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僕僕先生 の商品レビュー

3.7

145件のお客様レビュー

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    24

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2012/02/19

33歳の塾の先生・信州大卒。〜唐中興の准南の辞した県令の息子・王弁は父の財があるため働く気にも勉学に励む気もない。父は道術に傾倒し,裏山に住み着いた仙人を訪問するよう依頼する。弁が出会った仙人は十代の女の姿をしていて,長安・太源を経て,吉良という伸馬で帝江の世界へ至り,混沌に呑み...

33歳の塾の先生・信州大卒。〜唐中興の准南の辞した県令の息子・王弁は父の財があるため働く気にも勉学に励む気もない。父は道術に傾倒し,裏山に住み着いた仙人を訪問するよう依頼する。弁が出会った仙人は十代の女の姿をしていて,長安・太源を経て,吉良という伸馬で帝江の世界へ至り,混沌に呑み込まれても脱出を果たした。山東で蝗害が発生して,これを治めに行こうとするが有能な官吏の活躍で弁の故郷へ帰る。故郷では仙術を応用した医療を実施し評判が中央まで届いた。弁は師匠・僕僕先生に恋心を抱くが,一線を踏み越えることはできない。仙界でも世間に出ている仙人を呼び戻そうと話が進んでいた。先生が留まるか,弁が仙界に移るか。〜中国留学経験を持つ。新しいファンタジーの世界を作ったね。子供向きとは思えないからヤングアダルト向きなんだろうね。いい線を狙っている。第18回ファンタジーノベル大賞大賞受賞作と言うことで。道教や唐時代のトリビアが鏤められている。

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2009/10/04

2006/11入手。読了。職に就かず、日々を無為に過ごしていた青年「王弁」が、美少女の風体をした仙人「僕僕」と出会い、共に旅をし、各所でさまざまな出会いをし、風土に触れ、何かを積み上げていく物語――なのだろうか。表面上、成長が現れないという点は新しい。 文章はとても読みやすい。...

2006/11入手。読了。職に就かず、日々を無為に過ごしていた青年「王弁」が、美少女の風体をした仙人「僕僕」と出会い、共に旅をし、各所でさまざまな出会いをし、風土に触れ、何かを積み上げていく物語――なのだろうか。表面上、成長が現れないという点は新しい。 文章はとても読みやすい。あまりにもすっと読めて、後に何も残さないのが不満と言えば不満だった。エンタメとしては十二分に成功しているけれど、そこにブンガク的意味はありますか?とか、マーヤみたいに聞いてしまいたい。仮にも大賞を取るのであれば。 追記。やはり、本作はディテイルを楽しむものだと思った。当時の(一応はフィクションですが)風俗、神話まで含めて、人間が生き生きと詳細に描かれている。そこは見るべきモノがあると思う。

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2009/10/07

日本ファンタジーノベル大賞受賞、選考委員大絶賛という宣伝文句で期待大だったのに残念。 美少女仙人「僕僕」とニート青年「王弁」が旅をする話なのだが、王弁の成長も感じられないし、僕僕がなぜ王弁に執着するのかも感じられない。 文中に出てくる中国史や英雄も馴染みがないため、かえって読みづ...

日本ファンタジーノベル大賞受賞、選考委員大絶賛という宣伝文句で期待大だったのに残念。 美少女仙人「僕僕」とニート青年「王弁」が旅をする話なのだが、王弁の成長も感じられないし、僕僕がなぜ王弁に執着するのかも感じられない。 文中に出てくる中国史や英雄も馴染みがないため、かえって読みづらく感じる。

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2009/10/04

酒見賢一・南條竹則につづく、中国モノのファンタジーノベル。唐の玄宗皇帝の時代が舞台。ニートな道楽息子が仙人(でも少女!)とであい成長する教養小説。 かわいいイラストとほんわかしたストーリーにはまりました!

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2009/10/04

第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。装丁、内容共に、「可愛い」。しかし印象が弱い。引き込まれていいようなエピソードやシチュエーションがあるにも係わらず、淡々として、あまり残らない。人物(仙人含む)に若さがなく、たまにある勢いも掴みにくい。中国史や英雄に予備知識があれば、...

第18回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。装丁、内容共に、「可愛い」。しかし印象が弱い。引き込まれていいようなエピソードやシチュエーションがあるにも係わらず、淡々として、あまり残らない。人物(仙人含む)に若さがなく、たまにある勢いも掴みにくい。中国史や英雄に予備知識があれば、違う読み方が出来、面白さも増すだろう。

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