ハイ・コンセプト の商品レビュー
Vol.214 3年後の現実社会を先取りしたい方に。必要とされている事象を読み間違うな! サブ本として紹介http://www.shirayu.com/letter/2013/000433.html 『成功はすべてコンセプトから始まる』木谷哲夫 著 ダイヤモンド社 参考文献
Posted by
ハイコンセプト 1.機能だけでなくデザイン 2.議論よりは物語 3.個別よりも全体の調和(シンフォニー) 分析→総括 4.論理ではなく共感 5.まじめだけでなく遊び心 6.モノよりも生きがい デザインに関する備忘録をつける週間が、生活環境を見る目が鋭くなる ・フェデック...
ハイコンセプト 1.機能だけでなくデザイン 2.議論よりは物語 3.個別よりも全体の調和(シンフォニー) 分析→総括 4.論理ではなく共感 5.まじめだけでなく遊び心 6.モノよりも生きがい デザインに関する備忘録をつける週間が、生活環境を見る目が鋭くなる ・フェデックスのネガスペース→矢印 ・こらから必要になる要素 →マルチな人、境界を超える人 →発明できる →巧みな比喩 メタファーはすべての芸術の活力源
Posted by
「知の衰退」での紹介。でも本当に世界のビジネスリーダーが読んだ本なのだろうかという印象もある。 【要約】 ・これからは新興国やシステムの隆盛によって、これまで通りの仕事のやり方ではジリ貧 ・新しいことを考え出す=新たな価値観の創出こそがシフトするべきステージ 【ノート】 ・重...
「知の衰退」での紹介。でも本当に世界のビジネスリーダーが読んだ本なのだろうかという印象もある。 【要約】 ・これからは新興国やシステムの隆盛によって、これまで通りの仕事のやり方ではジリ貧 ・新しいことを考え出す=新たな価値観の創出こそがシフトするべきステージ 【ノート】 ・重要な3つの問いかけ この仕事は他の国ならもっと安くやれるだろうか この仕事はコンピューターだともっと早くやれるだろうか 自分が提供しているものは豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか?
Posted by
ドラッカーやトフラーが予言し、出現した「知識社会」。この社会構造の変化にいち早く対応したアメリカが繁栄を手にした。しかし、繰り返し可能な知識(形式知、例えば、単純なアプリケーションソフトや税務申請書)は、賃金が安く知識レベルの高い国(インドや中国)にアウトソースされたり、ソフトで...
ドラッカーやトフラーが予言し、出現した「知識社会」。この社会構造の変化にいち早く対応したアメリカが繁栄を手にした。しかし、繰り返し可能な知識(形式知、例えば、単純なアプリケーションソフトや税務申請書)は、賃金が安く知識レベルの高い国(インドや中国)にアウトソースされたり、ソフトで代用されることにより、この国家的繁栄は、必ずしも個人には当てはまらない。この本では、ポスト知識社会が「ハイ・コンセプト社会(暗黙知、複雑知)」であることを予言し(当たり前だが)、その中で個人がいかに社会の中で自分のポジションを作り出すかについて言及している。面白くないが、自分の賃金の妥当性に自信の無い方にお勧めする。
Posted by
"これまでの、効率化、大量生産を是としてきた20世紀から21世紀となり、これからの時代はどんな時代になるかを、個人の役割に落とし込み描いたのが本書。 ハイコンセプトの時代と命名し、これからの社会に必要とされる能力を提案している。 左脳よりどちらかというと右脳がつかさどる...
