僕僕先生 の商品レビュー
中華ファンタジーです。内容は、はらはらドキドキとかは無く、ストーリー展開も単調なので、通勤電車の時間つぶしに読むぐらいのものかな。畠中恵とか好きな人は好きな雰囲気かも。 個人的に中華系のお話は登場人物の名前を覚えるのと、国と国との関係を覚えるのが苦手で敬遠してたんですが、この本は...
中華ファンタジーです。内容は、はらはらドキドキとかは無く、ストーリー展開も単調なので、通勤電車の時間つぶしに読むぐらいのものかな。畠中恵とか好きな人は好きな雰囲気かも。 個人的に中華系のお話は登場人物の名前を覚えるのと、国と国との関係を覚えるのが苦手で敬遠してたんですが、この本は補足程度に歴史が入ってるだけだし、文章も読みやすいので、そっち系の知識にちょっとでも親しむために引き続き読んでみようと思います。
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仙人である僕僕に弟子入りした弁。元来ぐうたらの弁は、僕僕とともに広い世界を目にすることで、少しずつ変わっていくー僕僕先生は結構カワイイ女性の姿をしている。弁は少しずつ惹かれるようになったが、最後わけあって離ればなれになった2人。弁は先生の後を次いで人々の病気を治しながら時を待つ。僕僕に再会できる、その時を。
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新潮百選の紹介文に、デレない辛辣美少女とあったが私は‘偽りあり‘と思った。 デレデレの上イチャイチャだった。私が読んだ本の中では断トツのイチャイチャぶりだった。 そこが気に入ったけど。 狼と香辛料の中国版といったようなイメージ(似てるとかパクリとかいう意味でなく)。
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舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、実は何千何万年も生き続ける仙人で・・・不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知ら...
舞台は中国唐代。元エリート県令である父親の財に寄りかかり、ぐうたら息子の王弁は安逸を貪っていた。ある日地元の黄土山へ出かけた王弁は、ひとりの美少女と出会う。自らを僕僕と名乗るその少女、実は何千何万年も生き続ける仙人で・・・不老不死にも飽きた辛辣な美少女仙人と、まだ生きる意味を知らない弱気な道楽青年が、天地陰陽を旅する大ヒット僕僕シリーズ第一弾!「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。
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僕僕先生 最 高 !!!! キュートだけど、辛辣な美少女仙人とニート青年の旅。 面白いです。 師弟ものに弱いです。 最初、王弁はほんニートでのんびりやなんだけど、最後は医者にまでなって・・・。 離れ離れになって、最後僕僕がやってきたところで、感動して号泣してしまいまし...
僕僕先生 最 高 !!!! キュートだけど、辛辣な美少女仙人とニート青年の旅。 面白いです。 師弟ものに弱いです。 最初、王弁はほんニートでのんびりやなんだけど、最後は医者にまでなって・・・。 離れ離れになって、最後僕僕がやってきたところで、感動して号泣してしまいました!
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なんかのんきな話。働く意欲のない若者がなぜか仙人に気に入られる。よくや邪心がないという事でしょうか。のんきだからでしょうか。そして二人でのんきに旅をする。何瀬ひとりは仙人だから、なんの努力もなくてもピンチを逃れることができる。結構なことだ。 気楽に暮らしたくなる本。
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絵柄が可愛くて、ずっと気になっていた僕僕先生。 中国唐の時代、美少女仙人・僕僕とニート青年・王弁の旅。 たくさんの仙人に会ったり、吉良(馬)と心を通わせたり、 混沌に飲み込まれたり、と。 たくさんの経験をして、ちょっと変わった王弁。 でも、一番強いのは僕僕への想い(恋心?) 悶...
絵柄が可愛くて、ずっと気になっていた僕僕先生。 中国唐の時代、美少女仙人・僕僕とニート青年・王弁の旅。 たくさんの仙人に会ったり、吉良(馬)と心を通わせたり、 混沌に飲み込まれたり、と。 たくさんの経験をして、ちょっと変わった王弁。 でも、一番強いのは僕僕への想い(恋心?) 悶々としてる王弁がちょっと可愛かったです。 あと、仙人の力と人の力の対立、というか対比? 人は、道具を使い不思議の力には頼らないようになり そういう存在が世界から追い出されていく。
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そういえば、この本に出てくる仙人と同じく「ボク」自分のことをいう女の子が小学校の友達にいました。当時も思いましたが、女の子が「ボク」というギャップは相当の武器だと思います。さらにツンデレという武器まで持ち合わせ、その上お酒を飲むと女っぽさ出してくる。最強です。 一見女性の敵と思...
そういえば、この本に出てくる仙人と同じく「ボク」自分のことをいう女の子が小学校の友達にいました。当時も思いましたが、女の子が「ボク」というギャップは相当の武器だと思います。さらにツンデレという武器まで持ち合わせ、その上お酒を飲むと女っぽさ出してくる。最強です。 一見女性の敵と思えるようなキャラですが、全然憎めない。男性読者を喜ばそうとする作者あざとさが全く見えないからだと思うのですが、それは元々ないのか、それとも隠すのがうまいのか。どちらにしろ、男性本位の女性キャラを登場させてイライラさせる男性作家が多いのに珍しいなと思いました。 で、そんな仙人に散々翻弄されながらも魅かれる弟子の王弁、いつも優しく見守る彼の男らしさに相当やられました。
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日本ファンタジーノベル大賞ということは知っていて、職場の人に薦められて読んだんですが、中々面白かったです。 表紙で判断しちゃ駄目ですね! と言っても、中身も結構可愛かったのですが。 ちょっと軽めのファンタジーという感じで、ある時近所に現れたという美少女仙人僕僕と知り合いになり、その弟子となる駄目の代名詞のような王弁のお話。 思った以上に恋愛色が強かったのだけは予想外でしたが、べたべたに甘いわけじゃなく、僕僕のそっけなさが丁度よい感じでした。 最後の最後で好きだとかそういうのではないのが読後感を良くしているんでしょうね。 最終的には一度お別れすることにはなってしまうのですが、待つと決めたとおり、王弁は通真先生として存在し、待ち続けているのが一途出よかったです。 一概にファンタジー小説、と言えない気がするのは教訓めいたものを感じるから、なんでしょうね。
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ファンタジーノベル大賞っていうのはなるほどうなずけます。時代設定も緻密だし、ちゃんとした知識に裏打ちされてるんだろうなあという感じ。 ワクワクドキドキの壮大な冒険譚になりそうなのに、ちょいラブコメ風味の結構のほほんとした軽い読み応え。展開がおとなしくて、作品の世界に寝食忘れて没頭してしまうほどではないのは、やっぱり新人さんだから?この設定で脂の乗ったベテランが書いたらものっっすごい作品になりそう。でもこのほんわかした感じがこの作者のいいところなのかも。作者の今後がかなり楽しみです。 それにしても表紙がいい。この話にこの絵を持ってきた人のセンスってすごいと思いました。
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