学生らしくない言動がしばしば見受けられ、戸惑いを感じていたものの、不器用ながらも父親らしさも感じられ、進も子供な一面も見せるなど絆の強さも感じられる。宅配会社の人々、夜の世界のナナ、雪夜といった周囲の人たちも親子を温かく受け入れているのが良く、大和と小学生3人とのやりとりも面白い。自身もお世話になっている宅配便の世界、知られざる夜の世界が垣間見れて良かった。