数学ガール の商品レビュー

結城浩【著】

2012/07/16

１巻読了。ミルカさん、テトラちゃんとのやり取りが面白くて、飽きることなく最後まで読めました。後半の数式はだいぶ流し読みだったけど、また改めて読んでみたい。
続けて２巻も読むぞー！

2012/07/11

「数学って何のために勉強するのか。」を求めて読んだ。
数学って言語能力を鍛えるためにはもってこいだと思うんだけどなぁ・・・。

日本の国語の授業って数学的要素が少ないように思うんだ。まぁ、俺が歴代で受けてきた授業を参照するとなんだが。

理路整然とした文章を作る練習をもっともっとすれば、数学も言語力も互いに理解が深まって、平均学力上がるんじゃないかな?

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内容としては高校数学を修めていないと難しいだろうな。大人がもう一度学びたいと思った時の導入用だろう。

主人公が人見知りの孤立者っぽいくせに、他人に対してなれなれしくて違和感を覚えた。イケメンだったら許すけど、そうでなかったら焚書してやろうかｗｗ

なんか大学生の家庭教師と女子高生の設定ぐらいにしてほしかったな。

2012/07/08

高校や予備校で教わるままに解いてきた問題があちこちで登場し、それらが他の問題や数学の歴史と有機的につながって、「ああ、そういう関係だったのか！」と驚きっぱなしでした。「ストーリー展開」と「数学的テーマの提示」、「登場人物の性格」と「問題の解法」がリンクする(“調和”する)構成が素晴らしいです。

2012/07/02

これちょっと興味あるかも。
最近数学勉強しなおし中。
意外と数列が好きだったりするｗ
数Ⅱ分野は未だにあかんなぁ…

2012/06/26

言わずと知れた数学の「有名な啓蒙書」である。今さらながら読んでみた。

内容は結構高度だが、確かに非常に分かりやすい。数式の展開が追えなくても、全体の筋が分かるように工夫されている。

特に印象に残った点は３点。
①母関数を使って数列の一般項を求める際、「母関数で数列を捕まえる」という発想はとてもイメージしやすい。
②離散や連続の対応が明快に説明されている。
③sinXについて、テイラー展開した式と因数分解した式から、係数比較によってバーゼル問題を解くという発想の斬新さ。

本書を読むことで、自身の数学に対する（数多くの）「もやもや感」のいくつかは解消された。

2012/06/16

今の自分にはわからないことが多いけど、数学とより楽しく付き合う方法を教えてもらった。
自分にとって大切な１冊になりそうだ。

2022/05/23

［第20刷］2011年9月17日
繰り返し読みたくなる良書です。なので文庫版が出れば嬉しいですね。なお、数学ガールの公式サイトでは、シリーズ各巻について刷ごとの訂正箇所が紹介されており、数学書という性格上、刷を重ね訂正が無くなったものの購入を勧めます。新刊が出てもしばらくは買い控えが正解です。数式などが間違ってる数学書ほど読みにくいものはありませんので。

2012/05/01

数学（特にオイラー）が好きな人はきっと楽しく読めると思います。
学生時代を終えて早20年以上経ちました。私自身、それでも数学は仕事に使っている方かと思うのですが、この本に書いてあるような、数列とか母関数による証明といったパズルや、ミステリーを解く的な楽しみとはご無沙汰です（笑）。
ということで、数学のおもしろさをあらためて思い出させてくれた一冊なのでした。

2012/04/09

さらっと読んでも面白いが、数学の問題をきちんと考えると凄いことをやっているなぁと感心する。特にテトラちゃんの成長ぶりがすごい。

2012/04/05

母関数を使って数列の一般項を求めたり、下降階乗冪を使って式を簡潔に書いてみたりと、自分の知らない手法がちらほら。大学で数学をやってたというのが恥ずかしいレベルですね＞自分。フィボナッチ数列の一般項の求め方や、バーゼル問題の階には驚かされました。