人生激場 の商品レビュー
ここんとこ睡眠不足で小難しい本が読めない期なので、久々にしをんさんエッセイを再読だ!これなら通勤電車で、信号待ちで、楽しめるぞ。
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共感を覚えてはいけないのに、覚えてしまうエッセイ。 この人のエッセイを読むたびに弟が気の毒になる。
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友人に勧められてはじめて読んだ、三浦しをんさんのエッセイ。 早大文学部卒、直木賞作家、という経歴と、一冊だけ読んでいた小説「むかしのはなし」から、繊細な感受性を持った聡明な女性・・・というイメージを持っていた。 ら、確かにそのイメージは間違いではなかったんだけど、でもこちらの期待...
友人に勧められてはじめて読んだ、三浦しをんさんのエッセイ。 早大文学部卒、直木賞作家、という経歴と、一冊だけ読んでいた小説「むかしのはなし」から、繊細な感受性を持った聡明な女性・・・というイメージを持っていた。 ら、確かにそのイメージは間違いではなかったんだけど、でもこちらの期待を思いっきりいい意味で裏切る素晴らしいお人でした。 もしかしてわたしの人生の中で、こんなに素敵なエッセイに出会えることって、そんなにないんじゃないかと思う。 なんて洒落が効いているんだ!なんて頭の回転が速いんだ!なんて豊富な知識の持ち主なんだ!なんてあけっぴろげなんだ! エッセイでこんなに感動できることって、なかなかない。
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コワーイ話を読んじゃったので中和剤にしをんちゃん。絶対笑えて楽しめる私の鉄板本。お世話になってます。ワールドカップネタが懐かしい。ヴィゴ・モーテンセンはいいよねえ。
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妄想爆発系のエッセイで面白かったです。 ちょっとした日常の違和感を見逃さず拾って 頭の中でどんどん妄想を広げていく手腕は笑えるんだけどスゴイ。 ちょうど日韓ワールドカップが開催されていた頃に書かれたらしくて、 筆者のにわかサッカーファンぶりもなんか懐かしさがこみあげてきます。 筆...
妄想爆発系のエッセイで面白かったです。 ちょっとした日常の違和感を見逃さず拾って 頭の中でどんどん妄想を広げていく手腕は笑えるんだけどスゴイ。 ちょうど日韓ワールドカップが開催されていた頃に書かれたらしくて、 筆者のにわかサッカーファンぶりもなんか懐かしさがこみあげてきます。 筆者ブログの「ビロウな話で恐縮です日記」も、ここから誕生したのかな? 胸毛フェチの話とかわりと下品な話が多いので確かに尾籠ですな。 ちょっとした仕事の合間に脱力したい方におすすめかも。
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古本、高村薫、ヴィゴ、バクチク(本書には出てこない)、妄想、とまあたくさんの事柄について自分と共有できるからやはり 三浦しをんは楽しい。 オタクを自称できる女子全てが共感できるエッセイを書けるのは、あとがきで「私はたぶん、日常の中に巧妙に隠されていて滅多に目撃できない、だけどあり...
古本、高村薫、ヴィゴ、バクチク(本書には出てこない)、妄想、とまあたくさんの事柄について自分と共有できるからやはり 三浦しをんは楽しい。 オタクを自称できる女子全てが共感できるエッセイを書けるのは、あとがきで「私はたぶん、日常の中に巧妙に隠されていて滅多に目撃できない、だけどありふれた感情や出来事、というのが、ものすごく好きなんだと思う」という文章が全てだと思う。
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想像力、では決してなくて妄想力が素晴らしい・・・しをんさんのエッセイを読むと思う。実際テレビでサッカー観戦してキャーキャーゴロンゴロンしたよ、っていう内容がこうも滑稽で笑いに繋がるものか。腐臭漂う「乙女」の極上の日々。
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三浦氏のエッセイを初めて読んだ。 日常を脱力系逆上風味自虐添えで書き留めたもの。 暇つぶしとして有効。 大宮エリー氏のエッセイと似ている気がする。 2002年のW杯の話題が出てくる。懐かしい。 一昨日,女子W杯で日本が優勝した。このことについてどう触れるのか読んでみたい。週刊新...
三浦氏のエッセイを初めて読んだ。 日常を脱力系逆上風味自虐添えで書き留めたもの。 暇つぶしとして有効。 大宮エリー氏のエッセイと似ている気がする。 2002年のW杯の話題が出てくる。懐かしい。 一昨日,女子W杯で日本が優勝した。このことについてどう触れるのか読んでみたい。週刊新潮に連載だったな。 執筆当時の内容に,単行本化時と文庫化時にコメント(後日談)を付け加えているのが良い! 他の作品も読んでみよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「つんくの呪い」には死ぬかと思った。 笑いを必死に堪えたが故に発生した腹痛によって。 悶絶。 通勤電車のなかで読むべきでは無い。 著者の類い希な妄想ワールドに、ニヤケルでは留まらない、 「ぶっ」だの「くっくっくっ」だの、お下品な笑いが漏れる可能性大。 自室で存分に、爆笑するがマル! そしてそして、三浦しをんさんは「言葉」に敬意を払うひとだった。 「世論」を「よろん」と呼ぶのは納得がいかぬ、「よろん」には立派な「輿論」という漢字があるのである、と憤怒する。 小説家はこうでなくちゃなあ、と感動した。 おすすめ。
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