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夜に猫が身をひそめるところ Think の商品レビュー

3.9

24件のお客様レビュー

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2013/03/09

何だかおしゃれで、ミステリアスな雰囲気も醸し出しながら、ほのぼのとした空気がずっと流れていた感じ。 すごくいい感じ。 一気に、クラフト・エヴィング商會のファンになってしまったなぁー。

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2012/03/09

やさしい人たちの本。優しい、ではなく。無声映画みたいでもある。会話があって描写もあるのにすべてが完全にスクリーンの向こう側で完結している。ときおり幕が閉じてまた上がって、さっきの登場人物たちが今度は隣に座っていて、場面は完全に切り替わっている。そういう夢の中みたいな。

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2012/01/31

黒猫シンクのおみやげから見知らぬ世界を創造・推理していく。クラフト・エヴィング商会の本の独特な文章の合間の写真が、なんだかとても気になる。好きな世界です。

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2010/10/21

猫のThinkは毎夜のようにどこかへ出掛けては、口にくわえたり、体毛にひっつけたりして、いろんなものを持ち帰ってきます。それは16個の小さなボタンであったり、古い映画のポスターであったり、錆びて曲がったクギだったり。 猫は毎晩どこへ行っているのでしょう?夜に猫が身をひそめるところ...

猫のThinkは毎夜のようにどこかへ出掛けては、口にくわえたり、体毛にひっつけたりして、いろんなものを持ち帰ってきます。それは16個の小さなボタンであったり、古い映画のポスターであったり、錆びて曲がったクギだったり。 猫は毎晩どこへ行っているのでしょう?夜に猫が身をひそめるところって、いったいどんなところなのでしょう?猫には猫にしか行けない場所があるのでは?猫が拾って持ち帰るさまざまなものから推理を巡らせ、そこからいくつもの物語が紡ぎ出されます。 著者の吉田音さんは、クラフト・エヴィング商曾の三代目、吉田篤弘・浩美夫妻の愛娘だそうですが、クラフト・エヴィング商曾をご存じない方は、著者自身のことについて調べてみると面白い発見があるかもですよ。

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2009/12/05

真っ黒な子猫、シンクが運んでくる不思議なお土産。 16個のボタン、プリズム、葡萄の種などなど。 シンクのお土産に、クラフト・エヴィング商会4代目音ちゃんと、円田さんによるミルリトン探偵団が勝手な推理をめぐらせる。

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2009/11/15

クラフト・エヴィング商會の三代目吉田夫妻のひとり娘である吉田音は、明るく活発な少女です。彼女は、学者にして探偵の円田さんと「ミルリトン探偵局」を結成しました。円田さんの家に、ある日突然姿をあらわした黒猫「Think(シンク)」は、夜中に散歩へ出かけては「おみやげ」を持ち帰ってきま...

クラフト・エヴィング商會の三代目吉田夫妻のひとり娘である吉田音は、明るく活発な少女です。彼女は、学者にして探偵の円田さんと「ミルリトン探偵局」を結成しました。円田さんの家に、ある日突然姿をあらわした黒猫「Think(シンク)」は、夜中に散歩へ出かけては「おみやげ」を持ち帰ってきます。二人は、その「おみやげ」から、闇のむこうにある、「見知らぬ世界」を推理していきます。 カテゴリは小説でいいのか?そもそもこれは実話なの?フィクションなの? 音たちが推理していく話と、本当の物語との二つが面白い。 写真もいっぱい。猫たちもかわいい。 音のお母さんの性格が面白い。ミルリトン食べてみたい。

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2009/10/04

こういうつくり、デザインの本って好きだなぁ。 本屋に立ち寄って偶然見つけて即買ってしまった本。 この本の中に流れている空気感、雰囲気が好き。 折に触れて読み返したくなる本。

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2009/10/04

ハードカバー版では、猫とホルンとビスケット…ていうあおりがついてましたが。 ハードカバー版、お友達のホルン吹きちゃんに差し上げてしまったのです。 猫が拾ってきたがらくたからあれこれと想像を巡らせる話と某オケのホルン奏者さんのお話と。

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2009/10/07

クラフト・エヴィングならではの本。 物語の連鎖が美しい。吉田夫妻の会話がとてもキュートで和みます。 相変わらずの素敵な「らしさ」に、彼らの事を知っていて良かったと心から思う。光沢ビスの正体がお気に入りでした。

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2009/10/04

好きです。猫派なもんで。音ちゃんと円田さんのコンビもいい。ついでにアンゴの写真がめちゃくちゃ可愛い…。手がっ、手がむくむくしてるよぅ。

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