ステーションの奥の奥 の商品レビュー
いわゆる密室殺人事件かと思いきや、そう来たか……。 コレはなんていうか、ファンタジーっていうのかしらねえ。 私の好みでは、ミステリー路線の方がよかったかなあ。 東京駅の探検、してみたくなりました。
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ミステリーランドのシリーズは好き。児童書ではあるけれど、大人向けの物よりドキドキ、ワクワクできたりする。 密室トリックとかどうなるんだろう?と思っていたら、途中から「ダレン・シャン」を思い出すような内容に。その事で謎が解けて全てがつながっていくとこは一気に読んだ。次は児童書じゃ...
ミステリーランドのシリーズは好き。児童書ではあるけれど、大人向けの物よりドキドキ、ワクワクできたりする。 密室トリックとかどうなるんだろう?と思っていたら、途中から「ダレン・シャン」を思い出すような内容に。その事で謎が解けて全てがつながっていくとこは一気に読んだ。次は児童書じゃない作品も読んでみたくなった。
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鉄道が好きなので読む。東京駅を舞台にしたミステリー。中盤からは吸血鬼物に。きっと、この作品は子ども探偵の雰囲気を楽しむ作品なんだろう。ジュブナイルらしい。
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夏休みの自由研究として、東京駅を調べる陽太は、 かなりのミステリFANなので、東京駅の裏に隠されたものに興味を 持ってしまいます。ミステリに関してはすごくやんちゃで見ていて 可愛らしいところもあります。指摘も結構鋭いですし、 子ども版探偵といった役割を担っていました。 私は「東...
夏休みの自由研究として、東京駅を調べる陽太は、 かなりのミステリFANなので、東京駅の裏に隠されたものに興味を 持ってしまいます。ミステリに関してはすごくやんちゃで見ていて 可愛らしいところもあります。指摘も結構鋭いですし、 子ども版探偵といった役割を担っていました。 私は「東京駅」には数えるほどしか行ったことがないので、 あまり建物をイメージすることができなかったのですが、 それでも十分に雰囲気を楽しめるし、「東京駅」の歴史のような ものを知ることができました。 欧米のターミナル駅は、線路と駅が垂直になるらしいのですが、 東京駅は、線路と駅が平行で通過駅としての役割になっているとか。 そして、この東京駅の秘密通路には霊安室があって、 轢死体(駅の関係者は「マグロ」と呼びます)が安置されるそうです。 田舎なので、駅を利用することは皆無な私(マイカー命)ですが、 読んでいて勉強になりました。 今度行くことがあったら、うろうろしてみたいですね。 前半の陽太の作文と、後半にちょこっと説明が出てくる吸血鬼。 「ダレン・シャン」のように、人を襲わない吸血鬼と、 人を襲う吸血鬼の存在が出てきたり、 吸血鬼に噛まれるとなぜ吸血鬼になるのかetc. まさに「吸血鬼百科」を読んでいるような気分になれます♪ 吸血鬼モノが好きな私にはたまらない説ばかりでした!
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とにかく何が起こるかわからない! ページをめくるたびにドキドキわくわくしていました。 「現実味のある話なのか?」と思ったら実は全然違ったり。ものの見方を考えさせられる一冊です。
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東京駅にで起きた不可解な事件とは?! ごく普通の小学生陽太には変わったおじさんがいる。そのおじさんと夏休みの 自由研究のために東京駅の探検に向かうが、謎の殺人事件に出くわしてしまい?!
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本格ミステリの密室モノだと思っていたら・・・ああこう来たか! 確かに伏線は張られていたし、どこにも本格ミステリとは謳われていないから、アンフェアではないけれど。 でもたしかに子供のころ好んでいたのはこういう物語だったかもしれない。 いつか自分の子供がこの物語を読んで、吸血鬼...
本格ミステリの密室モノだと思っていたら・・・ああこう来たか! 確かに伏線は張られていたし、どこにも本格ミステリとは謳われていないから、アンフェアではないけれど。 でもたしかに子供のころ好んでいたのはこういう物語だったかもしれない。 いつか自分の子供がこの物語を読んで、吸血鬼に興味を持って、読書の幅を広げていったら素敵だと思う。
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ミステリランドのシリーズはとても好きですが、これまた素晴らしい作品でした。どきどき感がすごくいい。少年探偵の現実にはたくさんの制約があるという現実的な部分と、吸血鬼という非現実的な部分が見事にマッチ。女の子まで一緒に活躍してしまうところも良い。ラストまで素晴らしかった。これを読む...
ミステリランドのシリーズはとても好きですが、これまた素晴らしい作品でした。どきどき感がすごくいい。少年探偵の現実にはたくさんの制約があるという現実的な部分と、吸血鬼という非現実的な部分が見事にマッチ。女の子まで一緒に活躍してしまうところも良い。ラストまで素晴らしかった。これを読むと東京駅を探検したくなりますね!
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ミステリーランドの最新作。 「うわっ!あの山口雅也が本格ミステリを!」驚きつつ読んだら!やっぱり一筋縄ではいかないお話だった。 本格ミステリというよりはホラー寄りですが、そうすることによって、あちこちに散りばめられた伏線がパタパタと綺麗に回収される様子はお見事。 大きくなったら...
ミステリーランドの最新作。 「うわっ!あの山口雅也が本格ミステリを!」驚きつつ読んだら!やっぱり一筋縄ではいかないお話だった。 本格ミステリというよりはホラー寄りですが、そうすることによって、あちこちに散りばめられた伏線がパタパタと綺麗に回収される様子はお見事。 大きくなったら「吸血鬼になりたい」主人公陽太と、陽太の叔父である夜之介の関係がいいんですよね。私の幼少期に、こんな風に本の面白さを教え導いてくれる存在がいたらどんなに良かったのに!と強く思ったことか。(本を読まない姪っ子のために、あれこれ本をススメて夜之介叔父的役割を果たしつつありますが) 初恋の甘酸っぱい思いあり、ハラハラドキドキ手に汗握る夜の冒険あり、と子供が読んでも大人が読んでも楽しめる1冊かも(山口雅也ファンとしては観音市が登場するだけで、もう大喜びさ)。 (2007.1.5読了)
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講談社ミステリーランドシリーズの中では最も分厚い本となった1冊。新しい本なのにどこか昔懐かしい感じのする、ワクワクドキドキな正真正銘の児童文学である。登場する人物の誰もが魅力的で、舞台立ても最高、そんな中で小学生たちの冒険がいっぱい、読んでいて楽しくて堪らなかった。近年本屋の棚に...
講談社ミステリーランドシリーズの中では最も分厚い本となった1冊。新しい本なのにどこか昔懐かしい感じのする、ワクワクドキドキな正真正銘の児童文学である。登場する人物の誰もが魅力的で、舞台立ても最高、そんな中で小学生たちの冒険がいっぱい、読んでいて楽しくて堪らなかった。近年本屋の棚に蔓延している、過剰にクラシカルでアンニュイな上に勿体ぶってカッコ付けた吸血鬼潭などもう黴臭いったらありゃしない、足下にもおよばぬ面白さ。今に生きる、ってこういうことなんだなという想像の翼の大きな広がりようを堪能できる。「夢」があるって素晴らしい。
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