ラスト・イニング の商品レビュー
散々迷った末に、結局読んでしまったのだが・・・「バッテリー」は巧と豪の物語としては完結したが、門脇と瑞垣の物語を始めてしまっていたのだと、ようやく気づいた。「バッテリー」文庫版には、横手バッテリーを取り上げた小編が掲載されていて、そこに《あの試合》の成り行きが、示唆されていたので...
散々迷った末に、結局読んでしまったのだが・・・「バッテリー」は巧と豪の物語としては完結したが、門脇と瑞垣の物語を始めてしまっていたのだと、ようやく気づいた。「バッテリー」文庫版には、横手バッテリーを取り上げた小編が掲載されていて、そこに《あの試合》の成り行きが、示唆されていたので、試合結果自体は想像の範囲だったけれども(本作では、あの試合は、瑞垣と門脇にとっての、忘れたくても忘れられない記憶、という形で出てくる)、もっと違うレベルで、確かに、これを読んでスッキリした。
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この球を捕る。それだけを経験していなかったと気がついたのだ。気がつけば、無性に知りたくなったのだ。 「三分じゃ、ちと無理やな。原田、もうちょい付き合うてもらうで」
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「バッテリー」の続編。 隠れファンの多い瑞垣君の視点からあの試合の前後が描かれています。 バッテリー最終巻で明らかにされていない試合の結果がわかります。
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バッテリーの瑞垣を主人公に据えたその後の話。 色々言いたいことはあるけれど、兎に角この本大好きです…
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この本でようやくバッテリーを終えられる。敢えて巧や豪ではなく瑞垣を主人公にしたところが憎い演出。まんまと瑞垣の不完全さにやられました。あの試合がどうなったかはっきり描かれていて私的にはすっきり。
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人気小説「バッテリー」。あの伝説の試合がここに──!! 全国劇場公開される人気小説「バッテリー」。その中でも屈指の人気キャラクター・瑞垣の目を通して語られる、巧、豪、門脇らのその後とは──。ファン待望の小説がついに登場!!
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「おれはな…諦めるために、試合をやってるんと違うぞ」 横手と新田東のあの試合が終わって、野球部のない学校へと進学した瑞垣。もう野球とは関わらない。そう決めたはずなのに、周りの人間は野球の話しかしない。くすぶる瑞垣への唐木の真剣な言葉、門脇の言葉、そして監督の言葉が突き刺さる。バ...
「おれはな…諦めるために、試合をやってるんと違うぞ」 横手と新田東のあの試合が終わって、野球部のない学校へと進学した瑞垣。もう野球とは関わらない。そう決めたはずなのに、周りの人間は野球の話しかしない。くすぶる瑞垣への唐木の真剣な言葉、門脇の言葉、そして監督の言葉が突き刺さる。バッテリーの続編、瑞垣視点で進むその後のストーリー。やっぱり、野球は面白い!
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「バッテリー」シリーズらしいけど全然知らずに読んでいたので、最後の中途半端な終わり方が納得できずにいました。他の作品も読んでみないと評価できませんね。
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大好きなバッテリーの番外?というか、続きと言うか…という本ですね。 瑞垣視点で書いてあるという私にとっては恐ろしく自分の中に入ってくる本でした。 最初の最初、あの試合の結果を知ってしまうことだけが心残りになりますが、あの結果にしかならないだろうという予測もたっていたかなぁ、と思...
大好きなバッテリーの番外?というか、続きと言うか…という本ですね。 瑞垣視点で書いてあるという私にとっては恐ろしく自分の中に入ってくる本でした。 最初の最初、あの試合の結果を知ってしまうことだけが心残りになりますが、あの結果にしかならないだろうという予測もたっていたかなぁ、と思います。
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瑞垣の目線で書かれたお話。個人的にはあの試合の結果が分からないままの方が良かったのではないかなと思いました。瑞垣、門脇、そして豪は巧と同じぐらいの才能を持っていると思う。特に豪は縁の下の力持ちではないけど、巧ひとりではその才能を生かしきれないのではないかな?何か打ち込めることがあ...
瑞垣の目線で書かれたお話。個人的にはあの試合の結果が分からないままの方が良かったのではないかなと思いました。瑞垣、門脇、そして豪は巧と同じぐらいの才能を持っていると思う。特に豪は縁の下の力持ちではないけど、巧ひとりではその才能を生かしきれないのではないかな?何か打ち込めることがあると人間成長できると思うわせてくれる1冊です。野球好きの方、経験者の方はより楽しめるのではないかなと思います。2007/07/03 読了
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