ワーキング・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2021/07/31

『元ヤンホスト、宅配と息子とひと夏の想い出』

ヤマトの元に、初対面の息子、進がやってきた！
共同生活を通じて、進はヤマトから男気を、ヤマトは進から家庭の温かさを教えられ、心通わせていく。ちょっとハチャメチャで心温まる物語、随所に出てくるギャグにニヤっとしながら楽しく読了！

2021/06/14

元ヤンキーがホストクラブで働いていた事件を起こしクビ オーナーから宅配便の仕事を紹介して頂き 初めて知った大和(息子)と夏休みを暮らすことになった。料理が得意でできた息子 夏の宅配便の仕事は車ではなくリヤカーなので汗だくだろうそんな姿を街でよく見るけどこの本を読んで宅配便の仕事の事がよくわかった。最後は3人で暮らす日が来そう。

2021/02/07

推理は出てこなかったけど、美味しそうなご飯の描写はこの本にも沢山出てきました。こんなにちゃんとしつけた息子が全然会ってない父親の所に勝手に行っちゃって、母親が会いにも連絡も寄越さないなんて、そっちもなんか事情有ったのか？とか、本筋と関係ないことが気になったりしながら読みました。ヤマト（取材したからこの名前なのかな？）もとりあえずちゃんと預かるから大丈夫位は連絡しないとね、大人だから。
でも、面白く一気読みしました。続きがあるようなので楽しみです。今度は連絡してね。

2021/01/24

話が進むごとに人物一人一人の悪いように見えた要素が美点になっていくところが良かったのと最初の関係から少しずつ親子らしい関係になっていくのが面白かった。

2020/04/25

一言で言って、ホッとする。

親子関係の始まりこそ、「はい？」って、シチュエーションですが、読み進めるうちに、登場人物それぞれのファンになる。

たまーに困った人も出てきたけれど、みんな、元はとっても良い人々。

一昔前の「みんなで地域の子どもを育てている」という感じがする関係性だなー。

いいなー。。
ハチさん便。

2020/03/06

セリフが多いので文字が少なく読みやすい。パーっと読めてしまう。
ただ肌感覚的には他の作品の方が好きですね

2019/10/16

ハートウォーミングなお話し。
最後ウルっときた。

初めはヤマトのすぐ切れる所にイラっとしたけど、読むにつれ慣れてきた。
笑える所もありで◎。

2019/06/14

どこかが飛びぬけているという印象の本ではないのですが、坂木さんらしい読後感の良い本でした。登場人物がみんなとてもいい人たちで一生懸命で読んでいて優しい気持ちになれます。彼らがこの短い期間できちんと成長していくのが嬉しいですね。きっと何度か読み返してしまうでしょう。このあと冬休みの彼らを読むのがとても楽しみです。

2019/02/12

大切なものができてから初めて、自分のせいで失ったものを後悔する。そういったときに初めて、反省するんだよなーと共感と抱負が混じった感情が流れ出てきた。
取り返しのつかない後悔は、遅すぎる。取り返しがつくところまでで気づくようにしなければいけない。そう思わせてくれた本。

2018/10/17

全著書を読んだ訳じゃないからわからないけれど、坂木さんの本は読み易くて軽やかで、モヤモヤするような強いへんな引っ掛かりもなくて、軽い読書をしたい時にぴったりな印象。面白かった。