ベルクソン の商品レビュー
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ベルクソン哲学の本ではない、著者の「あいだ哲学」の本だ、と多くの人が書いていて、本書はすこぶる評判が悪い。なので、心してこの本を私は読んだが、結果、とても有益な読書、哲学体験だった。 ベルクソンの著作から、思索を深めた著者が、著者の作り出した述語である「あいだ」「交通」を基礎概...
ベルクソン哲学の本ではない、著者の「あいだ哲学」の本だ、と多くの人が書いていて、本書はすこぶる評判が悪い。なので、心してこの本を私は読んだが、結果、とても有益な読書、哲学体験だった。 ベルクソンの著作から、思索を深めた著者が、著者の作り出した述語である「あいだ」「交通」を基礎概念として、我々はどこからうまれ、なんであり、どこにいくのか?という重要な問いに答えていくのだ。 ある/なしのあいだと、かつて/いまのあいだを対比させつつ、キリスト的なものと即身成仏的なものの違い、機械系と神秘系(ベルクソンの述語)の役割の違いを浮かび上がらせ、神秘家(例としてのマザーテレサ。これもベルクソンの述語)の重要性を説く箇所が白眉か。
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ベルクソンについての入門書と思いきや、著者の哲学にベルクソンをあてはめたものだったので、ベルクソン個人の人生や思想の体系的理解にはあまり役に立たなかった。
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著者が探究してきた<あいだ>の哲学や交通論のフレームワークからベルクソンを論じているので、ややクセのある印象を受ける。少なくとも、スタンダードな入門書ではない。 過去(われわれはどこから来たのか)・現在(われわれとは何であるか)・未来(われわれはどこかへ行くのか)と3つにわけて説...
著者が探究してきた<あいだ>の哲学や交通論のフレームワークからベルクソンを論じているので、ややクセのある印象を受ける。少なくとも、スタンダードな入門書ではない。 過去(われわれはどこから来たのか)・現在(われわれとは何であるか)・未来(われわれはどこかへ行くのか)と3つにわけて説明しているが、過去や現在の部分はそれなりに読み応えはあるものの、未来の部分は宗教色が強くてちょっとついていけない所があった。それだけ未来について哲学的に語るのは難しいという事なのかもしれないが。
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メモにページ数など書き忘れた… 「あいだ」で事物を説明しようとした人。この本の筆者は「ありなし間」「いまかつて間」という言葉を使用して、ベルクソンの考え方を説明している。従来の「ありなし間」にたいして「いまかつて間」に移行した考え方をする。 ベルクソンは知性は社会を解体するといっていたようだけど、ルソーは理性(知性と=で語っていいかが問題になってくるけど)を得ることは自然状態(人間のベストな状態)からの逸脱と言っている。これって反対のことをいっているような?今度かんがえてみたい。 「間」の異交通についての話が多くなるわけだけど、運動で事物を説明しようとしたヒュームとベルクソンについても考えてみたい。 一番興味深かったには、アキレスと亀などに代表されるパラドクスンに対して「時間と空間を混同している」って話。 後半に映画の話が出てくるのだけど、映画というのはコマ送りで動いて見せるように「見せる」だけの機構だからベルクソンのかんがえかたに反するってはなし。メモにドゥルーズが云々って書いてあるんだけど読めない。 未来派=速度の美学とも書いてある。 頭のところを読んで書いたメモだと思うけど、 神=存在そのもの 存りて存るものp12 動かす神か、存在そのものの神 「動くものなき動きそうもの」の意味をほぼ読み終わるまでわからないなど、読んでいた時の状況が万全でなかったので再読したい。
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ベルクソンについては、逆さ円錐の人だっけという程度で、著作は読んだことがない。この本は入門書とはいうものの、筆者独自の用語が多用されていて、どこまでがベルクソンの思想なのかが少しわかりづらかった。辞書的な意味とは異なるとはいえ「即身成仏」「マンダラ」という言葉を使ったり、マザーテ...
ベルクソンについては、逆さ円錐の人だっけという程度で、著作は読んだことがない。この本は入門書とはいうものの、筆者独自の用語が多用されていて、どこまでがベルクソンの思想なのかが少しわかりづらかった。辞書的な意味とは異なるとはいえ「即身成仏」「マンダラ」という言葉を使ったり、マザーテレサの話が出てきたりと、とてもユニークだ。とはいえ、ベルクソンが、19世紀末から20世紀という時代に、自然科学や宗教にしっかりと向き合って存在論を展開したのだということはわかった。 ベルクソンの入門書として良いのかどうかはわからないが、哲学的読み物として面白かった。
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[ 内容 ] われわれはどこから来たのか。 われわれは何であるのか。 われわれはどこへ行くのか。 この生成と存在の問題は哲学の最重要課題である。 一九世紀の科学革命の成果を取り入れながら、このテーマについて根本的な問題提起を行なったベルクソン(一八五九~一九四一)の思索の跡をたど...
[ 内容 ] われわれはどこから来たのか。 われわれは何であるのか。 われわれはどこへ行くのか。 この生成と存在の問題は哲学の最重要課題である。 一九世紀の科学革命の成果を取り入れながら、このテーマについて根本的な問題提起を行なったベルクソン(一八五九~一九四一)の思索の跡をたどり、その現代的意味を考える、画期的入門書。 [ 目次 ] 1 “あいだ”と生成―われわれはどこから来たのか(存在と無の“あいだ”;過去と現在の“あいだ”;異交通的生成) 2 進化と痕跡―われわれは何であるのか(生物学と実証的形而上学;分岐と痕跡;知性と横断;開いた動対応へ) 3 神秘系と機械系―われわれはどこへ行くのか(神仏への道;開いた社会と密厳浄土;マンダラと二重狂乱) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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