赤い指 の商品レビュー
【犯罪を越えたその先に、本当の闇がある。二日間の悪夢と、孤独な愛情の物語】 加賀恭一郎シリーズ。 予想外の結末には驚きましたが、いつもの東野圭吾の作品を読み終わった後の充実感が感じられませんでした
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今、流行の幼女(幼児)性犯罪、いじめ(引きこもり)や姑嫁不仲の問題を扱ったお話。ありふれたって感じ。 '06.08.20読書完了
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『嘘をもうひとつだけ』の加賀刑事が再び登場。前半は個人的には嫌いな感じなので「ん?」と思ったけど、後半のあっと驚くどんでん返しで家族愛に胸を打たれます。
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直木賞受賞後第一作。容疑者Xと比べるとやや物足りない気もするが、最後のどんでん返しは東野圭吾の真骨頂。ちょっと現代社会の問題点を詰め込みすぎな気もするが…。
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面白かった〜!さくさくっと読める。ひどい話。どうしよもない家族。けど、加賀刑事は相変わらずいいです。2006.8読了。
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私の中で東野圭吾は「代表作を決められない作家」No.1なんだけど、この作品は! ミステリとドラマのバランスが絶妙。『眠りの森』など、加賀恭一郎の人間味が感じられる話が好きな人には特にオススメ。
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う〜〜む、と思わずうなる… 東野作品はエッセイをのぞいて全部読んでいるつもりだが、もしかするとこれがベストかもしれない。『手紙』、『殺人の門』、『幻夜』、『さまよう刃』と読後感最悪が続いた後の直木賞を受賞作品『容疑者Xの献身』も傑作だったけど、この『赤い指』はまさに会心の作で...
う〜〜む、と思わずうなる… 東野作品はエッセイをのぞいて全部読んでいるつもりだが、もしかするとこれがベストかもしれない。『手紙』、『殺人の門』、『幻夜』、『さまよう刃』と読後感最悪が続いた後の直木賞を受賞作品『容疑者Xの献身』も傑作だったけど、この『赤い指』はまさに会心の作では無かろうか? 一つだけ難を言えば、このタイトルは…
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引きこもり、認知証、少女の死・・・現代社会の問題が山積みなこの本。家族が殺人を犯してしまったとき、自分ならどうするだろう。反省のは、の字もない殺人者の息子に愚かすぎる愛情を捧げる母親。その愛情を義母に少しでも向けていたなら起こらなかった事件なのかも、と考えた。私も嫁姑の仲が良いと...
引きこもり、認知証、少女の死・・・現代社会の問題が山積みなこの本。家族が殺人を犯してしまったとき、自分ならどうするだろう。反省のは、の字もない殺人者の息子に愚かすぎる愛情を捧げる母親。その愛情を義母に少しでも向けていたなら起こらなかった事件なのかも、と考えた。私も嫁姑の仲が良いとは言えないのでちょっと心が痛む。物語はそう難しくもなく、わかりやすかったのでさらっと読めた。
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昨今ニュースの中心になることの多い少年犯罪をモチーフにした、加賀刑事シリーズの一つ。家庭持ちには読むのがつらかろう話だが、さすが東野するするとページをめくらせる文体は好み。ただテーマは深く掘り下げることはなく、ミステリー?のプロットとして存在しているような感じでもあるので、それを...
昨今ニュースの中心になることの多い少年犯罪をモチーフにした、加賀刑事シリーズの一つ。家庭持ちには読むのがつらかろう話だが、さすが東野するするとページをめくらせる文体は好み。ただテーマは深く掘り下げることはなく、ミステリー?のプロットとして存在しているような感じでもあるので、それを期待していると違うかも。東野好きにはよいでしょう。
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まぁまぁかな。今どの家族にも身内が犯罪者になるというリスクがあります。その時、家族はどうするのかみたいな話しです。家族のあり方とか絆みたいなものが、根底にはあると想うんですけど、ちょっと中途半端な印象が否めないなぁ。サスペンスに振るのか、家族問題をえぐるのか、どっちかに振ってもら...
まぁまぁかな。今どの家族にも身内が犯罪者になるというリスクがあります。その時、家族はどうするのかみたいな話しです。家族のあり方とか絆みたいなものが、根底にはあると想うんですけど、ちょっと中途半端な印象が否めないなぁ。サスペンスに振るのか、家族問題をえぐるのか、どっちかに振ってもらえるとよかったかと思っています。
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