ようちゃんの夜 の商品レビュー
確かに、どこかで読んだようなストーリーかも。でもこのまま終わったらやだな‥と思っていたら救いがあったのでよかったです。
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<半ネタバレ注意> 不思議ちゃんなトモダチ「ようちゃん」に憧れる高校生アサコ。読み始めて三分の一くらいまでは、ありがちかなあ、という印象。こういうのって夢はあるけどちょっとわざとらしい……と思っていたのに、話が進むほどにようちゃんの不思議度合が暴走。読者が(ちょっとやばい?)と思...
<半ネタバレ注意> 不思議ちゃんなトモダチ「ようちゃん」に憧れる高校生アサコ。読み始めて三分の一くらいまでは、ありがちかなあ、という印象。こういうのって夢はあるけどちょっとわざとらしい……と思っていたのに、話が進むほどにようちゃんの不思議度合が暴走。読者が(ちょっとやばい?)と思うくらいのあたりで、主人公アサコもようちゃんに対しての羨望が心配と恐怖に変わってくる。この辺から話がぐんと面白くなって、不思議な中に少しの怖さとリアリティが加わり、一気に読んでしまった。ラストはちょっとぐっとくる。ストーリーというよりも著者の表現手法、文章力がすごい。登場する比喩や擬音なんかの使い方にいちいちハッとさせられるが、むしろそっちに気をとられて読みにくくなるのが難。白黒ハッキリさせない物語の進め方もツボだった。第1回ダヴィンチ文学賞大賞。作者さんの今後に期待。(2007.06)
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毎日の日常。高校生の主人公と、友達のようちゃんのお話。 正直あんまり覚えていません。 最近読んだばかりだけど、なんか、とりあえず印象に残っています。 ようちゃんは、白くてふわりと笑う女の子です。 授業で先生の言った言葉を全てノートにとる、指に絵の具を付けて、スケッチブックの上に...
毎日の日常。高校生の主人公と、友達のようちゃんのお話。 正直あんまり覚えていません。 最近読んだばかりだけど、なんか、とりあえず印象に残っています。 ようちゃんは、白くてふわりと笑う女の子です。 授業で先生の言った言葉を全てノートにとる、指に絵の具を付けて、スケッチブックの上にぺたぺたとつけていく・・・ 何処か不思議で、でも、そんなようちゃんのことが大好きな主人公。 とりあえず、読んでみてください。
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第1回ダヴィンチ文学賞大賞 装丁がすごく素敵だし賞もとっているということで期待してたけど…うーん、いまいち。 話は悪くないけど読みにくいというか、最近こんな本多いな、というような印象。 07'6'1
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この本に出会って、私は小説が好きになりました。この本は本当に大好き。一生大切にしたいものです。ようちゃんという友達が欲しいって思った。ようちゃんになりたいって思った。皆に一度読んでもらいたい。すごく心にくるものがある。
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異常なのか繊細なのか危ういバランスのようちゃん。特別になりたいあさこ。私はあさこ側の人間です。危うい人を狂える人をどこかで軽蔑しながら憧れている。そして、そんな汚い自分に嫌悪を抱くような。
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千切れる寸前の糸ような危うげなようちゃんの存在が少し怖かった…。ただ、最後は2人の関係があたたかくて、泣きそうになった。
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第1回ダ・ヴィンチ文学賞受賞作品。描写が上手で細かく繊細で上品。(本谷有希子ほど細かくはないけれど)ようちゃんの危うさ儚さ半分別世界の住人ぶり、それを心配するような主人公アサコのようちゃんに対する憧れ?と独占欲のようなものコレが主に描かれている 。主人公の1人称による「ようちゃん...
第1回ダ・ヴィンチ文学賞受賞作品。描写が上手で細かく繊細で上品。(本谷有希子ほど細かくはないけれど)ようちゃんの危うさ儚さ半分別世界の住人ぶり、それを心配するような主人公アサコのようちゃんに対する憧れ?と独占欲のようなものコレが主に描かれている 。主人公の1人称による「ようちゃん」の話。淡白なお話。つながりはあるんだけれども全体的になんだかとりとめのない印象で書評にだまされた感じ。でも独自の世界観が強そうな作家さんなので、今後も要チェック。装丁が本の内容にあってて◎ しかもカワイイ!
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表紙にひかれてなんとなくかっちゃった本 痛くて可愛い・・ ようちゃんが怖くて愛しくてしかたがなかった。
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最高です。この3年で読んだ本の中で最高かもしれません。 ようちゃんの、繊細な感性。 その感性をまのあたりにしてどんどん惹かれていく、わたし。 わたしの心臓の裏で鳴り響くようちゃんの警報機。 でも、最後の1ページで、救われる。 なぜか、涙が出た。 ようちゃんのような、感受性の強い友...
最高です。この3年で読んだ本の中で最高かもしれません。 ようちゃんの、繊細な感性。 その感性をまのあたりにしてどんどん惹かれていく、わたし。 わたしの心臓の裏で鳴り響くようちゃんの警報機。 でも、最後の1ページで、救われる。 なぜか、涙が出た。 ようちゃんのような、感受性の強い友達のことが心配でたまらなくなって、電話をしてしまった。
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