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四季 秋 の商品レビュー

4.2

169件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2014/04/28

四季シリーズ第3弾、秋。 夏に引き続き再読。 夏から季節がめぐり、S&Mの最終巻『有限と微小のパン』の後、萌絵と犀川が真賀田四季を思い出すシーンから語られます。 S&M、そしてVシリーズを追いかけてきた人たちに送られた、森先生からのプレゼントのような内容でした。...

四季シリーズ第3弾、秋。 夏に引き続き再読。 夏から季節がめぐり、S&Mの最終巻『有限と微小のパン』の後、萌絵と犀川が真賀田四季を思い出すシーンから語られます。 S&M、そしてVシリーズを追いかけてきた人たちに送られた、森先生からのプレゼントのような内容でした。 逆に言えば、四季シリーズだけを読んできた、もしくはS&Mだけを読んで四季を読み始めた、みたいな人には意味がわからないかと。ぜひ全てを読み終えてからこの感動を味わってほしいです。

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2014/04/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うわあ…と一言漏らしてしまった。 予想を遥かに超えた、森博嗣の時空を凌駕する世界観に、もはや漏らす言葉も残っていない。 こんなふうに…すべてが繋がっていたなんて。 森博嗣は間違いなく天才だと思う。こんなふうに人を評価したのは初めてだ。 天才にしか天才は描けない。当然のことなのかもしれない。 何もかもが終わった…と感じている自分だったが、ちょっと待てよ? まだ「冬」が残っている。ここまで来て、この先にどんな仕掛けが用意されているというのか。 早く読みたい。読まなくてはならない。読まずにはいられない。もはや宿命かも。 これだけ多くの作品にまたがって…あちこちに仕掛けられた数々のキーワード。戻って確かめなくてはならないのが悔しいなあ…。

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2014/01/13

Vシリーズ、S&Mシリーズを読まずに読んでしまったせいだと思いますが、正直よく分かりませんでした… VシリーズとS&Mシリーズを読み終えたらもう一度読み返したいと思います

Posted byブクログ

2013/11/05

四季シリーズ3作目、時間的にはS&Mシリーズ最終巻の更に後のお話です。 Vシリーズ前にこのシリーズを読んだことを深く後悔する作品でした、Vシリーズの人間関係を知ってしまった、Sシリーズとの関連も一部知ってしまった。 泣く泣く「冬」まで読んで、一気にVシリーズにいきます、そして必...

四季シリーズ3作目、時間的にはS&Mシリーズ最終巻の更に後のお話です。 Vシリーズ前にこのシリーズを読んだことを深く後悔する作品でした、Vシリーズの人間関係を知ってしまった、Sシリーズとの関連も一部知ってしまった。 泣く泣く「冬」まで読んで、一気にVシリーズにいきます、そして必ず本シリーズに戻ってきます。 私も驚愕したい。 >私も若い頃に、ずいぶん、それで苦しみました。 >あの人が、扇風機みたいに首を振って、私の方だけを向いてくれない。 >でも、彼を扇風機にしたのは誰か…… >紅子は首を傾げる。 >結局は、私の問題なの。私の認識だったのね 太陽か扇風機か、のくだりの引用です。 最後の一節がとても面白い、個の認識に帰着させる辺りが森さんらしい。 それを受け入れた(と思う)萌絵ちゃんに「成熟」を感じました。 そういう意味ではS&Mシリーズ直後に読んで正解でした、Vシリーズ後に読み返します。

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2013/09/22

おおお、こうきたか!という感じです。 四季の幼少(春)、少女(夏)ときたので、大人版かな?と思いきや、2組のカップル(S&Mと、保呂草さん各務さん)目線とは・・・ 萌ちゃん可愛いですね。 なんだか、身近にいそう。 S&Mシリーズでは天才というイメージ...

おおお、こうきたか!という感じです。 四季の幼少(春)、少女(夏)ときたので、大人版かな?と思いきや、2組のカップル(S&Mと、保呂草さん各務さん)目線とは・・・ 萌ちゃん可愛いですね。 なんだか、身近にいそう。 S&Mシリーズでは天才というイメージでしたが、(天才って言うより並外れて計算が速い?)四季ではもう四季の天才っぷりが段違いなもんだから・・・ うん、主要メンバー皆頭良すぎなんだけど、皆がみんな頭良いもんだからもうそれが普通になっちゃってて、萌ちゃんも普通の女の子って感じ。 ようやく、先生とうまく行くのね!と微笑ましく。 逆にアダルトカップル(カップルのもう少し使いやすい言い方はないもんだろうか。「アベック」じゃ更に逆戻りだし、「恋人」じゃあ仰々しいし。私に語彙を!!)はどきどきです。 うおお、面の皮何枚あるんだ!?という・・・ 実はS&MシリーズもVシリーズも途中までしか読んでないので所々点が足りないんですが・・・もう想像で補って・・・・・・無理があるか。 若干、後悔してます。 全部読んでから読めば良かった、と。 残るは『冬』かー。 最終的にどこにたどり着くのか私にはさっぱりです。 だから面白いんだけどね、ミステリ。

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2013/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 今までの話は、四季が周りから受けた影響についてだった。しかし、この話は四季が周りに与えた影響についてだった。四季以外の視点で、四季以外の人の話だったためそう思えた。  この話では、四季は実際には登場しなかったが、登場したキャラクターの心には存在していた。そのため、四季の外側にあった世界が、四季の内側になっていく感じがした。

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2013/08/19

春、夏、そして一気に秋。 キャストが豪華すぎじゃないですか! 犀川先生と萌絵のやりとりがまた読めて嬉しい。そして、最後の紅子さん…。素敵ですね。 扇風機か太陽か。わかるような気がします。難しいけれど。 保呂草と各務。保呂草、前のイメージとちょっと違う。。歳取ったんですね、きっ...

春、夏、そして一気に秋。 キャストが豪華すぎじゃないですか! 犀川先生と萌絵のやりとりがまた読めて嬉しい。そして、最後の紅子さん…。素敵ですね。 扇風機か太陽か。わかるような気がします。難しいけれど。 保呂草と各務。保呂草、前のイメージとちょっと違う。。歳取ったんですね、きっと。

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2013/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

四季、春、夏と読み秋へ。 まさに[転]である。時は流れ、真賀田四季のストーリーから、S&Mの二人が話を進める。そして、ついにVシリーズと話はクロスする。 全てが驚きの展開。四季は、劇中ほとんど現れないが、もちろんストーリーのキーとして話は進む。萌絵の葛藤、犀川の思考、そこに保呂草&各務コンビが絡み、最後には瀬在丸紅子が。 森博嗣ファンとしては、極上のたまらない作品であると断言できる。

Posted byブクログ

2013/06/21

四季がほとんど出てこないのにも関わらず、四季の存在感を多分に感じるS&MシリーズとVシリーズの交錯点。Vシリーズを読んだらまた戻ってこよう。

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2013/05/21

四季博士のことを知りたくなりすぎて、すっ飛ばしてこのシリーズ読み始めたけど、順を追って読んだ方がよかったかしら??(笑)広がる世界に想像が追いつかない。

Posted byブクログ