ハイ・コンセプト の商品レビュー
もう既にきている時代。 やっぱ、直観も理論も大事。 それをインタラクティブに使いこなし、かつ自分の幸せを追求していく。 ビジネス書では終わらない、人生の書。
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コンピュータの発達により、これまで尊重されてきた左脳型の 「頭脳明晰な人」はこれからあまり意味を持たなくなる。 これから必要とされるのは、右脳型ともいえるデザインや ストーリーテリングといったコンセプチュアルなことをカタチに できるアートかつクリエイティブな人だ、という斬新な啓...
コンピュータの発達により、これまで尊重されてきた左脳型の 「頭脳明晰な人」はこれからあまり意味を持たなくなる。 これから必要とされるのは、右脳型ともいえるデザインや ストーリーテリングといったコンセプチュアルなことをカタチに できるアートかつクリエイティブな人だ、という斬新な啓蒙書。 その一方で、ちょっと先を行き過ぎているというか、日本で実際に この本に書かれてるような価値観が浸透するのはまだまだ何年も 先のことなんじゃないかな、とも思ったり。 でも左脳型ばっかり優先してきて結局、閉塞状態にある今の世界を 打破する突破口を鋭く示唆している本であることは間違いありません。
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グローバル化・インターネットの普及による情報の拡大に伴い、医者・弁護士・ソフトウェアエンジニアなど知識を詰め込んで分析する「左脳的思考」では特権を得ることができなくなってきている。 人件費の安い国の人にとってかわられたり、 コンピュータやロボットにとってかわられるからだ。 ...
グローバル化・インターネットの普及による情報の拡大に伴い、医者・弁護士・ソフトウェアエンジニアなど知識を詰め込んで分析する「左脳的思考」では特権を得ることができなくなってきている。 人件費の安い国の人にとってかわられたり、 コンピュータやロボットにとってかわられるからだ。 これからは左脳的思考に加え、右脳的センスで新しい事を考え出していく人が特権を得ていくだろう。 その6つのセンスとは、「デザイン」「物語」「全体の調和」「共感」「遊び心」「生きがい」 その6つのセンスの鍛え方についても書かれています。 なんとなく日々感じていたことが書かれているかんじで目新しい発見はなかったのですが、各章末についているそれぞれのセンスを鍛える方法が面白かったです。 センスを鍛えるために紹介されているWebや本はとても有効でした! 大前先生とはいえ、訳本なので若干の読みにくさがあります。
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基本的には、 ・情報化社会の進展により、論理・知識といった左脳型能力 =「専門力」の価値が下がってきていること ・人間ならではの、クリエイティブな右脳の力と左脳の バランスを生かした「総合力」で勝負する時代が来ること をひたすら述べている本です。 その中で、法務マンとしての...
基本的には、 ・情報化社会の進展により、論理・知識といった左脳型能力 =「専門力」の価値が下がってきていること ・人間ならではの、クリエイティブな右脳の力と左脳の バランスを生かした「総合力」で勝負する時代が来ること をひたすら述べている本です。 その中で、法務マンとしての私を刺激した部分をいくつか以下引用。 ウェブの活用により、長年、多くの弁護士に高い収入と顧客からの崇敬をもたらしてきた独占的情報が、一般の人でも利用できるようになった。 その結果、法務関連業は「根本的な変革を迫られている。従来どおりのサービスに対する需要が減り、弁護士たちは、より安い報酬で仕事を引き受けねばならなくなる。」とタイムズ紙は述べている。 そして、その実例として、離婚相談を3万円で行うwebサービスのCompleteCase.comや、契約書作成代行サイトのLawvantage.comなどが紹介されています。 これらはまさに、私が2年前のエントリで感じていた危機感と重なります。 その危機を打開できるのは、 非常に複雑な問題に取り組むことができデータベースやソフトウェアにはできない仕事をこなせる人である。 たとえば、カウンセリング、調停、法廷での弁護演説、「右脳主導型思考」に依存するその他のサービスである。 と著者のダニエル・ピンクは言っています。 今の自分の状況を振り返ってみると、確かに、社内サイトでFAQをたくさん作ってGoogleエンジンで検索できるようにすれば解決するような、社内法務サービスが、自分の業務の40%ぐらいを占めているのは事実。 この状態に甘えて手遅れにならないために、そしてサバイバルからいち早く抜け出すためには、顧客の疑問・悩みを直接受け止め、直接顧客に対峙し解決していくような存在になることかなと。 無資格者が直接顧客に法務サービスを提供するのは、弁護士法違反にもなりかねず、一筋縄にはいかない部分もあるものの、自分なりの次世代法務パーソンのイメージが沸いてきた気がしています。
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間違いなく、今年読んだ中でNo.1のインパクトを受けた本。 ベンチャー・リンク(株)の小林会長が社員にこれだけは読んだ方が良い!と言及し、そして同社の的場氏から薦められた。 読んでみたら、なんとここ2年間くらいで私が断片的に考えていたり、感じたりしたことを包括して綺麗サッパリに体...
