初恋温泉 の商品レビュー

吉田修一【著】

2012/08/31

温泉を舞台にした5つの短編集。

離婚寸前夫婦、おしゃべりカップル、不倫男女、保険の外交員男、純愛高校生

訳ありだったり、出会いがあったり発見があったり、色んなことを考えたり思ったりと
各温泉地でのその状況がよく想像できる。

すらすらと読めた。
ついでに猛烈に温泉に入りたくなった)^o^(

2012/07/16

温泉行きたい、温泉行きたい。
「ためらいの湯」の続きと、「純情温泉」のその後が気になる…
おもしろい短編集でした。
2012/7/14読了

2012/06/24

短編集
最後のお話は、青春ぽくて好きだった

話が途中で終わるので
想像力豊かな人はいいかも

私は、ちと物足りなさを感じました

2012/04/30

実在の温泉宿を舞台にした恋人同士や夫婦の物語。

何かの企画ものという訳でもないのだろうが、温泉に行ったという人物たちの、部分だけを切り取って描いているので、何か感じるところはあるものの、ストーリーとして完結している、読者が納得するという作品ではないのかな。なんとなく消化不良というか、物足りないというか。
なんだかあっという間に読み終えてしまった。

「白雪温泉」がよかったかな。

2012/01/05

離婚を切り出された男と妻、結婚間近な二人、不倫の男女、旅先で出逢った二人、高校生の恋人
それぞれが温泉で過ごすヒトトキの短編集。
それぞれ色合いが違って好みも別れそう。全体にはちと物足りない。

【図書館・初読・1/5読了】

2011/11/08

ちょっと物足りなかった。もう少し続きが知りたいのに。温泉にすごく行きたくなったし、幸せについてのセリフの部分は心に残ったけれども。

2011/09/27

温泉をコンセプトにした5つのオムニバス。ってことは理解できるけど。いろいろな形があるのもわかるけど。…で？何？ってのが正直なところ。

2011/09/04

全国各地の温泉宿を舞台とした小説集。
熱海蓬莱の「初恋温泉」、青森青荷温泉の「白雪温泉」、京都祇園畑中の「ためらいの湯」、那須温泉二期倶楽部の「風来温泉」、黒川温泉南城苑の「純情温泉」の五作品を収録。

特に第２話の「白雪温泉」が良かった。中でも主人公が降り立った空港から一歩外に出た時の、雪景色から一切の音が消える瞬間の描写がいい。冒頭では地名に触れられていなかったが、読み進めるうちに心の中では青森の情景を思い描いていた。偶然舞台が雪の青森なので印象に残る作品。一度主人公が泊まったランプの宿で時間を過ごしてみたい。

2011/04/27

温泉にまつわる短編集。
最初の話がインパクトあった。成功したのに離婚してほしいってのは、一人で弱音吐かずにがんばった夫といても孤独を感じてしまって。一緒に助け合って生きてたかったんだろうなあ。
最後の高校生カップルにはむかついた。おばさんは高校生が恋愛でいろんなものを見失ってるのは苦手だ。

2011/04/25

あちこち温泉に浸かって小説を捻り出す～「初恋温泉」（熱海・蓬莱）「白雪温泉」（青森・青荷温泉）「ためらいの湯」（京都・祇園畑中）「風来温泉」（那須・二期倶楽部）「純情温泉」（黒川・南城苑）～小説を読んでいると，こうした風情溢れる温泉に行ってみたくなる。安いのは黒川だけのようだが，黒川って九州？