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チルドレン の商品レビュー

4.1

1548件のお客様レビュー

  1. 5つ

    473

  2. 4つ

    649

  3. 3つ

    287

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    4

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2009/10/04

短編と見せかけて、長編。大人と見せかけて、子供。嘘と見せかけて、真実。 伊坂節炸裂!爽やかにぶん殴る短編、じゃなかった長編。

Posted byブクログ

2012/09/26

この本は前から存在は知っていたけど、タイトルからして「チルドレン…。子どもの話か。感動物だったら嫌だな」な〜んて勝手に思っていて敬遠していたのだけど、文庫化をきっかけに読んでみました。 おもしろい…!陣内、いいな〜。おもしろすぎ。 この人の言う、いいセリフがたくさん出てくる。 た...

この本は前から存在は知っていたけど、タイトルからして「チルドレン…。子どもの話か。感動物だったら嫌だな」な〜んて勝手に思っていて敬遠していたのだけど、文庫化をきっかけに読んでみました。 おもしろい…!陣内、いいな〜。おもしろすぎ。 この人の言う、いいセリフがたくさん出てくる。 たちまちファンになりました。 彼がレンタルビデオ屋の子にふられたときの復讐の地味さがステキ(笑) めでたく、我が家の殿堂入り本です。

Posted byブクログ

2009/10/04

『アヒルと鴨のコインロッカー』も面白かったけれど、本作も面白かったですね。滅茶苦茶な言動の陣内を中心(?)に展開するドタバタ連作短編。とても簡単なミステリ仕立てになっていて、読者を引き込んでくれます。ユーモラスなストーリーの中に捨てて置けない気の利いた台詞が紛れ込んでいる、読んだ...

『アヒルと鴨のコインロッカー』も面白かったけれど、本作も面白かったですね。滅茶苦茶な言動の陣内を中心(?)に展開するドタバタ連作短編。とても簡単なミステリ仕立てになっていて、読者を引き込んでくれます。ユーモラスなストーリーの中に捨てて置けない気の利いた台詞が紛れ込んでいる、読んだ人が元気になる作品でした。他の作品も読みたいな…。

Posted byブクログ

2009/10/04

最初に色々ヒントを散らばせた風呂敷を広げ、それがラストでキレイに畳まれた、読了後の気持ちよさと言ったらないです。スカッとした気分になりたい時に読むべし!陣内がクセのあるやつなんだけど、魅力的な人間なんですよ。トイレの中の名言集に笑った!短編集なのですが、作者のコメントどおり、長い...

最初に色々ヒントを散らばせた風呂敷を広げ、それがラストでキレイに畳まれた、読了後の気持ちよさと言ったらないです。スカッとした気分になりたい時に読むべし!陣内がクセのあるやつなんだけど、魅力的な人間なんですよ。トイレの中の名言集に笑った!短編集なのですが、作者のコメントどおり、長い一つの物語として読めます。ということで、久しぶりに心にヒットした良作でした。

Posted byブクログ

2009/10/04

短編だが、全てがつながっている長編のような作品。でも時間や舞台、語り手が変わるので、飽きずに読める。 陣内が『陽気なギャング〜』の響野に似ている感じ。周囲のキャラが振り回されるのに、それでいて嫌いになることが出来ない愛すべきキャラクター。

Posted byブクログ

2009/10/04

滅茶苦茶だけど、それが最後にはしっかり繋がって素敵な気持になれる。「俺達は奇跡を起こすんだ」の台詞がものすごく気に入ってます。

Posted byブクログ

2009/10/04

「大人が格好良ければ、子供はぐれねえんだよ」この一言にシビれました。 陣内のムチャクチャぶりがスキです。 そんなムチャクチャさがムチャクチャに色々と解決していきます。 これも一つのカッコいい大人の形です。

Posted byブクログ

2010/03/05

「2005年本屋大賞」第5位 だそうです。 帯の本人のコメントいわく「短編集のふりをした長編小説」だそうです(笑) 5つの短編がのっています。 「チルドレン」というタイトルから、こどもたちの話なのかな? と思ったのですが、 内容は、家庭裁判所につとめる 破天荒な陣内クンと その...

「2005年本屋大賞」第5位 だそうです。 帯の本人のコメントいわく「短編集のふりをした長編小説」だそうです(笑) 5つの短編がのっています。 「チルドレン」というタイトルから、こどもたちの話なのかな? と思ったのですが、 内容は、家庭裁判所につとめる 破天荒な陣内クンと その周りの人たちの話です。 「チルドレン」はその短編の中のひとつのタイトルで、 「チルドレン」「チルドレン?」とあります。 家庭裁判所につとめた「陣内」は物語のキーマンなんだけれど、 主人公は、「武藤」 くんと その担当した少年の話 になっています。 相手がとても固い殻の中に閉じこもっていても どこかで触れ合えることもある。 なんか あきらめないで 人をしんじていこうって思えるような そんなカンジ?(笑) それぞれの短編の時代が違っていて、それぞれ語りの主人公が違うんだけれども 全部読むと 内容がつながってきて、 最後には 破天荒な自分中心の「陣内」がすごく「いいヤツ」に思えてくるから不思議です。 とはいえ、実際にそばにいたらこれほどメイワクな人はいないと思うけど(笑) 前提の雰囲気的には 奥田英朗さんの 「イン・ザ・プール」 の雰囲気に 似てるように思うので、あの世界が好きな人は 多分 この本も好きだと思います。 読後感がすごくさわやかです。 すっかり ファンになってしまいました!! オススメです!!

Posted byブクログ