間違いなく、今年読んだ中でNo.1のインパクトを受けた本。 ベンチャー・リンク(株)の小林会長が社員にこれだけは読んだ方が良い!と言及し、そして同社の的場氏から薦められた。 読んでみたら、なんとここ2年間くらいで私が断片的に考えていたり、感じたりしたことを包括して綺麗サッパリに体系立てて解説しているではないか!まさに不注意で頭を低い天井にガツン、っとぶつけた時並みの衝撃を受けた。 今までの断片的だった思考がパズルが完成したかのようにカチっと嵌った事、同時に、今までの私の考えや行動の正当性を得られた事、という二つの面でブレークスルーだった。 さらにこの本があれば、がちがちの論理主導思考によってもたらされた私の価値を、新たなことを考え出す人に昇華させることができるだろう。
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一度読んでみて面白かったので再読してみた。本書の主張を要約すると、豊かさ、アジア、オートメーションという3つの要因により、今後は「情報の時代」から「コンセプトの時代」に移行する。そのような時代を生き抜いていくためには、「左脳主導思考」から「右脳主導思考」へと自らを変えていかなけれ...
一度読んでみて面白かったので再読してみた。本書の主張を要約すると、豊かさ、アジア、オートメーションという3つの要因により、今後は「情報の時代」から「コンセプトの時代」に移行する。そのような時代を生き抜いていくためには、「左脳主導思考」から「右脳主導思考」へと自らを変えていかなければならない。そこで重要となるのが、「デザイン」「物語」「調和」「共感」「遊び心」「生きがい」の6つの感性である、という感じ。若干右脳主導思考を強調しすぎてる感はあるものの、非常に参考になる部分が多い本。ただ6つの感性を提示しただけでなくそれらの具体的な磨き方も詳細に示しており、効果的に6つの感性を磨くことが出来る。先見の明のある、非常に面白い本。これを読んだ後は、自分にとって必要な感性を磨くために行動あるのみ。
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【目的】:ハイコンセプトとは何で、どうやって身につけるか教えて。 ・時代は第四の波へ。第三の波の情報革命を担ったナレッジ・ワーカーの仕事(左脳主導思考)は、アジアへ、パソコンでオートメーション化により、大量に安く行われる、その豊かさの時代の需要に応えるのは右脳主導思考によるコンセ...
【目的】:ハイコンセプトとは何で、どうやって身につけるか教えて。 ・時代は第四の波へ。第三の波の情報革命を担ったナレッジ・ワーカーの仕事(左脳主導思考)は、アジアへ、パソコンでオートメーション化により、大量に安く行われる、その豊かさの時代の需要に応えるのは右脳主導思考によるコンセプト(ハイコンセプトとハイタッチ)。 ・ハイコンセプトとは、パターンやチャンスを見出す能力、感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて新しい構想や概念を生み出す能力、など。 ・ハイタッチとは、他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し・他者の喜びを見つける手助けをする能力、日常に目的や意義を追求する能力。 ・左脳主導思考を補完する右脳主導思考の6つの感性。デザイン、物語、全体の調和(シンフォニー)、共感、遊び心、生きがい。 ・デザイン:よいデザインに触れる、お気に入り・愛着のわくデザインを記録する、問題解決演習。 ・物語:ミニミニ小説・自分史を書く。 ・シンフォニー:交響曲を聴く、右脳で描く、五筆書き、比喩を意識。 ・共感:持ち主の想像、演技、ボランティア ・遊び心:笑いクラブ、ゲーム、マンガの吹き出しを考える。 ・生きがい:90歳の自分をイメージ、感謝、迷路(渦巻きをたどる動く瞑想)。 #時代の変化について、理解しやすく、刺激的な内容だった。 #アジアにおいてもハイコンセプトやハイタッチが進むのではないか、するとどうなるだろうと思ったが、物質的豊かさをどれだけ享受しているかが需要や必要性の実感につながるなら、先進国に優位性があると感じた。 1-3
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インドや中国やロボットや検索技術にナレッジワーカーの仕事がとられていくこれからの時代にどう対応するべきかを述べた本。 会社のトイレでたくさんのインド人プログラマーに会い、仕事で中国在住のプログラマーと仕事をしていると、この本のいうことも現実感をまして迫ってきます。 必要なのは...
インドや中国やロボットや検索技術にナレッジワーカーの仕事がとられていくこれからの時代にどう対応するべきかを述べた本。 会社のトイレでたくさんのインド人プログラマーに会い、仕事で中国在住のプログラマーと仕事をしていると、この本のいうことも現実感をまして迫ってきます。 必要なのは、デザイン、物語、調和、共感、遊び心、生きかいの6つのセンス。 昔なら考えられなかったけど、現代のビジネスマンは、書体(Arial, Times New Roman, etc)を見分けることができる。そこからデザインの必要性について書いてます。 面白そうなウェブサイトを引用。 www.sagmeister.com www.realsimple.com www.ndm.si.edu www.dx.org www.storycorps.net www.marcelwanders.com www.paulekman.com 表情 http://glennrowe.net/BaronCohen/MaleFemale.asp www.labyrinthsociety.com 迷路協会?
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コンセプトの時代の6つのキーワードは、机の上においています。1.機能だけでなく「デザイン」 2.議論よりは「物語」 3.個別よりも「全体の調和」 4.論理だけでなく「共感」 5.まじめだけでなく「遊び」 6.モノよりも「生きがい」 仕事を進める上での参考にしています。
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【読む目的】 富を約束する「6つの感性」とは? 【読んだ感想】 これからの時代を生き抜いていくためには、デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい、これら6つの感性が大切になってくることが分かった。
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