BT'63(上) の商品レビュー
今までの池井戸さんの趣向とは違ったので読みにくかったのですが、終わり頃にやっと自分のエンジンがかかり、後半が楽しみになりました。読者をその気にさせるのが上手いですね。光の中を頑張って生きてきた大間木と闇の中を生きてきた人達との交わりが今後どうなって行きどう終結するのか、そして京子...
今までの池井戸さんの趣向とは違ったので読みにくかったのですが、終わり頃にやっと自分のエンジンがかかり、後半が楽しみになりました。読者をその気にさせるのが上手いですね。光の中を頑張って生きてきた大間木と闇の中を生きてきた人達との交わりが今後どうなって行きどう終結するのか、そして京子とはどうなるのか。琢磨とともに今後が怖くもあり楽しみでもあります。下巻、読みます。
Posted by
面白い。 池井戸潤さんもバイオレンスサスペンスものを書いていたんだ。自分が生まれる前の父親の視野が見える設定がSF的でユニーク。 かわいそうな場面が多く、後半は飛ばし読み。
Posted by
金融色が弱い作品で新鮮味を期待していましたが、純粋に面白さが欠けていた。 サスペンスとヒューマンドラマを混ぜた感じの作品だが、読み進めるのにワクワク感がなかったです。
Posted by
2018.11.09.読了 何かのサイトでオススメしていたのでブックオフで即買いした。池井戸作品ということもあり、期待大で読み始める。 上巻200ページくらいまでダラダラダラダラとどうでもいいことの繰り返し。読むのやめよーかなーつまんなーい。でも評価は割と良かったし、もう少し我慢...
2018.11.09.読了 何かのサイトでオススメしていたのでブックオフで即買いした。池井戸作品ということもあり、期待大で読み始める。 上巻200ページくらいまでダラダラダラダラとどうでもいいことの繰り返し。読むのやめよーかなーつまんなーい。でも評価は割と良かったし、もう少し我慢か。。。確かにその後成沢なる不気味な存在が登場して少しは読む気も増した。 しかし大きな展開もなく、感動もなく、またダラダラダラダラ。 結局何が主張したかったのか?何がメインなのかもわからないダラダラ作品として最後を迎えた。 登場人物それぞれにも魅力はなく、はっきりしない人たちのはっきりしない人生を日野のトラックに絡めてなんとかドラマに仕立て上げたような作品。
Posted by
勧善懲悪でもないし、スカッともしないし、時代背景も暗いし、荒唐無稽だし、兎に角 池井戸潤らしくない小説。うーん、人に過去の出来事を鮮明に見せる事ができる「トラック」っていうのがちょっと設定上に無理ある。
Posted by
池井戸作品だから、運輸業界の内部にせまる小説かと思ってたら。 ミステリーになってきた・・・だんだん恐ろしい展開に。
Posted by
【友人蔵書】銀行関連の小説とは打って変わり、タイムトラベル的な要素を主題としたSFと、同時に進行する過去の事件をめぐる推理小説がブレンドされた面白い手法だ。子・琢磨と父・史郎が入れ替わるでもなく、琢磨が父の目を通して過去を覗くという発想が良い。いよいよ琢磨が腹をくくって過去への「...
【友人蔵書】銀行関連の小説とは打って変わり、タイムトラベル的な要素を主題としたSFと、同時に進行する過去の事件をめぐる推理小説がブレンドされた面白い手法だ。子・琢磨と父・史郎が入れ替わるでもなく、琢磨が父の目を通して過去を覗くという発想が良い。いよいよ琢磨が腹をくくって過去への「鍵」を手にした! 下巻が楽しみだ。
Posted by
2017.7.9 読了 2017-32 いつもの池井戸作品とはだいぶ異なる作風。 想像していたよりもはるかに面白い。 下巻を読むのが楽しみ。
Posted by
偶然見つけた亡き父親の形見。 それが不思議なタイムトラベルの始まりになると言う、全く予想のつかないミステリーに一気に引き込まれていきました。 これまで読んだ池井戸さんの作品とは一味違うミステリー、面白かったです
Posted by
父が遺した謎の鍵を手にすると、大間木琢磨の視界に広がるのは、四十年前の風景だった。若き日の父・史郎が体験した運送会社での新事業開発、秘められた恋…。だが、凶暴な深い闇が史郎に迫っていた。心を病み妻に去られた琢磨は自らの再生をかけ、現代に残る父の足跡を調べる―。父と息子の感動長編。...
父が遺した謎の鍵を手にすると、大間木琢磨の視界に広がるのは、四十年前の風景だった。若き日の父・史郎が体験した運送会社での新事業開発、秘められた恋…。だが、凶暴な深い闇が史郎に迫っていた。心を病み妻に去られた琢磨は自らの再生をかけ、現代に残る父の足跡を調べる―。父と息子の感動長編。 舞台となる地域の昔の姿がよく分かって楽しい。
Posted by