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ηなのに夢のよう の商品レビュー

3.5

117件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    7

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2017/04/12

あぁ金子に保呂草に紅子…嬉しくなるくらいのメンバー。 また事件はどうでもよくなってしまいますが死が常に身近、というテーマはわかりました。 先生がトーマの様子を知ってるだけで妄想でいっぱいいっぱいです。

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2016/08/21

 加部谷恵美、山吹早月、海月及介、赤柳初朗、そして雨宮純という、Gシリーズの主力メンバーをベンチに控えさせ、お転婆さが蘇る!?萌絵と犀川先生に国枝先生、反町愛、金子勇二を加えた場外乱闘!?が喧しい…   8日間かけて、ようやく読み終えたのに、今までに読んだどの森作品よりも、感想...

 加部谷恵美、山吹早月、海月及介、赤柳初朗、そして雨宮純という、Gシリーズの主力メンバーをベンチに控えさせ、お転婆さが蘇る!?萌絵と犀川先生に国枝先生、反町愛、金子勇二を加えた場外乱闘!?が喧しい…   8日間かけて、ようやく読み終えたのに、今までに読んだどの森作品よりも、感想・レビューが書きにい『ηなのに夢のよう』、その理由は、私が、本編は、あくまで隠れ蓑で、登場人物たちが繰り広げる焦点をぼかした会話が、このシリーズの骨子なのだと感じるからであろう。  第二章から後は、萌絵や犀川先生どころか瀬在丸紅子まで登場し、彼らの話題の中には、真賀田四季だけではなく、『朽ちる散る落ちる』で登場した纐纈苑子がテロリストとして話題になったり、今までのシリーズを手繰り寄せるような内容である。  ところで、赤柳初朗と保呂草潤平は、どんな関係でしたっけ?『朽ちる散る落ちる』と『赤緑黒白』に登場する怪しい友人「蓬田」とは別人ですよね…  いずれにしても、物語としては、とても面白いとは言いにくく、通常のミステリーなら明かされるはずのトリックも、例によって放置されたまま幕が閉じるあたりは、またしても森ワールドを繋ぎとめるための巻だという感じだった。

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2016/05/09

事件の核心には、あの、天才の姿があるのか!? 絶対に見逃せない、Gシリーズの転換点(ターニングポイント)!! 地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵...

事件の核心には、あの、天才の姿があるのか!? 絶対に見逃せない、Gシリーズの転換点(ターニングポイント)!! 地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の原因を知らされる。「φ(ファイ)」「θ(シータ)」「τ(タウ)」「ε(イプシロン)」「λ(ラムダ)」と続いてきた一連の事件と天才・真賀田四季との関連は証明されるのか?Gシリーズの転換点、森ミステリィ最高潮!

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2016/02/21

失ったもの、失われるもの。 永遠の時間はどこにもない。 解はない。 結局このシリーズの主人公は誰なんだ? ま、それも取るに足らないことか。

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2015/09/19

すでにこの一冊では謎解きすらされていないが、様々なキャラクターが絡んできて、作者のあたまの中には壮大なサーガが潜んでいるのだろう。とにかく付き合うか(^ ^)

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2015/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りた本。 Gシリーズ。 高い高い松の木の、地上12メートル辺りに首吊りしたいがぶら下がり、「ηなのに夢のよう」と書かれたハチマキのような布が落ちていた。 次は、湖の中に浮かぶ小島の気にやはり首吊りの四体が下がっており、やはり同じ文章が。 3人目は、萌絵の友人の住むマンションのベランダに・・・。 謎解きはほとんどなく、萌絵の過去や一連の事件のことが中心になっていた。 もはや、登場人物がわからなくなってきている。 もっと、連続して読めばよかった。

Posted byブクログ

2015/02/12

色々な懐かしの登場人物が出てきて、 ほっこり嬉しい気持ちに。 でも事件としてはあんま解決はしていないような。 ファンとして嬉しい1冊だけど、 たぶんこの本単品で、 森さんの本初めて読んだのがこれです、 って人は何がなんだかさっぱりで面白くないんじゃないか、 と思った。

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2014/09/02

再読。なんかそろそろ総てに繋がりそうな予感とそのまま停滞しそうな雰囲気が入り乱れるというか。とりあえずオールスターでにやにやです。西之園萌絵の物語とするならばひとつの到達点なんだとおもう。

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2014/05/25

『人を殴れば逮捕され牢に入れられるのに、大勢に武器を持たせて無断で他国へ進行しても誰一人罰せられない社会。大勢が、その手法を正しいとさえ信じている。この方法でしか解決ができない。悪魔を取り除くためには、生きた人間を生け贄に捧げなくてはならない。そうすることで、知らず知らずに人間は...

『人を殴れば逮捕され牢に入れられるのに、大勢に武器を持たせて無断で他国へ進行しても誰一人罰せられない社会。大勢が、その手法を正しいとさえ信じている。この方法でしか解決ができない。悪魔を取り除くためには、生きた人間を生け贄に捧げなくてはならない。そうすることで、知らず知らずに人間は悪魔になっていく。 大切だ、尊い、と繰り返しながら、吸い上げられている命。そう、まるで零れたインクわや拭き取るように。綺麗にするために、命が吸い取られる。それが、世に言う正義というものの正体なのか。』 登場人物が揃ってきたな。関係も徐々に明らかになって、ますます続きが楽しみだ!

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2014/02/28

Gシリーズ、6作目。 ここにきて、萌絵ちゃんの両親の飛行機事故の真相が垣間見える。それに併せて、死に対する哲学的質疑の応酬。正直、理解出来た、同調できたとは言い難いけれど、、、、トーマの最期のシーンには涙が出た。 今作では何と紅子さんが登場。S&Mシリーズのラブちゃんだ...

Gシリーズ、6作目。 ここにきて、萌絵ちゃんの両親の飛行機事故の真相が垣間見える。それに併せて、死に対する哲学的質疑の応酬。正直、理解出来た、同調できたとは言い難いけれど、、、、トーマの最期のシーンには涙が出た。 今作では何と紅子さんが登場。S&Mシリーズのラブちゃんだけでなく、金子くんまで登場するし、新たに椙田さん(!)も出てきて、前シリーズ読者には堪らない一冊でございました。さてさて今作を転換点として、このシリーズはどう収束していくのでしょう。

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