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チルドレン の商品レビュー

4.1

1537件のお客様レビュー

  1. 5つ

    470

  2. 4つ

    644

  3. 3つ

    284

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    4

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2024/09/01

陣内は自分の発言に責任をもたず、その時々で考えも変わり、第三者からみたら適当な奴やなと思われているだろうが、彼は弱点を補ってもありあまる能力おもに、感覚が犬に近いゆえあらゆる事象に対する嗅覚が素晴らしく芯を得た行動や発言をします。皆さん陣内をよろしくお願いします。笑

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2024/08/30

久しぶりの読書。登場人物のキャラクターが良く、さくさく読み進めた。とてもおもしろかった。また読書を再開しようというきっかけになった。

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2024/08/19

陣内という適当で感情的でありながら要所で刺さるセリフをいうギャップのあるキャラクターが主体に進められていく物語。語り部はその物語によって異なり、時系列もバラバラだがすごく陣内というキャラクターが魅力的に描かれていて、陣内のセリフひとつひとつを期待してページをめくっていました。人が...

陣内という適当で感情的でありながら要所で刺さるセリフをいうギャップのあるキャラクターが主体に進められていく物語。語り部はその物語によって異なり、時系列もバラバラだがすごく陣内というキャラクターが魅力的に描かれていて、陣内のセリフひとつひとつを期待してページをめくっていました。人が心の底で感じていることを代弁してくれているようで気持ちよさとあります。 そうはならんやろという展開もありますが、チルドレン2は終わり方も綺麗でこのシリーズを見続けたいという気持ちにさせてくれました。 幸い続編があるみたいなので陣内の活躍をこの目で収めたいと思います。

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2024/08/16

伊坂さんの作品を読むといつも登場人物に恋することになる。ぶっんとんでる人も冷静な人も明るい人も全員好きになっちゃう魅力があるんだよねー。もちろん盲導犬のベスにも。ずっとみんなの会話を読んでいたい。

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2024/08/12

短編集だけど短編じゃない小説。すごく読みやすくてコミカルでちょっとずつ読むのにちょうどいい作品でした!

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2024/07/27

多少、ご都合主義な部分があるというか、そんなことにはならないだろうという部分があるものの、全体としては読みやすく楽しい作品になっている。

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2024/07/26

伊坂幸太郎というだけでどんなカラクリだろうという視点で読んでしまった。 伊坂幸太郎の本であることは一旦忘れて「ちょっと繋がりのある読みやすい短編小説」と思って読むのがちょうど良さそう。 >>以下、少しネタバレ。 見知らぬおばさんから五〇〇〇円札を握らされた永瀬(...

伊坂幸太郎というだけでどんなカラクリだろうという視点で読んでしまった。 伊坂幸太郎の本であることは一旦忘れて「ちょっと繋がりのある読みやすい短編小説」と思って読むのがちょうど良さそう。 >>以下、少しネタバレ。 見知らぬおばさんから五〇〇〇円札を握らされた永瀬(全盲)に、「ふざけんなよ」と声をあげる陣内のエピソード。永瀬ならずとも、当然、怒りは盲目の青年に安易な同情を寄せるおばさんに向けられていると思いますよね。ところが、違うんだなー、この男の場合。「何で、おまえがもらえて、俺がもらえないんだよ」と拗(す)ねるんです。で、「僕が盲導犬を連れてるから、じゃないかな」と答える永瀬に「関係ないっつうの。ずるいじゃないか」と喚(わめ)くや、「そのおばさんどこに行ったんだ?」と必死に探し、見つからないと「いいなあ。おまえはラッキーだったな」と恨めしそうに呟(つぶや)くようなヤツなんですよー。そんな可愛い陣内を好きにならない人がおりましょうか、、、。笑

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2024/07/25

短編集のふりをした長編小説と称しているだけあって、各章読むたびに、「そこで終わっちゃうんだ…」という余韻が残りつつ、最終的に時系列順に読み返したくなる作品。 盲目の青年との向き合い方、家庭裁判所調査官として未成年との面談、親権をどうするかの協議等、題材はお堅いのに、キーパーソンの...

短編集のふりをした長編小説と称しているだけあって、各章読むたびに、「そこで終わっちゃうんだ…」という余韻が残りつつ、最終的に時系列順に読み返したくなる作品。 盲目の青年との向き合い方、家庭裁判所調査官として未成年との面談、親権をどうするかの協議等、題材はお堅いのに、キーパーソンの陣内さんがぶっ飛んでて、振り回されました! 続編のサブマリンも気になります((o(´∀`)o))ワクワク 2024.7

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2024/07/20

学生時代の陣内のまわりで起こる出来事と、家裁調査官となった陣内が出会う子どもたちとの出来事。 陣内の適当としか思えない言動。 そこから奇跡的なことが… 家裁調査官として優秀なのか、陣内⁇ でもそんな陣内に救われるこどもたちがいる。 熊の着ぐるみを着て、父親を殴ったのか… ...

学生時代の陣内のまわりで起こる出来事と、家裁調査官となった陣内が出会う子どもたちとの出来事。 陣内の適当としか思えない言動。 そこから奇跡的なことが… 家裁調査官として優秀なのか、陣内⁇ でもそんな陣内に救われるこどもたちがいる。 熊の着ぐるみを着て、父親を殴ったのか… 陣内に振り回される友人・鴨居。 盲目の青年・永瀬。 永瀬の彼女・優子。 家裁調査官の後輩・武藤。 なんだかんだで陣内に振り回される友人・後輩。 でもなんだか憎めない陣内。 伊坂幸太郎ワールド全開。

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2024/07/09

本書は、いくつかの短編物語が集まった小説であり、短編物語には繋がりがある、と言うジャンルだ。私が現代小説で好きなのはこのタイプの構成である。 本書のジャンルは探偵・ミステリーかなと思っている。殺人のような重犯罪は起こらないものの、もっと現実的で生々しい犯罪が起こる。それに対して...

本書は、いくつかの短編物語が集まった小説であり、短編物語には繋がりがある、と言うジャンルだ。私が現代小説で好きなのはこのタイプの構成である。 本書のジャンルは探偵・ミステリーかなと思っている。殺人のような重犯罪は起こらないものの、もっと現実的で生々しい犯罪が起こる。それに対して、盲目の永瀬、あるいは新人家庭調査官である武藤らが解決していく。 盲目の永瀬は、アガサ・クリスティの「ミス・マープル」のような、安楽椅子探偵だなぁと思った。

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