おれにはアメリカの歌声が聴こえる の商品レビュー
自由の中にある規則性がある程度わかりやすく,情景が見えやすい。アメリカは何をもって独立したのか,本書の自由なスタイルから読み取れる気もする。 抄訳+原文という形式は,ホイットマンに入門するにはちょうど良いだろう。
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なんとなく、なんとなくだけどニーチェのツァラトゥストラを思い出した。翻訳のべらぼう口調からくるものはかなりあると思うけど、精神よりも肉体を、歴史よりも現在を、伝統よりも命を重んじる思想はニーチェと通じるでしょう。ホイットマンの詩作のうちで取り上げられているものはかなり限られており...
なんとなく、なんとなくだけどニーチェのツァラトゥストラを思い出した。翻訳のべらぼう口調からくるものはかなりあると思うけど、精神よりも肉体を、歴史よりも現在を、伝統よりも命を重んじる思想はニーチェと通じるでしょう。ホイットマンの詩作のうちで取り上げられているものはかなり限られており、さらに全体のうちの半分は英語原詩。文学は学問よりも芸術、その中で小説には幅があるけども、詩と比べると理性的だろう。詩は情感的なだけに、意味と響きのバランスが重要だろう。そういうことを考えると、翻訳はナンセンスな気がする。事実読みながら理性がぐるぐる巡った。違うよな、と思いながらも、原詩をそのまま味わえないアイロニー。 17.5.15
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ホイットマンの詩をずっと読みたいと思っていて、テストがとりあえず今週は終わったということでカフェで読んだ。ホイットマンと自分の考えが似ているところがすごくあって、とても嬉しかった。自由な気風、「さぁ!」とか「だ!」という独特なリズムにとても親しみを感じる。今度は是非、酒本雅之氏の...
ホイットマンの詩をずっと読みたいと思っていて、テストがとりあえず今週は終わったということでカフェで読んだ。ホイットマンと自分の考えが似ているところがすごくあって、とても嬉しかった。自由な気風、「さぁ!」とか「だ!」という独特なリズムにとても親しみを感じる。今度は是非、酒本雅之氏の草の葉を読みたい 2016.1.22
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なぜ彼は詩のみならず文学の、文化の、そしてアメリカの「父」と呼ばれるのか。 答えは彼自身が教えてくれる。その奔放な「言葉」によって。 “Divine am I inside and out, and I make holy whatever I touch or am to...
なぜ彼は詩のみならず文学の、文化の、そしてアメリカの「父」と呼ばれるのか。 答えは彼自身が教えてくれる。その奔放な「言葉」によって。 “Divine am I inside and out, and I make holy whatever I touch or am touch’d from,” “This head more than churches, bibkes, and all the creeds…”
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【本の内容】 [ 目次 ] 自己なるものをおれは歌う おれにはアメリカの歌声が聴こえる おれ自身の歌(抄) おれは電熱の肉体を歌う(抄) おれはルイジアナで一本の樫の木が生えているのを見た オープンロードの歌(抄) 揺れやまぬゆりかごから 鷹の睦みあい 農家の図 ランナー 浅瀬をわたる騎兵隊 灰色にかすむ払暁の野営の光景 リラの花が先ごろ戸口に咲いて(抄) おお船長!わが船長! ふらりと出歩く子がいた 結局、わたしは インドへの道(抄) 音も立てずじっとしている一匹の蜘蛛 さらば、わがうちなる空想の人よ! Leaves of Grass(英文原典) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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草の葉は壮大なものなので、抄訳ですが、 それでもその世界観を存分に味わえるはずです。 100年以上前、 いまよりも自由ではなかった時代に このような力強い詩を書いている人がいた、 ということに驚かされました。 おれには~という言葉でつづられる あつい言葉たち。 それは、今読んでも衰えるものではないです。 少しわいせつな表現(同性愛賛同)がありますが 今ではそれもあまり感じないです。 本当に美しい詩でした。
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生に対して肯定的で大声で読みたくなるような詩集。 自己主張が強すぎるし楽観的すぎるかもしれないけれど好きだ。 特に好きなのは、恋人を植物にたとえて思い出すところ。 すがすがしくて色っぽい。
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去年英語文学の授業で取り上げられていたのを思い出し、挑戦。 タイトル通りマッチョな言葉の連続かと思いきや、時折とても繊細な詩にめぐり合う。 おそらく、作者は本当は心優しきガキ大将、ジャイアンのような人柄だったのだろう。
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