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ショートカット の商品レビュー

3.6

30件のお客様レビュー

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2014/04/05

日常の描写の切り取り方がうまく、爽やかな気分になる。 全体的なストーリーとして好き好みが分かれそうな分野の小説。

Posted byブクログ

2014/02/25

大阪弁が自然で、登場人物が真っ直ぐで、柴崎氏の目線に気負いがなくて、とにかく大阪を離れて単身赴任の寂しさを癒してくれる作品でした。 大阪で読む以上に効果的だと思う。

Posted byブクログ

2012/11/02

恋愛短編集4編。 連作短編となっているものの、つながりは薄いと感じた。 『ショートカット』 主人公は大阪の女子大生。 合コンで出会った”なかちゃん”という男は、自分はワープが出来るという。 SFか、と思いつつ読み、終盤本当に主人公がワープしてSFかよ、と思ったらSFではなかった...

恋愛短編集4編。 連作短編となっているものの、つながりは薄いと感じた。 『ショートカット』 主人公は大阪の女子大生。 合コンで出会った”なかちゃん”という男は、自分はワープが出来るという。 SFか、と思いつつ読み、終盤本当に主人公がワープしてSFかよ、と思ったらSFではなかった。 ここが感動ポイントらしいけどイマイチ世界に入り込めない私には何が何だかわからず。 愛する気持ちが大切らしい。 中途半端に非現実的な話は好きではない。 『やさしさ』 東京に遠距離恋愛の彼氏がいるけど、同じく遠距離恋愛中の片野くんに好意を持っている主人公が、夜道をふたりで歩いて家に帰る話。 これも願い続ければ叶うがキーになっている。 私はこの話を切ないと感じる神経を持っていなかった。 『パーティー』 一番訳がわからなかった。 ”なかちゃん”に写真を撮らせて欲しいと頼まれた女2人が撮影のあとクルーザーに乗せられ、どこに連れて行かれるのかとびくびくしたが、何も起こらず、ただ遠いところ(明石)に下ろされ困ったから、明石に住んでる友達に連絡して迎えに来てもらい、夜中からクラブに行くという話。 書いてネタバレであると思ったが、ネタもないからいいと思う。 『ポラロイド』 舞台は初めて東京へ移る。 写真を撮って生活している主人公には大阪に思い人がいる。 とりあえず行きたい場所があるなら行け、という、1話に関連してそうな話だった。 物語としては主人公の一日、という程度の起伏ながら描写は一番良かったと思う。 一番私に理解できる話だった。 かなり相性を問われる作品だった。 もしかしたら私の精神状態や読み方が合ってなかったのかもしれないが、 関西人には申し訳ないけど、オール関西弁が疲れたというのもイマイチ気分が乗らなかった理由かも。 強い愛はわかった、でもその強い愛の理由がわからないと私の胸は痛まないの、というのが楽しめなかった一番の理由かもかも。

Posted byブクログ

2012/11/01

日常の一コマだけど、ちょっと不思議な感じ。 絵日記みたいな感じがずるけど、“会いたいけど会えない人がいる”という切なさのベールで覆われて、どこか白くうすぼんやりしている。 そんなイメージの小説だった。

Posted byブクログ

2011/08/16

また読みたくなったので文庫本で購入。「ショートカット」が好き。私もよくワープしてる。想いさえあればどこにだって行ける。サーって流れていく。

Posted byブクログ

2011/07/17

柴崎さんの小説は、派手なことは何も起こらない、淡々とした物語ばかりです。登場人物が関西弁の人が多いのも好きなところです。この物語は、短編集なんだけれども、登場人物同士がちょっとずつ繋がっています

Posted byブクログ

2011/05/21

思いが 膨らんで 何かを超える瞬間 桜を散らす風や、夏のぬるい夜風 そんなものを通すと 全てが透明になって、気持ちがどこまでも走る 会いたい人を思い出す

Posted byブクログ

2011/05/08

東京と大阪、2つの場所の距離感をどう考えるか。何かイベントがないと行き交うことがない距離か。いや、思い立った瞬間行くことができる距離だ。それは海外であっても同じ。 やりたいと思ったら即行動、やんな。 あとちょいちょい出てくるなかちゃんの人柄に惹かれる。

Posted byブクログ

2010/12/19

101219*読了 大阪市に住んでいることと、ほんの少し先の未来の自分と彼の状況が、この小説と重なっていて、わたしはこの本に選ばれたのだと思った。今この時に出合えた奇跡に驚いている。わたしも大阪から東京へ、いつでもワープしようと思う。

Posted byブクログ

2010/12/17

さらさらし過ぎているというか、だらだらしちゃうというか。。 あんまり残らないお話ばかりだったなー。私には向いてないかも、この人の書く小説。くるひとには、クルのかなあ。

Posted byブクログ