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チルドレン の商品レビュー

4.1

1548件のお客様レビュー

  1. 5つ

    473

  2. 4つ

    649

  3. 3つ

    287

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    4

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惜しい。

読み始めは文章の微妙なニュアンスの違いや、文章力に疑問を持ちましたが、だんだん慣れてしまいました。 ストーリー構成は悪くないのですが、だんだんくどいというか、うさんくさいというか、ラストもやっぱり。と言った感じ。 話全体に波がなく、お決まりといった感じ。 独りよがりな部分も...

読み始めは文章の微妙なニュアンスの違いや、文章力に疑問を持ちましたが、だんだん慣れてしまいました。 ストーリー構成は悪くないのですが、だんだんくどいというか、うさんくさいというか、ラストもやっぱり。と言った感じ。 話全体に波がなく、お決まりといった感じ。 独りよがりな部分も見受けられました。 長所をあげるとしたら、読みやすい。ってことぐらいでしょうか。 なんだかとても惜しい一策でした。

freshpeach

おすすめ!

はた迷惑で破天荒、だけど憎めない人柄の陣内。彼を中心に、嵐は吹き荒れる。友人、後輩、銀行強盗。巻き込まれた人たちの連作短編集。陣内の言葉にニヤリと笑い、心が軽くなり、構成の妙に膝を打つ。そんな作品。

abtm

2025/01/28

独特の感性と行動力を持つ陣内に巻き込まれていく武藤、永瀬、優子。会話が噛み合っているようで噛み合っていないんだけど、いちいちクスリとさせられる。伊坂幸太郎の真骨頂というべき、ちょっとおかしな言い方と、そのすぐ後に表現される情景描写が心地よい。この本は更に予想外の仕掛けがあって面白...

独特の感性と行動力を持つ陣内に巻き込まれていく武藤、永瀬、優子。会話が噛み合っているようで噛み合っていないんだけど、いちいちクスリとさせられる。伊坂幸太郎の真骨頂というべき、ちょっとおかしな言い方と、そのすぐ後に表現される情景描写が心地よい。この本は更に予想外の仕掛けがあって面白かった。奇跡を起こしているようで、全て計算ずくっぽいところが陣内の魅力かも。タイトルの印象とはやや異なる展開で、業者シリーズに匹敵する面白さがあった。大好き度❤️❤️❤️

Posted byブクログ

2025/01/26

短編集だけど、時系列は前後するけれど、共有した登場人物がいるので1冊の長編小説のように繋がりを感じて読める。 陣内みたいな友達がいたら、鬱陶しく思うこともあるだろうけど、退屈する暇もないくらい日常をかき乱してくれそう。1人くらいいるとおもしろいかも。

Posted byブクログ

2025/01/17

10年振りに再読。当時程の感動はなかった。初期作品なのでかなり荒削りな部分も散見された。でも伊坂幸太郎ならではの爽やかさを感じる面白い作品だった。

Posted byブクログ

2024/12/28

独自の正義感と発想を持つ男、陣内! 彼のおかしな言動と屁理屈に思わず笑ってしまう。 そんな彼ですが、 時おりみせる芯をつくような言動、、 ギャップ萌え不可避です!

Posted byブクログ

2024/12/21

これは傑作だった。その前に読んだ「重力ピエロ」は長過ぎる伏線の上で気障なセリフ回しが延々と続き、いささかうんざりしてしまった。当作においてはそのような印象は全くなく、ストーリーの長さは自分の好みにぴったりだったし、5つの短編はきれいに繋がっているし、その中で陣内のキャラクターは首...

これは傑作だった。その前に読んだ「重力ピエロ」は長過ぎる伏線の上で気障なセリフ回しが延々と続き、いささかうんざりしてしまった。当作においてはそのような印象は全くなく、ストーリーの長さは自分の好みにぴったりだったし、5つの短編はきれいに繋がっているし、その中で陣内のキャラクターは首尾一貫して痛快だった。もちろん気障だなどとは微塵も感じなかった。とにかくバランス感覚に優れており、これまで自分が読んだ伊坂作品の中で「死神の精度」に次ぐ作品だと思う。

Posted byブクログ

2024/12/20

連作短編集。まさに、短編集のふりをした長編小説。過去、現在を行き来して、ちょっと変わった陣内君、友達の鴨居君、盲目の永瀬君が、自由奔放に動き回る。 いろいろと悩みつつ、成長していく様が、なんかいい感じ。

Posted byブクログ

2024/12/13

伊坂幸太郎さんなん作品目だろ。 相変わらずアップテンポでキャラがイキイキしていて読みやすい。 今回は5つの短編集?でも話が繋がってるから長編小説でいいのかな? 主な登場人物は5人と1匹。 破天荒で周りを巻き込むトラブルメーカーの陣内。 その陣内の友だち(?)の鴨居。 その2人...

伊坂幸太郎さんなん作品目だろ。 相変わらずアップテンポでキャラがイキイキしていて読みやすい。 今回は5つの短編集?でも話が繋がってるから長編小説でいいのかな? 主な登場人物は5人と1匹。 破天荒で周りを巻き込むトラブルメーカーの陣内。 その陣内の友だち(?)の鴨居。 その2人と一緒に銀行強盗事件かに巻き込まれた全盲の永瀬と愛犬のベス。と彼女の優子。 あとは陣内の仕事の後輩の武藤。 始まりは銀行強盗に巻き込まれた話から… ちょっと現実離れしてるかなぁ…って感じだったけど、陣内の性格がよくわかる話。 そのあとは陣内が社会人になったときの話(たぶん現在)だったり、また過去に戻ったり。 わたしのお気に入りは「チルドレンⅡ」 伊坂ワールド前回の伏線回収と爽快な感動。 続編も今度借りてこよう。

Posted byブクログ

2024/12/28

殺人事件は起こらないけど、日常にはあまりない不思議な出来事におーそうくるかーと思う話がいくつかあった。陣内のストレートな大胆さもよかったけど周りの人たちのキャラクターも好きでした。人間味があるほのぼの系ミステリー。サブマリンも読みたくなりました。

Posted byブクログ