第三の新人 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
庄野潤三の回をいちばん落ち着いて読んだ。 知らない作家であればあるほど、面白い。特に阿川弘之と遠藤周作についてはまるで知らない状態で読んだから、とても興味深かった。特に遠藤周作の章はひとつひとつが短編小説のようなタッチで、読み応えがあった。
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安岡 章太郎,,遠藤 周作,阿川 弘之の三人分を読む.遠藤周作のが圧倒的に面白い.灘中学での落ちこぼれぶりは、電車の中で読んでいて吹き出してしまった.慶応の仏文に入ってからの勉強に目覚めるところも感動的ですらある.シリアスななかにも、どこかふっとしたゆるみのある遠藤周作の作風がこ...
安岡 章太郎,,遠藤 周作,阿川 弘之の三人分を読む.遠藤周作のが圧倒的に面白い.灘中学での落ちこぼれぶりは、電車の中で読んでいて吹き出してしまった.慶応の仏文に入ってからの勉強に目覚めるところも感動的ですらある.シリアスななかにも、どこかふっとしたゆるみのある遠藤周作の作風がこのように醸成されたのかと気づかされた.
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