ぜつぼう の商品レビュー
やはり鬱。 あきらかに猿岩石。 強い魅力は感じないままに読み進んだが 最後に救いがあって良かった。 人ごとながら、眠れないというは 読んでるだけで同情してしまう
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最初、「せつぼう(切望)」だと思ってました、題名。この人の作品はちょっと読んでみたいと思っていたんです。最近、やけにビレッジでもプッシュされてたりして。群像からデビューしてるんですね。劇団の人で。ああ、確かにそうっぽいなぁ、と思った。話を展開せずにはいられない性質なんだなぁ、と。...
最初、「せつぼう(切望)」だと思ってました、題名。この人の作品はちょっと読んでみたいと思っていたんです。最近、やけにビレッジでもプッシュされてたりして。群像からデビューしてるんですね。劇団の人で。ああ、確かにそうっぽいなぁ、と思った。話を展開せずにはいられない性質なんだなぁ、と。あとは擬音をうまく使うなぁ、と。まだ一作読んだだけでは判断しかねる。正直、どうでもいい物語だったけれど。反語か。そもそも小説自体がどうでもいいものだから、どうでもいい物語でもよい。(06/8/5)
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この本の文体に慣れるのに時間がかかった。関係ないけど鳩はちゃんと飛んで来たと信じたい。2人でやり直せたらいいなぁ。 2006.10.16 読了
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なかなかいい話じゃん。普通に心が温かくなった。どーした?こんな作風の人だったっけ?ここがターニング・ポイントか。恋って、いいね。ダメ人間でも恋できるんだね。希望が湧いてきた。それにしても、著者の性格の悪さというか、人間のイヤなトコを隠さず晒していく姿勢は最高です。
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「生きてるだけで、愛。」が今回の芥川賞候補作にもなっていましたが、 今勢いのある作家(糸井談)の 昨年群像に掲載された小説。 鬱に悩んでいる元売れっ子お笑い芸人の心の葛藤がずーと語られて いくのだが、とくに暗さはなく、むしろ 町田康を彷彿とさせるロックの リズム感覚で、笑いながら...
「生きてるだけで、愛。」が今回の芥川賞候補作にもなっていましたが、 今勢いのある作家(糸井談)の 昨年群像に掲載された小説。 鬱に悩んでいる元売れっ子お笑い芸人の心の葛藤がずーと語られて いくのだが、とくに暗さはなく、むしろ 町田康を彷彿とさせるロックの リズム感覚で、笑いながら一気に読了。 絶望絶望絶望のどん底にいる(と考えている)主人公が無意識に 口笛を吹いたところ、連れの女性に「あら、口笛?のんき君ね」 と指摘されるところは、見事に壺に的中。 自分にとって相当重要な「悩み/考え」って他人にとっては、 ほんと取るに足らないハナクソみたいなもんだなーと、つくづく おもい、そして今抱えている獏とした不安も軽くあしらえてしまう ほどに頭が軽くなった感じを受けた。一種の薬。まー真摯に向き合わず 現実逃避をすると、ホントににっちもさっちもいかなくなるんだろなー。
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周りの目を気にしていたらお笑い芸人なんて務まらないと思うのです。そういった意味でここに出てくる主人公はお笑い芸人に向いてなかったんでしょうね。そこが悲劇。
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あの人は今、的な物語。インスパイアされたのはTVの海外横断の話だろう。かつて話題になった芸人の、そういう。主人公の自問自答と自意識過剰さが構成要素。前作2作より鋭さがなくなった気がする。終わり方が「腑抜けども〜」と同じパターンで、正直「えっ?」と思った。そして読みやすかった。1時...
あの人は今、的な物語。インスパイアされたのはTVの海外横断の話だろう。かつて話題になった芸人の、そういう。主人公の自問自答と自意識過剰さが構成要素。前作2作より鋭さがなくなった気がする。終わり方が「腑抜けども〜」と同じパターンで、正直「えっ?」と思った。そして読みやすかった。1時間ちょいくらい。漢字変換されてない「ぜつぼう」は絶望に憧れつつ中途半端な不眠症を患う、主人公の甘さ、かつて手にした栄光への思い、そういうぬるさをひらがな表記で表したのかな?
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『夜の朝顔』と同じく、最近の書評でよくよくほめられている本。期待しすぎた感あり。んーわかる。けども。ラストは好きです。途中は微妙です。 猿岩石的芸能人が、気持ち病んで、田舎に行く。そこでよくわからん女にあって、最終的に眠れる=だんだん癒される。
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