彼女はたぶん魔法を使う の商品レビュー
1990年の作品。当然携帯電話やネットのない時代なので主人公の捜査や生活もそれが前提となっている。読んでるこちらがその時代を知ってるいい歳のおっさんなので、瞬時に昭和〜平成初期に戻れるけど、今の若者には辛いのではないかといらぬ心配をしてしまった。電話ボックス?なに?
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トレンディドラマ?とか言ってた時代の話だと思う。その頃を楽しんでいた人には良い本なのでは。肝心の謎解きの方は、どうでもいい話でズルズル引き伸ばされてる感じがどうにも好かなかったけど、トレンディドラマってのはそういうもんなのかもしれない。
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元刑事のハードボイルド風ライターの柚木。 女好きで飄々とし過ぎていて、身内にいたらイラっとしそうだけど、刑事としては優秀だっただろうことが何となく分かります。 その経験も活かして交通事故の真相を明らかにする訳ですが、女性関係はモテるが故に前途多難。 タイトルだけだと爽やかなイメー...
元刑事のハードボイルド風ライターの柚木。 女好きで飄々とし過ぎていて、身内にいたらイラっとしそうだけど、刑事としては優秀だっただろうことが何となく分かります。 その経験も活かして交通事故の真相を明らかにする訳ですが、女性関係はモテるが故に前途多難。 タイトルだけだと爽やかなイメージだったので、柚木のキャラの癖が強くて意外。でもさらさらっと読めて面白かった。
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あらすじ 元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも...
あらすじ 元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。
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フリーの記者をしながら、未解決事件の調査を行う柚木のところに女性が訪れ、交通事故として処理された妹の死を調べてほしいとの依頼をされる。何ということもない事故のようだが、事故車が見つからないなど不自然な部分が多い。 ハードボイルドなんだか、ミステリなんだか、それらを茶化しているの...
フリーの記者をしながら、未解決事件の調査を行う柚木のところに女性が訪れ、交通事故として処理された妹の死を調べてほしいとの依頼をされる。何ということもない事故のようだが、事故車が見つからないなど不自然な部分が多い。 ハードボイルドなんだか、ミステリなんだか、それらを茶化しているのかかなり混乱する作品である。メインの部分としては、事件解決を目的としたミステリなのだろうが、証拠を押えて次々解決するでもなく、小学生からOLまで、数々の女性に振り回されて、核心に向かえない柚木を楽しむという作品である。 樋口有介の以前に読んだ作品に比べると、相当読みやすく、犯人探しなんかどうでもいいと思いながら読むのが正解であろう。犯人探しを主に読んでしまうと、古いミステリにありがちな、煮え切らないアレが待っている。「動機が弱い」 全体に、ハードボイルドのパロディーのような雰囲気が漂うのだが、テーマの一つが女に振り回されるのであれば、最初に神社にでも行って「女難の相あり」なんていうおみくじのシーンでも入れて於けばよかったんじゃないかな、などという編集目線で締め。
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久しぶりに主人公の語り口調での綴られる本を読みました。ものすごく読みやすいです。主人公、どこかで見たような・・と思ってたら、シティーハンターの冴羽獠でした。それに気付いてからは頭の中で上川隆也が大活躍(笑)冴子は吉瀬美智子、香絵は仲間由紀恵、夏原佑子は小松菜奈と、想像力は止まらず...
久しぶりに主人公の語り口調での綴られる本を読みました。ものすごく読みやすいです。主人公、どこかで見たような・・と思ってたら、シティーハンターの冴羽獠でした。それに気付いてからは頭の中で上川隆也が大活躍(笑)冴子は吉瀬美智子、香絵は仲間由紀恵、夏原佑子は小松菜奈と、想像力は止まらず、そういう面でも楽しめました。殺人事件の調査が軸のはずなのに、半分位は主人公と色んな女性とのやりとり、みたいな感じなのですが、気付くとちゃんと事件解決してました(笑)
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ちょっとカッコつけすぎだよー。 主人公のセリフがキマリすぎて、読んでいて ねーよと思ったのは私ばかりであるまい。 謎解き自体は先が見えちゃってイマイチだが 読みやすくて、テンポがいいから飽きさせない。 さらっと読むにはいいかんじ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公柚木草平を取り巻く事件の美女たちと、 殺人事件を地道に解決していく柚木。 それらがうまく絡み合って、解決へと導いていく 特に、美女と柚木の会話はナンパの雰囲気があるものの、 お世辞というのは筆者の、腕の良さをうかがわせる。 ミステリーでも、私が大好きなシリーズです
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前から興味のあった作者。 読みやすい、どちらかというとなんちゃってミステリーという印象でしょうか。 美人な女性に囲まれてうらやましい…というかハーレム状態ですが、そのなかでも女性への感性は鋭いと思います。 単にきれいでかわいいだけではなく、その強さも強かさも男性ならではの視点です...
前から興味のあった作者。 読みやすい、どちらかというとなんちゃってミステリーという印象でしょうか。 美人な女性に囲まれてうらやましい…というかハーレム状態ですが、そのなかでも女性への感性は鋭いと思います。 単にきれいでかわいいだけではなく、その強さも強かさも男性ならではの視点ですが、女性から見てもわかります。 そういった人間への捉え方が鋭いということは他の小説にも期待できると思います。 シリーズものらしいので、続きもよみたいですねー
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元刑事の探偵兼フリーライターが主人公。軽い感じでサクサク読めたけど、最後が私にはダメだった。。 何でカノジョのために用意したお料理とシャトーマルゴーを他の女が食べたり飲んだりするのを止めないの! と何故か元上司のカノジョの気持ちになってイライラしてしまいました。
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