"これまでの、効率化、大量生産を是としてきた20世紀から21世紀となり、これからの時代はどんな時代になるかを、個人の役割に落とし込み描いたのが本書。 ハイコンセプトの時代と命名し、これからの社会に必要とされる能力を提案している。 左脳よりどちらかというと右脳がつかさどる能力が今後必要な能力だと喝破している。 まず自分の仕事を振り返り以下の質問に答えてみる ?この仕事は、他国ならもっと安くできるだろうか? ?この仕事は、コンピュータならもっと速くできるだろうか? ?自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか? 当て張るのであれば、以下の従来とはまったく違うアプローチで仕事を見つめてみよう。 1.機能だけでなく「デザイン」 ・気になったデザインは忘れずに記録してみる ・デザイン誌に触れる ・美術品を見に行く。ミュージアム 2.議論よりは「物語」 ・ミニミニ短編小説を書いてみる ・自分史を語る ・質の良い短編を読む ・物語の完成を磨く書物 Story-Substance,Style,and the Principles of Screen-writing マンガ学-マンガによるマンガのためのマンガ理論 千の顔をもつ英雄 3.個別よりも全体のシンフォニー(「調和」) ・優れた交響曲を聞く ・気にも留めなかった雑誌を購入、じっくり眺めながら自分の生活、仕事との関連を探す ・バランスを高める書物 Beethoven's Anvil: Music in Mind and Culture Powers of ten 宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅 レトリックと人生 No Waste How to see-A Guide to Reading Our Man-made Environment 4.論理ではなく「共感」 ・ポール・エクマン博士の本を読む ・演技力は大事 ・ボランティアの効用 5.まじめだけでなく「遊び心」 ・世界笑いの日 6.モノよりも「生きがい」 ・生きがいを考える書物 夜と霧 世界でひとつだけの幸せ フロー体験:喜びの現象学 このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか? 心はマインド・・・「やわらかく」生きるために ダライ・ラマ 心の育て方"
Posted by
いかにもヤッピーぽい感じ。ここでまたフランクル博士の「夜と霧」が取り上げられている寄寓にびっくり。このあと読まなくては。 P21 日本人はそこが下手だ。「類は友を呼ぶ」で同じような発想をする人間だけで群れを成してしまう。それではダメだ。自分とは全く対極的な人と仲良くいろいろなこ...
いかにもヤッピーぽい感じ。ここでまたフランクル博士の「夜と霧」が取り上げられている寄寓にびっくり。このあと読まなくては。 P21 日本人はそこが下手だ。「類は友を呼ぶ」で同じような発想をする人間だけで群れを成してしまう。それではダメだ。自分とは全く対極的な人と仲良くいろいろなことを語り合って物事を創造していく。頭が片利きの人はこういう人間関係の工夫によって付加価値を高めていかなくてはならない。 P122 6つの感性(センス) ?デザイン ?議論よりは物語 ?個別よりも全体の調和 ?論理ではなく共感 ?遊び心 ?モノよりも生きがい P159 世の中には3種類の人間がいる。文化の創造者・文化の消費者・文化など意に介さない人。最初の二種類の人間のどちらかになるようにする。 P170 事実というのは、誰にでも瞬時にアクセスできるようになると、一つ一つの事実の価値は低くなってしまうものなのだ。そこでそれらの事実を「文脈」に取り入れ、「感情的インパクト」を相手に伝える能力がますます重要になってくるのだ。 P228 全体像を見る能力は(中略)さまざまな精神的苦痛に対抗する手段として、最も重要なものではないだろうか。(中略)このような現代病に対する最良の処方箋は、文脈や全体像の中で生活を捉え、本当に重要な問題と、単に不快なこととを見極めることかもしれない。(中略)人間のあらゆる可能性を踏まえた形で自らの人生を理解する能力が、生きる「意義」を追い求める上で必要不可欠なのではないだろうか。 P263 共感とは、知性からの逸脱でも、知性への唯一の手段でもない。人は多くの場合、他人と調和する必要があるが、時には孤立することも必要だ。これからはこの二つを切り替えられる人が成功するのだ。 P327 私たちは、生まれつき遺伝子に組み込まれた、それぞれに異なる幸福を感じる幅を持っている。その幅の中でも憂鬱なほうに偏っている人もいれば、陽気なほうに傾いている人もいる。だが、誰もが、自分の持っている幅の上の部分−幸せのもたらされる場所−に到達する方法を学ぶことができる。 P331 迷宮(メイズ)と迷路(ラビリンス)の違い 迷宮はほとんどの通路が行き止まりになっている。中に入ったらできるだけ早く脱出することが目的になる。迷路はそれ自体を楽しむ。後者が大切
Posted by
発売から13年経った2018年時点で、課題として全体的なコンセンサスが取れてきた内容。2005年の時点でこれだけ分かりやすく示唆がまとまっていること、13年後になっても色褪せない内容なこと。凄い。 日本で話題として薄いが、ストーリーの重要性はここで語られている程大事に捉えていなか...
