数学ガール の商品レビュー
あとがきの、「数学への《あこがれ》―それは、男の子が 女の子に対して感じる気持ちと、どこか似ているような気がします。」と思えるかどうかだな。 私は思えなかったのでなんとも。
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内容としては参考書や教科書のコラムに載っているような感じ。それをストーリー仕立てにわかりやすく一つ一つ丁寧に解説していくというお話。 一応理系の人間ですが、特別数学が得意というわけではなく、どちらかというと苦手なのかもしれない私ですが、とてもわかりやすく読むことができました。完全...
内容としては参考書や教科書のコラムに載っているような感じ。それをストーリー仕立てにわかりやすく一つ一つ丁寧に解説していくというお話。 一応理系の人間ですが、特別数学が得意というわけではなく、どちらかというと苦手なのかもしれない私ですが、とてもわかりやすく読むことができました。完全にテトラちゃん視点で物語を追っていました。このシリーズは三巻まで読みましたが、どのシリーズも非常に面白いと感じました。数学の奥深さを手軽な雰囲気で身をもって学ぶことができます。
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数学について考えさせられる、参考書のような顔、 魅力的な登場人物達が青春を数学と共に歩む、小説のような顔、 その2つが同時に楽しめます。 私では理解できない数式も出てきました。 この本をキッカケに数学をもう一度勉強してみようと思いました。
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物語と小説のコラボ。こんなん初めてやったからとても新鮮。 途中からは数学の内容にはついていけなかったから、走り読みしたけど、学生の時にゆっくり読みたかったなーって思った。 少し時間をおいて、少し簡単という、秘密シリーズ?も読んでみたい。
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数学ガールって4種類も出ているんですね。その中から一番やさしそうなのを選んで借りてみました。 お恥ずかしい限りなのですが、3分の1しか読めませんでした。最初の数ページは良かったんですけどね。読んでるとだんだん眠くなってくるタイプの本でした。 本を読んでいるんだか、眠気...
数学ガールって4種類も出ているんですね。その中から一番やさしそうなのを選んで借りてみました。 お恥ずかしい限りなのですが、3分の1しか読めませんでした。最初の数ページは良かったんですけどね。読んでるとだんだん眠くなってくるタイプの本でした。 本を読んでいるんだか、眠気をこらえているのだかわからなくなったのでスパっとあきらめました。 まあ、こういうこともたまにはあります。 数学は嫌いじゃなかったんですけど、本となるとまた別みたいですね。
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最初にポアンカレ予想の巻を読んで面白かったので最初から読もうと思い手に。これは数列の話なのか…何なのかよくわからないなりに数学の世界を堪能。フィボナッチ数列くらいまでは楽しかったがその後ちょっとしんどくなってきた…が、テイラー展開からバーゼル問題で楽しくなってきた。昔読んだ『数学...
最初にポアンカレ予想の巻を読んで面白かったので最初から読もうと思い手に。これは数列の話なのか…何なのかよくわからないなりに数学の世界を堪能。フィボナッチ数列くらいまでは楽しかったがその後ちょっとしんどくなってきた…が、テイラー展開からバーゼル問題で楽しくなってきた。昔読んだ『数学の不思議』という本で見たあの不思議な数式はバーゼル問題だったのか!単なる数字の合計に何故唐突にπが出てくるのか不思議でたまらなかったが、そういうことだったのか!ってよくわかってないが… しかしこんな風に数学を楽しみたいなぁ。2冊連続で少し疲れたので次は少し間を開けて第2巻を読んでみたい。
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数論がテーマだった。差分と微分の対応関係など興味深い。よくある数列の触りかと思いきや、想像以上に深いところまで飛び込んでくれたので、思い切り堪能させてもらった。数学する楽しさ、厳しさと、その世界での舵の取り方もさらりと語ってくれる。数学探求が物語になることを著者は証明した。さすが...
