数学ガール の商品レビュー
数学から完全に離れた今、ふと読みたくなって再読。初めて読んだ大学の時と比べると、高校数学もかなり抜け落ちた感が否めないが、数学の楽しさを少し思い出せた気がしました。完全に抜け落ちないようにするためにも、気が向いた時に続編も読んでいこうかな。
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2024.07.06〜07.07 数学好きは読んでおくべき本! 自分も数学科の院を出ているが、読もう読もうと思って読まずじまいで今日を迎えてしまったので、これを機に読了。 普段高校数学は日常的に触れていたが、大学数学は久々。思わず手を動かして解き進めたい内容ばかりだった。 特に離...
2024.07.06〜07.07 数学好きは読んでおくべき本! 自分も数学科の院を出ているが、読もう読もうと思って読まずじまいで今日を迎えてしまったので、これを機に読了。 普段高校数学は日常的に触れていたが、大学数学は久々。思わず手を動かして解き進めたい内容ばかりだった。 特に離散的な指数対数関数や、バーゼル問題の解法は恥ずかしながら知らない内容で、世界が広がる感じ。また、最後の不等式の証明は、謎解きのように今まで自分が得た知識を総動員して考えるときの楽しさを想起させてくれた。 物語としてとても面白い、というわけではないが(失礼)、数学の楽しさを感じる本だった。 続きを読むのが楽しみ!
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79点 さすがに一般的な小説とは言えないかもしれない。 数学にまつわる話を親しみやすくストーリーにしている点は評価できる。実際、興味を持てた。小説としてストーリーの満足感を求めることはできないけれど、読みやすい数学の本としてはかなり評価が高いと思う。何冊もシリーズが発刊されてるだ...
79点 さすがに一般的な小説とは言えないかもしれない。 数学にまつわる話を親しみやすくストーリーにしている点は評価できる。実際、興味を持てた。小説としてストーリーの満足感を求めることはできないけれど、読みやすい数学の本としてはかなり評価が高いと思う。何冊もシリーズが発刊されてるだけある。 続編も時間があれば読みたいと思える作品だった。 冒頭の点数は小説としての点数。
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数式が頭からこぼれそうよ… 「僕たちは好きで学んでいる。先生を待つ必要はない。授業を待つ必要はない。本を探せばいい。本を読めばいい。広く、深く、ずっと先まで勉強すればいい。」(-本文より) 本当にそうだよ。勉強を好きになれ、ではなく、好きなものを好きに勉強してくれ。
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息子が夏休みの宿題で読書感想文を書くための題材にした本である。 学校の先生が推薦している本でもあった。 息子はこの本を読んで、どのような感想文を書いたかは知らない。 が、密かにネットの感想を参考にしたのは知っている。(-_-;) 今の時代、ネットを使ってこういう事ができるんだね...
息子が夏休みの宿題で読書感想文を書くための題材にした本である。 学校の先生が推薦している本でもあった。 息子はこの本を読んで、どのような感想文を書いたかは知らない。 が、密かにネットの感想を参考にしたのは知っている。(-_-;) 今の時代、ネットを使ってこういう事ができるんだねぇ。 さて、この本、読了と言っても、数式の部分はほぼ飛ばし読み。 だって、理解出来ないんだもん。 ストーリーは3人の高校生が数学の問題について話し合う。。。。 だけ。 ほんのちょっぴり恋愛っぽい雰囲気はあるけど、こんなのに喜ぶ(萌える)のは数学ヲタクの一部の人間だけだろう。 個人的感想として、面白いとかつまらないとか以前にまったく理解出来ない数式が大半を占めている本でした。 理解出来ないんだったら、面白くないと言えるのかもしれなけど、こういうのが「面白い!」と言う人達がたくさん居るんで、頼もしいことだなと思います。 数学の世界がまったく判らないので、こんなレベルで頼もしいとか、すげーとか言ってる時点でレベル低いんですがね。 数学と言えば、昔読んだ「博士の愛した数式」の方がよっぽど面白かったです。 ハイ、一般庶民ですから(^_^;)
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「もっと早く読んでいれば…」という思いと「早くに読んでても投げてたろうな」という思いが混ざった感情。 高校生の主人公が二人の「数学ガール」と数学をする青春物語。 数学があまり得意でない人でもちゃんと追えるように丁寧に説明をしてくれている。 そのため、高校数学まで履修していれば数...
「もっと早く読んでいれば…」という思いと「早くに読んでても投げてたろうな」という思いが混ざった感情。 高校生の主人公が二人の「数学ガール」と数学をする青春物語。 数学があまり得意でない人でもちゃんと追えるように丁寧に説明をしてくれている。 そのため、高校数学まで履修していれば数式の変形は問題なく理解できる。 「特に目的はないけどこの式を変形して何か定理を見いだせないか」というお話と「ある命題についての答えを得るために式変形をする」お話の両方があるのが個人的に好き。 こんな感じで心から楽しんで数学をしているのを見ると、ただ学校の授業で受け身になって数学をすることのつまらなさ、勿体なさを痛感する。
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大学在学中に連載・発売され話題になっていた作品をいまさら読んでみた。 文体や登場人物のキャラクター設定に好き嫌いはあれど、全体を通じて徐々に大きな命題を提示し、主要キャラクターに段階的に挑ませていく話の作りはとてもうまいと感じた。 そしてなにより、ベースになっているオイラーを始め...
大学在学中に連載・発売され話題になっていた作品をいまさら読んでみた。 文体や登場人物のキャラクター設定に好き嫌いはあれど、全体を通じて徐々に大きな命題を提示し、主要キャラクターに段階的に挑ませていく話の作りはとてもうまいと感じた。 そしてなにより、ベースになっているオイラーを始めとする数学者たちの作ってきた歴史に感服する。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
’02年から著者のWebで綴られてきた「数学ガール」が、若い読者らの評判と熱い支持で出版されたのが’07年、以後、’08「数学ガール-フエルマーの最終定理」、’09「々-ゲーデルの不完全性定理」と続刊され、初巻の「数学ガール」はすでに初版15刷となるベストセラー。近くは電子書籍化もされ話題になっている。ネタの多くは「コンピユータの数学」-R.L.グレアム、O.パタシュニク、D.E.クヌース-に依っているとされるが、ともあれコンピュータ科学の世界で必要とされる数学的センスが身につくこと請合いと好評。 -20100630
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いったん、ストーリーだけ読了。淡い感じのストーリーは楽しめた。 最初はテトラちゃんを甘くみてたけど、後半は完全にテトラちゃんに追い抜かれた感じ。 次回は数式を追って読み直したい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
フィボナッチ数列、相加相乗平均、ゼータ関数、テイラー展開とバーゼル問題、数学の世界の入り口かもしれないけど、ページをめくるごとにあっけにとられながら、素敵な世界にはまり込ませてくれる。学生時代に授業で受けた数学って、こんな世界だったのか?、と。そして、不思議な世界でもあると。 本書では意味がありそうな、なさそうな数式が並んでいる。それを解いていくにつれて、数学の世界に引き込まれてゆく。そして、結論にたどり着いたとき、何とも言えない感動を一緒に味わう。 こうして、数学に嵌っていく人が誕生していくんだろうな、と。 そして、気が付く。回答を追うことはできるけど、これを自分で解決することは無理だぁ。 凄い世界だ。 なんども、読み返したくなる一冊です。
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