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科学者という仕事 の商品レビュー

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46件のお客様レビュー

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2025/04/14

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01723014

Posted byブクログ

2020/04/05
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完全な筆者持論だとは思うけど,大成してる人の話だし、そういう考えもあるのかと参考にはなった.生成文法の歴史などが出てくる点が興味深かった.

Posted byブクログ

2017/01/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

2006年刊。言語脳科学者たる著者が、研究者(主に理工系)について、その哲学、創造性の源泉、研究者としてのありよう、磨くべきセンス、倫理等多様な視点から説明。特に「研究のセンス」がいい。抽象化の程度、審美眼、理想化の程度、切り捨てるべき事項など、絶妙なバランスの上に成立している研究者の立ち位置を知ることができる。また、本書で書かれる社会貢献を肯定的に見れない人には、科学者といわれる立場に立ってもらいたくない。科学者の功績は、これまで生命・世界を左右してきたし、今後も左右するからだ。本書はこんな気にさせる。

Posted byブクログ

2016/09/15

科学的であるとは、検証ができ、また反証ができることである。例えば、「お化けが存在しない」ということを証明することは難しい。「お化けが存在する」ことは、検証も反証もできないので、その存在を信じることは非科学的である。逆に、「お化けが存在しない」ことは、お化けが見つかれば反証できるの...

科学的であるとは、検証ができ、また反証ができることである。例えば、「お化けが存在しない」ということを証明することは難しい。「お化けが存在する」ことは、検証も反証もできないので、その存在を信じることは非科学的である。逆に、「お化けが存在しない」ことは、お化けが見つかれば反証できるので、科学的である。このように、科学的仮説を検証と反証を繰り返しながら発展させていく、ことが科学者の仕事である。 科学者にとって、「何を研究するか」よりも「どのように研究するか」がより重要である。「どのように研究するか」は、模倣の段階である。そして、「何を研究するか」が、創造の段階である。科学者は、模倣から創造へ移行していくことで成長する。 科学者自身が、個を磨き、不思議へ挑戦し、それを発表するという形で伝えること、すべてが科学者の仕事である。その際、研究の倫理を身につけ、後進を指導し、社会貢献をすることも、同時に考えていく必要がある。

Posted byブクログ

2016/08/23

この先生の本は本人にもらったヤツ読んでて面白かったのでこれも読んでみたんだけど、科学者のあるべき姿などを実際に結果を残してきた科学者をもとに論じていてとても面白い。

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2016/04/03

大学教員には教育者・科学者・研究者の側面があり、これらを場面に応じて演じ分けているイメージを持っている。また大学職員は、学生の様相を考えることの他に、教員の生態を了解していくことがわりに重要なのではないか、と以前から思っていた。言い換えれば、教員の研究に対する思い入れや、当座の関...

大学教員には教育者・科学者・研究者の側面があり、これらを場面に応じて演じ分けているイメージを持っている。また大学職員は、学生の様相を考えることの他に、教員の生態を了解していくことがわりに重要なのではないか、と以前から思っていた。言い換えれば、教員の研究に対する思い入れや、当座の関心事を事前情報としてわかっていることで、コミュニケーションが良好になるという発想である。こうした仮説を持って本書を読み始めてみたところ、改めて気付かされる点が多かった。以下にそれらを少し抜き書きした。全般を通じて興味深いことは、科学や研究を説明する際のメタファーとして、クラシック音楽の楽曲事例、作曲家の作風、楽器職人の気質を引いてくることだ。思いのほか、音楽と科学の距離は近く、共通する点が多いことがよくわかる。自分自身が比較的抵抗なく、大学院で学ぶことができたのは、少し音楽を勉強していたことも要因の一つとしてあるかもしれない。

Posted byブクログ

2015/12/18

著者の専門は脳生理学であり本書の内容も理系分野に偏るが、独創的な科学研究に携わる点においては理系・文系の区別はないのだと実感。突飛な例かも知れないが、読んでいて幕末の志士吉田松陰を思い出した。 当時の教育システムは先ず四書五経の素読であり、松陰は幼少の折より家学である山鹿流軍学を...

著者の専門は脳生理学であり本書の内容も理系分野に偏るが、独創的な科学研究に携わる点においては理系・文系の区別はないのだと実感。突飛な例かも知れないが、読んでいて幕末の志士吉田松陰を思い出した。 当時の教育システムは先ず四書五経の素読であり、松陰は幼少の折より家学である山鹿流軍学をも学んだ。しかしこれはいずれも単なる「模倣」であり、「知る」ことにとどまる。彼はこれに飽き足らず、脱藩して各地の人士と交わり、独創的な思想を育んでいった。そして「知る」だけではなく「分かる」ために、米国密航まで企てるのである。その迸るような好奇心と行動力には圧倒される。 そして重要なことは、彼は優れた教育家であったことである。彼は研究や実践活動に身を置きつつ熱心に後進の指導に当たり(というより共に学び)、明治維新の原動力となる人物を輩出した。その過程ではまさに激烈な議論が交わされ、伝えるセンスというものは日々培われていったのである。 「科学者という仕事」は、まさに人間と社会についての深い洞察を伴う「志」あってこそ成し遂げられるものだと痛感した。

Posted byブクログ

2015/09/02

研究者、教育者としての意識を徐々に芽生えさせながら、更に科学者であることを成長のマイルストーンとして意識して自己の中に生成していくように努めたいと感じる内容の書籍であった。

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2015/08/04

科学者という仕事は何か? 科学者達はどのように仕事をすすめているのか? 過去の科学者達の話。 この本は分厚い内容だと、思う。引用、引用文献共に沢山出てくる。 でも、かいつまんで有名な科学者達の苦労や栄光、リアルなぶつかった話が書いてあって面白かった。 ニュートンの虹の話は...

科学者という仕事は何か? 科学者達はどのように仕事をすすめているのか? 過去の科学者達の話。 この本は分厚い内容だと、思う。引用、引用文献共に沢山出てくる。 でも、かいつまんで有名な科学者達の苦労や栄光、リアルなぶつかった話が書いてあって面白かった。 ニュートンの虹の話は興味深い。 終盤のK・ローレンツの話は印象的。 著者は言う。 「科学が社会に開かれたものとして受け入れられるようになるには、市民一人一人が科学技術の価値や脅威を正しく受けとめて、良識に従って判断をする必要がある。 科学研究者だけでなく市民もまた科学の進歩を支える人達なのである。 その意味で、研究者と市民の対話がとても大切になっている。」 僕も科学の事は全然分からないけど、現代に生きる者として、様々な科学によって生まれた製品に日々囲まれている生活をしている者として、少しでも理解したい。

Posted byブクログ

2015/04/12

科学とは何か、研究とは何か、研究と教育の違いとは何かなど、研究者が直面する様々なトピックが網羅されている。各章にはアインシュタイン、ニュートンら偉大な科学者の言葉やエピソードが豊富に盛り込まれており、これが本書独特の臨場感を生んでいる。筆者の生き生きとした語りを通じて「科学者とい...

科学とは何か、研究とは何か、研究と教育の違いとは何かなど、研究者が直面する様々なトピックが網羅されている。各章にはアインシュタイン、ニュートンら偉大な科学者の言葉やエピソードが豊富に盛り込まれており、これが本書独特の臨場感を生んでいる。筆者の生き生きとした語りを通じて「科学者という仕事」を垣間見ることができる好著だ。社会科学に関心を有する人にも薦めたい一冊。

Posted byブクログ