ガウディの伝言 の商品レビュー
サグラダファミリアで活躍されている外尾さんの一冊。同じ日本人から見たガウディやサグラダファミリアに関するお話は本当に貴重ですし、この本を読んでガウディをもっと好きになったのはもちろん、外尾さんも大好きになりました。
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バルセロナへ行く予習として読んだ本。「ガウディってサグラダファミリア作った人でしょ?」程度の知識しかない私には、ほんとうにぴったりの入門書だった。 難しいキリスト教用語も建築用語も必要でなく、作者がとてもわかりやすく説明してくれる。すらすらと最後まで読むことができた。少し詳しい...
バルセロナへ行く予習として読んだ本。「ガウディってサグラダファミリア作った人でしょ?」程度の知識しかない私には、ほんとうにぴったりの入門書だった。 難しいキリスト教用語も建築用語も必要でなく、作者がとてもわかりやすく説明してくれる。すらすらと最後まで読むことができた。少し詳しい人であれば物足りなく感じるかもしれない。 この本の素敵なところは、サグラダファミリアの彫刻師である作者やその他の建設にかかわる人々、そしてガウディ本人のサグラダファミリアへの愛やサグラダファミリアに込めた思いが伝わってくることだと思う。私の中の「サグラダファミリア=ガウディ」という単純なイメージを改める必要があるなあと感じた。 バルセロナへ行くのがより楽しみになった。
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ガウディの建築の知らなかった逸話が外尾さんの目を通して語られる。外尾さんの取組み方がかっこいい。そして地下教会の美しさにくらくらした。やはり、死ぬ前に行かなくては。
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スペインのバルセロナで、130年前に建築が始まり、今なお創り続けられている、あの「サグラダ・ファミリア」で彫刻家として活躍している外尾悦郎さんの著書。書物の後半にある「明日のために今日を生きるのではなく、今日出来る最大限のことをしようとする。その上に明日がやってくる。」30年以上...
スペインのバルセロナで、130年前に建築が始まり、今なお創り続けられている、あの「サグラダ・ファミリア」で彫刻家として活躍している外尾悦郎さんの著書。書物の後半にある「明日のために今日を生きるのではなく、今日出来る最大限のことをしようとする。その上に明日がやってくる。」30年以上も、黙々と彫刻を創り続けている外尾さんならではの重みのある言葉であると思う。
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完成前に一度は訪れたい、憧れの建物。 ガウディの不器用で真っ直ぐな姿勢にも憧れた。何かに一生懸命打ち込み、尚且つその才能を自慢しない所が凄い魅力的。いいなあ。 デザインと機能を一緒に実現すること。 ひとつひとつのモチーフに、意味を込めていること。 すべて計算しつくされた、神への捧げもの。神の物語。 実物に触れたい。その前にもっと勉強していこうと思った。
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「サクラダ・ファミリアの設計における秘密がわかる」 ガウディが、サクラダ・ファミリアを設計する際にこんなにも考えて設計してたのかっ、って思った。 ガウディのエピソードを語る筆者も、ファミリアの制作に今もなお携わっている。 目に見えない秩序を読み取り、それを建物に活かそうとしていた...
「サクラダ・ファミリアの設計における秘密がわかる」 ガウディが、サクラダ・ファミリアを設計する際にこんなにも考えて設計してたのかっ、って思った。 ガウディのエピソードを語る筆者も、ファミリアの制作に今もなお携わっている。 目に見えない秩序を読み取り、それを建物に活かそうとしていたのがガウディ。 やっぱ、ガウディはすばらしい建築家。 サクラダファミリアに行きたくなる一冊。
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金持ちになるために、行動をおこす。そんなくだらない考えはやめにしたら?っていうことを深く思った一冊です。サクラダファミリアは、今にいたるまで何度も資金難や戦争といった困難の壁にぶち当たっていますが、ガウディを含め、中で働いている職人さんたちの志の高さがあったからこそ、最高の作品と...
金持ちになるために、行動をおこす。そんなくだらない考えはやめにしたら?っていうことを深く思った一冊です。サクラダファミリアは、今にいたるまで何度も資金難や戦争といった困難の壁にぶち当たっていますが、ガウディを含め、中で働いている職人さんたちの志の高さがあったからこそ、最高の作品となっています。是非、早く実物がみたいです。
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『(自然や神を称えて)人間は何も創造しない。ただ発見するだけである。』 『私はいつの間にか、石を愛するようになっていた…だからこそ、思い通りにならない石の言うことをすべて聞こうという気になる…』 #kotoba
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心撲たれます。 まさに、神は細部に宿る- サグラダ・ファミリアの専任彫刻家として30年を生きる著者ならではの、とくにプロローグから7章あたりまでで、明かされる造型の工夫、その読解きは、随所に心撲たれ、恥ずかしながらときに涙するほど‥。 木と石、和洋の対照世界ながら、嘗て法隆寺宮大工棟梁であった西岡常一の著書「木に学べ」にも匹敵、読み較べられるのをお薦めしたい。
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バルセロナに行く前に、本書を読んでいれば、10倍楽しめたのにと残念に思っています。 一度行って、見た印象は残っているので、行ったことがない方よりも2倍は楽しめているかもしれません。 サグラダファミリア教会についての情報は、関係者の記述なので、重みもあるし、現実味もあるし、本当に貴重な書籍です。 次に行く機会があれば、持って行きたいです。 ps. バルセロナで泊まったホテルが、ガウディというホテルで、ホテルの前にもガウディ設計の建築物がありました。
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