数論がテーマだった。差分と微分の対応関係など興味深い。よくある数列の触りかと思いきや、想像以上に深いところまで飛び込んでくれたので、思い切り堪能させてもらった。数学する楽しさ、厳しさと、その世界での舵の取り方もさらりと語ってくれる。数学探求が物語になることを著者は証明した。さすが賞を取るだけのことはある。結城浩さんが何者なのか、すごく気になった。
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正直、出てくる数式はわからないものが多くて、ミルカさんについていくことはできなかった…でも、テトラちゃんがひとつずつ順を追って理解していくところや、疑問を発する場面で、物事を考えて理解するプロセスや、学ぶことの楽しさを感じながら読み進めることができた。 具体例で考えること、そこか...
正直、出てくる数式はわからないものが多くて、ミルカさんについていくことはできなかった…でも、テトラちゃんがひとつずつ順を追って理解していくところや、疑問を発する場面で、物事を考えて理解するプロセスや、学ぶことの楽しさを感じながら読み進めることができた。 具体例で考えること、そこから一般化すること、それらを行き来することって、数学に限らず大事なことだなぁというのが心に残った。
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読んでいて数学に淡い恋心が湧いてくる。本当に恋した時のような甘美なドキドキ感と、難解さへの歯痒さや苦しさもどかしさまで湧いてくる。 学生の頃に読んでいれば、もっと数学を別の見方ができて、私も楽しめたのかもしれない。ただの受験マシーンとしての勉強ではなく、学問として楽しみたかったな...
読んでいて数学に淡い恋心が湧いてくる。本当に恋した時のような甘美なドキドキ感と、難解さへの歯痒さや苦しさもどかしさまで湧いてくる。 学生の頃に読んでいれば、もっと数学を別の見方ができて、私も楽しめたのかもしれない。ただの受験マシーンとしての勉強ではなく、学問として楽しみたかったなと悔しくもなる。
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数学の解説書というとBlue backsのような読み物形式のものや漫画でわかるとか、そうでなければきちんとした数学の教科書であるかで、その中間、つまり、読み物形式でちゃんとした数学の本というのはあまりありません。 そんな中でも小説と数学の解説書をうまく融合させたこの「数学ガール...
数学の解説書というとBlue backsのような読み物形式のものや漫画でわかるとか、そうでなければきちんとした数学の教科書であるかで、その中間、つまり、読み物形式でちゃんとした数学の本というのはあまりありません。 そんな中でも小説と数学の解説書をうまく融合させたこの「数学ガール」はとても特異な本であることがわかります。 この本は基本的にストーリー形式で進みます。主人公は高校生の「僕」(名前は出てきません)高校初日で出会った才女「ミルカ」、後輩の「テトラ」やいとこの「ユーリ」ら数学ガールと共に学校生活の中で数学に取り組んでゆきます。 主人公の相方的な存在であるミルカは高校生ながら国際学会でも発表する超天才。 わー、さすが「おはなし」だと思うことなかれ、 実際に中学生で大学生に混じってセミナーをしたり、高校生にして一流のプログラマーとして活躍した河東先生(東大教授)などもいらっしゃる。現実は小説よりも奇なり。 ちなみに河東先生の講演を一度拝聴したことがありますが、とてもわかりやすく門外漢(河東先生と私では専門が違う)でも非常に楽しめるものでした。 閑話休題 さて、本の内容は結構本格的。 最初は高校生で習う数列から級数そして最後は一気にリーマン予想(!)までステップアップしていきます。(リーマン予想は数学界では超有名な予想で100万円の賞金がかけられています。詳細は、一松 信 他「数学7つの未解決問題」森北出版株式会社(2002)等を参照。この本は結構難しめに書いてあるので注意) シリーズ化されていて、本編の5冊と番外編の8冊が出ています。本編は最新数学の話題を含んだ本格派の内容になっています。本編は難しすぎる!もっと基本的なところが知りたいという人には。番外編の「秘密ノート」シリーズをお勧めします。こちらは中学、高校の数学を物語形式で学ぶことができます。 作者は知る人ぞ知る有名プログラマーで他にもいくつかの解説書を書いています。 興味のある方は「結城 浩」で検索。 「数学ガール」は数学と小説が好きな人にオススメの一冊です。 (ラーニング・アドバイザー/ IIJIMA) ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?bibid=1362679
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