夜の公園 の商品レビュー
多分これ、男性にはあまり理解できないんじゃないかなー。心情表現がとても女性的。男性登場人物視点の章でも、切りこむ角度とか考え方が女性的と言うか…。 ふわふわと足元がおぼつかないようなちょっと気だるい様な優し気な文章が結構心地いい感じでした。
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夫婦+夫愛人+妻愛人の話。 川上弘美さん好きなのに、この本はがっかりだった。 全く似たような話、江国香織さんの小説にもあった。 恋愛小説の主点(題材)を夫婦に持ってくると 両方に愛人を絡めるしかないのだろうか・・・。 そしてみんなかっこつけすぎ。そんな風にかっこつけて...
夫婦+夫愛人+妻愛人の話。 川上弘美さん好きなのに、この本はがっかりだった。 全く似たような話、江国香織さんの小説にもあった。 恋愛小説の主点(題材)を夫婦に持ってくると 両方に愛人を絡めるしかないのだろうか・・・。 そしてみんなかっこつけすぎ。そんな風にかっこつけて 生きていたら何にも見えないのにって腹立たしかった。 一人で強く生きれる事は大事だけど、 そういう生き方がかっこいい訳ではない。 せっかく人間同士絡まりあって生きているんだから 本当に大切な物は意地をはらずに、かっこつけず に手に入れなくちゃ、手放さないようにしなくちゃ。 星2つにしたいけど、文章は綺麗なのでなんとか3つ。
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川上さんとか日常淡々系の作品は読み終わったときは「ほーー・・・面白かった・・・」となるんだけど、あとで思い返したときに、お話が全く思い出せない。 これはきっとあたしの頭が悪いせいね?
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よんだけどー よんだんだけどー なんか疲れたな 句読点の打ち方とか ちょっといまいちな感じだったし 独特のテンポなんだよね 空気みたいな感じ 抑揚がなさ過ぎて ちょっとつまらなかったな 最後も あーこのままフェイドアウトー って感じで ちょっと 後味の悪...
よんだけどー よんだんだけどー なんか疲れたな 句読点の打ち方とか ちょっといまいちな感じだったし 独特のテンポなんだよね 空気みたいな感じ 抑揚がなさ過ぎて ちょっとつまらなかったな 最後も あーこのままフェイドアウトー って感じで ちょっと 後味の悪さが残る小説でした。 まぁ 人それぞれ この雰囲気が好きな人もいるだろうけど 僕はちょっとだめでしたん☆
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とっても繊細で複雑な男女のからみがよかった。かなりの泥沼のはずなのに美しく感じた。あとこの作品に出てくる人たちの途方にくれた感じが好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人を好きになること。 好きじゃなくなること。そして 好きじゃない人と一緒に暮らすということ。 登場人物とその関係だけ見れば 不倫だらけのどろどろした関係なのに 読んでいたらあまりどろどろしていない。 そういう関係を忘れてしまう。 好きな人と一緒にいるだけだよね?っておもってしまった。
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リリと幸夫は愛し合って結婚したはずだった。 しかしリリはスーパーで出会った暁と関係を持ち、 幸夫もまたリリの友達の春名と寝ている。 ある日カフェで偶然この2組が一緒になり お互いの浮気が知れることとなった。 リリは幸夫に離婚してほしいと頼む。 お腹には暁の赤ちゃんを宿して。 装丁...
リリと幸夫は愛し合って結婚したはずだった。 しかしリリはスーパーで出会った暁と関係を持ち、 幸夫もまたリリの友達の春名と寝ている。 ある日カフェで偶然この2組が一緒になり お互いの浮気が知れることとなった。 リリは幸夫に離婚してほしいと頼む。 お腹には暁の赤ちゃんを宿して。 装丁:中央公論新社デザイン室 お互いが不倫というどろどろな状況なのに話は淡々としている。 感情も薄い。というか言葉になりきってないのか。 結局どの関係も実らないし男女って不思議。
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真夜中の公園を歩くリリ。 やさしい夫、立派なマンション、ちょっとした仕事。 申し分のない環境にいるはずなのに、どこか不満。 それは夫のことがそんなに好きじゃないから。 公園ですれ違うだけだった青年から スーパーで声をかけられたことから、 なんとなく彼と会い始めるようになった。 ...
真夜中の公園を歩くリリ。 やさしい夫、立派なマンション、ちょっとした仕事。 申し分のない環境にいるはずなのに、どこか不満。 それは夫のことがそんなに好きじゃないから。 公園ですれ違うだけだった青年から スーパーで声をかけられたことから、 なんとなく彼と会い始めるようになった。 リリの友人の春名は、リリの夫のことが密かに好きだ。 でも彼女は幾人かの男性と関係を持っている。 リリ、リリの夫、春名、公園の青年。 それぞれの立場に立って、物語が描かれていく。 読んだ後に、さびしくなっちゃった。ただただ。 人って満たされることがないの?って。 お互いがお互いを思いやってるつもりだったのに、 それが相手に伝わらなかったり、一方通行だったりして。 そして、フッと目の前からいなくなっちゃう。 ずっと一緒にいたはずなのに、相手を理解できてなかった。 こんなにさみしいことってないよね・・・。
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主な登場人物は、主婦のリリ、その夫の幸夫、リリの親友の春名、リリの恋人の暁。 章ごとに主人公を変えて、それぞれの目線で物語が進んでいきます。 夜の公園を散歩するリリ、 スーパーマーケットで出会うリリと暁、 春名と幸夫、リリと暁、4人の遭遇。 それぞれのそれぞれに対する...
主な登場人物は、主婦のリリ、その夫の幸夫、リリの親友の春名、リリの恋人の暁。 章ごとに主人公を変えて、それぞれの目線で物語が進んでいきます。 夜の公園を散歩するリリ、 スーパーマーケットで出会うリリと暁、 春名と幸夫、リリと暁、4人の遭遇。 それぞれのそれぞれに対する思いが交錯し、 自分という足場が徐々に揺れ始め、物語もまた動き始める。 さりげなく練られた構成、しっかりした人物の描写に安心感。 思いの割り切れなさとか、矛盾とか、そんなところも描かれていて、ソツがない。 でもそのソツのない感じを、感じさせないところがよいですね。 なかなかいい小説。
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春菜のよくある女性らしい嫉妬とか情とかの複雑さ・正直さに以前から共感していたけど、再度読み直してみてリリの静としたたたずまいも好きになった。
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