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東京湾景 の商品レビュー

3.4

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    4

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2012/05/19

東京湾を挟んで、肉体労働者の男と、お台場で働くOLの女のなんとも切ないラブストーリー。 やっぱり吉田修一作品は、じわじわ・むずむず 来るんだよね~ 自分的にはこれがイチバン好き。

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2012/04/11

大人なラブストーリー 物語りの展開や文調は静かだけど、それぞれの人物の心の中には熱いものがかくれているような気がする。 ラブストーリーはそんなに好きじゃないけど、この作品は読み終わった後にじわーっとよかったなと思えた。

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2012/02/21

吉田修一は「パレード」に続いて2冊目。主人公の2人はもちろん、その他の登場人物も魅力的に描かれてる(と思う)んだけど、キャラがたってる割に乾いている、薄っぺらいと感じてしまうのは何故だろう?著者の現代の若者の描き方の癖に自分の感覚感性が合ってないのかな?お台場勤務の「涼子(美緒)...

吉田修一は「パレード」に続いて2冊目。主人公の2人はもちろん、その他の登場人物も魅力的に描かれてる(と思う)んだけど、キャラがたってる割に乾いている、薄っぺらいと感じてしまうのは何故だろう?著者の現代の若者の描き方の癖に自分の感覚感性が合ってないのかな?お台場勤務の「涼子(美緒)」と品川埠頭の倉庫で働く亮介、出会い系サイトを通じて出会った2人の物語。読後感は爽やか。

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2015/03/10

吉田修一の世界の登場人物設定にはムリがあると感じつつも、 言葉選びの上手さと展開で"アリ"に思えてしまうマジック。 この東京湾景も、東京ならアリなのかな?と思えてしまう。 品川とお台場を結ぶ不器用な恋愛模様。 結果として、好きな作品です。

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2012/01/16

淡々とした恋愛小説。 だけど、色々考えさせられる。 『どんなに愛し合ってても、大好きでも、終わりを迎える。』 あぁって…なんだか、他人事じゃない。 メールから始まる恋。 嘘。過去。セックス。 お台場と品川埠頭を結ぶ東京湾岸のラブストーリー。

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2012/01/15

あまりにもメジャーすぎて、読みそびれていたが、以外にも良かった。 今、他に4冊読んでる本の合間にと夕飯後から何気なく手に取っただけのはずなのに、一気に読んでしまった。こんなことをさせる吉田修一は、なんて燃費が悪いんだと言いたくなる。こうして、未読の吉田作品は残りわずかとなってしま...

あまりにもメジャーすぎて、読みそびれていたが、以外にも良かった。 今、他に4冊読んでる本の合間にと夕飯後から何気なく手に取っただけのはずなのに、一気に読んでしまった。こんなことをさせる吉田修一は、なんて燃費が悪いんだと言いたくなる。こうして、未読の吉田作品は残りわずかとなってしまった。

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2011/12/30

二人の距離感と同時に、心と頭が行き来した。 本来誰だって人を深く愛したいのに、それができない。 人間が簡単じゃないことを、皆知っているからだ。 知ることは両刃の剣というが、この場合、「両手で甲盾」だと思う。 そういう熟語があるのかは知らないが。 つまり二人とも疑心暗鬼になって、...

二人の距離感と同時に、心と頭が行き来した。 本来誰だって人を深く愛したいのに、それができない。 人間が簡単じゃないことを、皆知っているからだ。 知ることは両刃の剣というが、この場合、「両手で甲盾」だと思う。 そういう熟語があるのかは知らないが。 つまり二人とも疑心暗鬼になって、愛することを恐れている。 恋愛経歴は皆違うし、その異形の二つの価値観が支え合うのは本当に難しい。 なぜ彼女できないんだろう。

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2011/12/08
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ラブストーリーなんだけど、なぜかそれを強く感じさせなかった。最後の終わりかたはあまり好きではなかった。描写がかなり詳しく、東京に住んでいない自分でさえも場面がけっこう鮮明に想像できた。もし東京に住んでいたらかなりわかりやすいと思う。

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2011/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり久しぶりの恋愛小説。 吉田修一の作品は、風景描写がとても丁寧なので、情景がかなりうかびやすく、読みやすいのです。 ミケランジェロ・アントニオーニの「日蝕」とリンクするあたりが、とても好き。

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2011/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

だいぶ昔に読んだ作品なので記憶は曖昧。 だけど、この作品の雰囲気はすごく好きだったのを覚えている。 現代の恋愛にありそうなこと。 目に浮かぶような情景描写も良かった気がする。 「人を信じることはすごく難しい」 これは、まさしくその通りで。 形容し難い切ない気持ちになるけれど私は好きな作品でした。

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