お縫い子テルミー の商品レビュー
「流しのお縫い子」って…凄いセンスだ。 彼女がシナイちゃんに抱く感情って、なんか解る気がする。 新潟から南下する電車の中で読んで、宿を提供してくれた金沢の友達にお土産として置いて帰ってきた、夏の思い出の本。
Posted by
歌うことを、裁縫をすることを運命という、シナイちゃんとテルミーが儚く素敵だと思う。シナイちゃんの「ふっ」って笑い方がスキ。
Posted by
よみました〜。シナイちゃんすてきすぎる!(きゅん!) かなりときめきました。読み終わりがかなり前なので記憶が曖昧なのですが、すごくじんわりした気分になるとともに、テルミーの強さ、悲しさがつんとこころにささりました。
Posted by
強くて優しいと思う。 そういう態度で生きていくのは。 短い言葉が、ぽつりとこぼれるとき、 しっとりと、気持ちがしみこむ。
Posted by
なんかすごい変な文がとか、テルミーの性格とか、すごく独特。 表紙が気に入ってずっと読みたかった。読んでみて不思議な感じになりました。
Posted by
タイトルに惹かれて、ずっと読みたいと思っていた作品。が、読んでみたらよくわからなかった。考えさせられるっちゃあ考えさせられる作品なんだけど、主人公が特殊?なため、イマイチ現実味を帯びない。あと、江國香織さんがあとがきで述べてたように、はっきりと書くところがイマイチ現実的じゃなかっ...
タイトルに惹かれて、ずっと読みたいと思っていた作品。が、読んでみたらよくわからなかった。考えさせられるっちゃあ考えさせられる作品なんだけど、主人公が特殊?なため、イマイチ現実味を帯びない。あと、江國香織さんがあとがきで述べてたように、はっきりと書くところがイマイチ現実的じゃなかったのかも。人間てもっとすっぱり行かないもんだし。
Posted by
現実感がないけどファンタジーではない独特な文体と雰囲気嫌いじゃないです。他の作品も読んでみたくなりました。表紙のフォント選びとかも好き。
Posted by
9/4 「流し」「何も持たない」とか、そういう言葉にどうも弱い。世界と繋がっていても、誰にも頼らない。誰にも流されない。 江国さんの解説、これはいまいち。「憧れの対象だけど理解できてはいない」かんじ。
Posted by
地に足はついてるはずなのに、ふわふわと浮遊してるような不思議な感じ。現実的でさっぱりした文体なのに、何処かうっとりしたゆめのなかみたいな印象を受けます。久々にすごく好みな作家さんだ!シナイちゃんがかっこよすぎてどうしていいか解りません。素敵。
Posted by
テルミーの布に関する感覚が素晴らしい。ちょっと風変わりだけど、信念のあるテルミー。 「ABARE・DAICO」は、もうちょっと違うタイトルでもよかったのに・・・と思った。
Posted by