発売から13年経った2018年時点で、課題として全体的なコンセンサスが取れてきた内容。2005年の時点でこれだけ分かりやすく示唆がまとまっていること、13年後になっても色褪せない内容なこと。凄い。 日本で話題として薄いが、ストーリーの重要性はここで語られている程大事に捉えていなかったこともあり、勉強になった。
Posted by
自分が左脳タイプ・右脳タイプどちらかを理解して、自分と違うタイプの人を見つけて対話をすることによってアイデアを高めていく。 物語というのは人間の思考が生み出した、理解するための基本的道具。物語のない人間社会など一つも存在しなかった。 現代はうんざりするほど選択肢や刺激があふれてい...
自分が左脳タイプ・右脳タイプどちらかを理解して、自分と違うタイプの人を見つけて対話をすることによってアイデアを高めていく。 物語というのは人間の思考が生み出した、理解するための基本的道具。物語のない人間社会など一つも存在しなかった。 現代はうんざりするほど選択肢や刺激があふれているので、物事の全体像をとらえる力、本当に重要なことを見極める力が個人の幸福を追求する上で決定的な強みとなる。この調和の能力を理解し、高めるための最良の方法は、絵の描き方を学ぶこと。 絵を描くことは、おもに関連性をみること。 多くの場合、見たものを描いていなくて、子供の頃から記憶している象徴的イメージを描いてしまう。 絵を描き始める前にその絵をさかさまにする。そうなると何を描いているか分からなくなるので、左脳をあざむき、右脳のための道筋をはっきりさせられる。そうすれば頭は物事の関連性を自由にとらえ、それらを全体像に統合することができる。 成功する可能性が大きい人の3タイプ:境界を超えられる人、発明できる人、比喩を作れる人 パターン認識の重要性 偉大な人は中性的。精神面が中性的だと事実上のレパートリーが倍になるので、より豊かな視点で世間の人々と交流でき、多様なチャンスを手に入れることができる。 雑誌売り場は勉強の場。調和力のエクササイズになる。これまで気にもとめなかった雑誌を買う。 素人の強みを活かす:間違えると分かっていても、自由に動き、心が語りかける声を聞き、学び、行動する。 大頬骨筋は本人の意志に従うが、眼窩筋はこころが楽しい感情で満たされた時のみ動く。本当の喜びを表す笑顔を意識的には作れない。つまり見せかけの共感を示すことはできない。 本能を信じて。釣り竿を握った時に魚がかかったかどうか分かるそのフィーリング。 インドのバンガロールにいる放射線技師でもX線写真は読める。でも光ファイバーでは共感ー体に触れ、つきそい、慰めを与えることーを伝えることはできない。 仕事と遊びの組み合わせ。何事も楽しんでやらなければ、まず成功しない。遊びと仕事の一体化。遊びの逆は仕事ではない。抑うつだ。遊びとは、自分の見通しが確実であると信じているかのように行動で表現し、意志を強く持ち、それに打ち込むことである。 物質主義的価値観から意味的価値観への移行。生きがいが最も中心的な側面となった。精神性をまじめに考えること、幸福について真剣に考えること。 科学と仏教はとてもよく似ている。どちらもリアリティの本質を探ろうとし、人類の苦しみを軽減することを目標としているから。 働く理由の第一は物質的利益にあったが、近いうちに仕事の結果を楽しむことに取って代わられる。意義の追求。自分の最も得意とする事を知り、それを自分よりも大きな何かのために活かすこと。 20-10テスト:自分の銀行口座に20億円以上あって、あと10年も生きられないとしたら、今やってることをやり続けるだろうかと自問する。
Posted by
左脳主導型能力を図るのが、大学受験。事務処理能力を図る場所 右脳はメタファーを司る⇦俺がメタファーに強いのもそれが理由かもしれない。 ハイタッチとハイコンセプト。これをできる人の価値が上がるのだ 物語で伝える。物語として把握する。 システム思考。これをできると素晴らしい。
Posted by
ガチガチにロジカルな仕事を志していたけれど、なんか違うなと思っていた時に読んでパラダイムがシフトした
Posted by