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わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい の商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

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2009/10/24

新しい仕事を切り開いて、どんどん成功していく話が痛快で、仕事の行き帰りに電車の中で読むと、なんだかすかっとした。 ちょうど仕事がつらい時期だったので、仕事に対するモチベーションをなんとか維持させてくれた、という意味でも大変おもしろかった。

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2009/10/07

時代の寵児とはまさにこの人のためにあるような言葉だと思う。 鴨居さんのバイタリティーは本当にすごい。 新聞記者から下着デザイナーに転身したのは1955年のこと。 モノのない時代に自分の信じたモノを世に送り出した。 発想、デザイン、売り方に至るまで、まるで現代にも通じることばかり。...

時代の寵児とはまさにこの人のためにあるような言葉だと思う。 鴨居さんのバイタリティーは本当にすごい。 新聞記者から下着デザイナーに転身したのは1955年のこと。 モノのない時代に自分の信じたモノを世に送り出した。 発想、デザイン、売り方に至るまで、まるで現代にも通じることばかり。 本当に50年前の話?と疑いたくなる。この本にもっと早く出会いたかった。

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2009/10/07

新聞記者から下着メーカー「チュニック」のオーナーに転身した鴨居さんの起業自伝。 画家や人形作家としても愛された人の生き様に胸が詰まります。 どうしても途中から読めなくなってしまった珍しい1冊。 あまりの闘いぶりに息苦しくなるのです。

Posted byブクログ

2011/08/30

カラフルで不埒な下着を日本で初めて作った女性の一代記。 一代記とはいっても、説教臭さや自慢話とはかけ離れたもので、夢を夢だけに終わらせない彼女の熱情が瑞々しい文章で綴られているので読みごたえがある。 そこには自信溢れる豪傑さもありながら、女性らしい実利主義や繊細さも...

カラフルで不埒な下着を日本で初めて作った女性の一代記。 一代記とはいっても、説教臭さや自慢話とはかけ離れたもので、夢を夢だけに終わらせない彼女の熱情が瑞々しい文章で綴られているので読みごたえがある。 そこには自信溢れる豪傑さもありながら、女性らしい実利主義や繊細さも同居している。 自分の脆さやマンネリも丸抱えにして前へ進む姿は爽快で、孤独だけどとてもかっこいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

やっぱり戦中を生きてきた人って、すごいなぁと思う。 一つのことを作り上げる、バイタリティと行動力。エネルギー 自分の考えをもち、はっきり主張できる人というのは美しい。

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2011/07/17

気になる画家のひとりに『鴨居玲』さんがある。写真撮影・富山栄美子さんで『鴨居玲』さんの1966年から亡くなる1985年までの記録の写真集を持っている。その事から、たしか鴨居さんの御姉さんの、この本に、たどりつき、今、読み出したところである。解説に美術評論家の瀬木慎一さんが書いてお...

気になる画家のひとりに『鴨居玲』さんがある。写真撮影・富山栄美子さんで『鴨居玲』さんの1966年から亡くなる1985年までの記録の写真集を持っている。その事から、たしか鴨居さんの御姉さんの、この本に、たどりつき、今、読み出したところである。解説に美術評論家の瀬木慎一さんが書いておられる。戦後の女性用の下着のデザイナー。絵本も出されてみえるらしい。今度は、そちらを探してみようと思う。旺文社文庫の表紙のカバーは『鴨居羊子』さん自身の画で、なんとなくいい味わいがある。

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2009/11/11

女の子、女性にとって下着はどれほど重要なものか! 戦後の日本で、下着には機能だけでなく美しさも必要だと考えていた筆者の自伝。

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2009/10/04

鴨居羊子さんの勇敢さと純粋さが伝わってきました。 内容も刺激的だけど、鴨居さんの文章と人柄に魅せられた感じです。

Posted byブクログ

2011/09/03

細切れで読んでいてやっと読み終わった。新聞記者時代から下着で成功?するまでのことが書いてある。押し出しが強そうな感じに見えて、まったくそうではない、筆者の弱さやいい意味で少女趣味的な感性が作品や文章に表れているなあと感じた。言葉をよく選んで書いてあると思う。

Posted byブクログ