1,800円以上の注文で送料無料

Q&A の商品レビュー

3.4

474件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    140

  3. 3つ

    187

  4. 2つ

    52

  5. 1つ

    9

レビューを投稿

リアル

都内の大型商業施設で起きた事件。目撃者への「質問」、それに対する「返答」で構成された物語は、リアルなパニックと恐怖を浮き彫りにしていく。ミステリの枠に収まらない、とんでもなく面白い「物語」がここにある。

abtm

2024/10/30

色んな怖さがありました。 集団心理、宗教、精神崩壊、、、、 ホラーじゃないのに、読み進めるに連れて気味悪さが増していきました

Posted byブクログ

2024/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もやぁ、、、(笑) 私解決しない感じの苦手で気持ち悪い感じ。 会話で進んでくのでテンポはいいんだけど、イマイチ夢中になれなかった…

Posted byブクログ

2024/10/22

タイトルの通り全編がQ&Aで展開され、淡々と進みながらも気味が悪く、鬱蒼とした森の中に迷い込んでしまったような気分になった。

Posted byブクログ

2024/10/06

久しぶりに1日で一気に読んでしまった。明らかに何かおかしい、何か起きてる、けどそれが何かわからないという気味の悪さがずっと張り付いてる作品。

Posted byブクログ

2024/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み進めていく内に気味悪さが増していって、不思議な感覚に陥った。 事件か事故か、そしてその原因をも最後まで明らかにされないまま、商業施設でのあの出来事を機に変わってしまった、変えられてしまった人々の様子が鮮明に想像できた気がする。 ただ、やはり1番知りたい原因が最後まで分からなかったのと出てくる人々の相関図を自分の中に作るのが難しかったなあ。 恩田さん、すごいなあ。

Posted byブクログ

2024/09/17

2024/09/17 オススメしてもらって読んだ久々のミステリー。 舞台は「M」という複合型の施設内で起きた集団パニック事件(ということに作中ではなっている) タイトルの通り、場面や人物、時系列が細々した章ごとに変わって全ての物語が「Q&A」の方式で進んでいく。 もともと...

2024/09/17 オススメしてもらって読んだ久々のミステリー。 舞台は「M」という複合型の施設内で起きた集団パニック事件(ということに作中ではなっている) タイトルの通り、場面や人物、時系列が細々した章ごとに変わって全ての物語が「Q&A」の方式で進んでいく。 もともと事件が起きた後のインタビューという形式で話が進んでいくのだが、「M」で起きた事件の概要も、質問している人も答えている人もそれぞれの全容が読み進めてもほんの少しずつしか明らかになっていかない。 また、「M」の施設内で起きたことや周りで関わった人へのインタビューの中身も、人によって言ってることがバラバラで最後まで読み進めてようやく線が繋がっていく感覚を楽しむこともできる。 インタビューされて答えている人たちも、最初は普通に答えているだけなのだが、質問が重なっていくうちにだんだん変な方向へと向かっていく。 決してはっきりと全容が分かるわけではないが、ものすごく焦らさせる感覚、色々なヒントを自分で繋げて考えることが楽しかったり、あえて残されるモヤモヤ感が好きみたいな人はさらに楽しめるのではないかと思いました。

Posted byブクログ

2024/09/14

なんとも不気味。全てがQ&A形式で語られる、あるショッピングモールで起きた事故の話。 突如起きた集団パニック、そこに居合わせた人々のその後の話。病んだり、崇められたり、人を殺めたり、自分の行いを悔い改めたり、なんとも不思議。最後まで真実は分からない。政府の陰謀だったのか...

なんとも不気味。全てがQ&A形式で語られる、あるショッピングモールで起きた事故の話。 突如起きた集団パニック、そこに居合わせた人々のその後の話。病んだり、崇められたり、人を殺めたり、自分の行いを悔い改めたり、なんとも不思議。最後まで真実は分からない。政府の陰謀だったのか、生物兵器で攻撃されたのか、はたまた精神攻撃を受けたのか。 Q&Aの中で人間の本質が明らかにされていく感じがなんとも言えない。見透かされているような気分になる スッキリさを求めるなら読まない方がいい。モヤモヤとした気分のまま終わるミステリのようなもの

Posted byブクログ

2024/08/25

思っていた趣旨とは違っていました。 というのも、各インタビューで、謎が徐々に膨れ上がっていくのですが、その膨れ上がった謎は、ひとつの終着点に帰結するわけではなく、謎のまま解き放たれた状態で話の終わりを迎えました。 構成は、帰納型ではなく、どちらかと言うと演繹型。なので、読者に解釈...

思っていた趣旨とは違っていました。 というのも、各インタビューで、謎が徐々に膨れ上がっていくのですが、その膨れ上がった謎は、ひとつの終着点に帰結するわけではなく、謎のまま解き放たれた状態で話の終わりを迎えました。 構成は、帰納型ではなく、どちらかと言うと演繹型。なので、読者に解釈を委ねるタイプの話を好む人は気に召すかもしれないけど、私は頭がわりいので導かれるままに読んで最後はスッキリしたい。 よって、この作品は好みでは無い。

Posted byブクログ

2024/08/16

終わりのシーンが記憶に残っていてやっと見つけた本 登場人物とか時系列が結構複雑で完全には理解しきれなかった。人間の本能というか、パニックになったときの精神状態は恐ろしいね

Posted byブクログ