アンフェアな月 の商品レビュー

秦建日子【著】

2012/01/15

初・雪平本(『推理小説』を読む前に読んでしまった…)。

挿入された黒いページと、白く大きい活字に背筋がゾワッと。
小説の、新しい魅せ方のような気がしました。
頭の中に、映像で浮かびやすい、分かりやすい小説なのがいいですね。
サクサク読み進めることができます。

リアルな世界で2つの事件が絡み合い、1つの事件のように見えた時、犯人を捜すのが難しくなるのかも知れないな、と思いました。

2011/12/11

警視庁捜査一課検挙率No.1
被疑者射殺数＝２
刑事　雪平夏見が
乳児誘拐事件に挑む

誘拐事件は
いくつもの伏線があり複雑

人生はアンフェアだらけ
でも月は見てる…
そんなこと
表紙からも思う

やっぱり
無謀でクールな
雪平が魅力なアンフェアシリーズ

2011/11/19

軽いなー、さらさら読めてしまう。
内容はなかなか深い。
雪平いいです。
かなりキャラが良くなってきました。
安藤もね。

2011/11/01

相変わらずテンポは良い。

ポポポポーンと話が展開する。

内容も、一作目よりも面白いんじゃないかな。

2011/10/23

アンフェアファンだけでなく、文体は全般よみやすく、章ごとに切替できる構成がよみやすい。
ここポイントとあげられ本の構成は大人向けには少なく老若男女向けによみやすいとおもった。

2011/10/16

秦さんは物語の展開の仕方がうますぎて、ほんとに引き込まれる。
結果が分かってからさかのぼって読み返してみるとちんけな話なんだけど、初読の時は「だれ？どうして？」と、ページをめくらずにはいられない。

2011/09/24

≪内容覚書≫
「推理小説」の続編。
雪平夏見刑事のシリーズ。

生後３か月の娘が誘拐された。
母親が最初に交番を訪れてから、再度の通報までは８時間。
この時間の意味は？
そして、捜査中にかかってきた誘拐犯からの電話。
「娘に見合うだけのものを用意しろ」

誘拐犯は誰なのか。

≪感想≫
映像が先にあって、そこから文章を書く人なんだろうな、
というのが、よくわかる作品。
文章が先にあって、そこから映像作る私のようなタイプには、
文章が全体的に軽く思えるかも。

ただ、テンポよく読めるので、楽しく読める。
時間もかからないので、暇つぶしには最適。

雪平刑事の性格は、個人的には好き。
「私のことを嫌いと言う人は、嫌いなんです。」
例え、それが実の娘であっても。
でも、それでもやっぱり助けてしまう。

こういう性格は、好きだ。
実際に付き合えるかどうかは別として。

犯人は、あれ、そっちか、とうまくあしらわれた感じがする。
謎解き小説じゃないので、考えずに読んだが、
心地よくびっくりさせてもらえた。満足。

ドラマと映画も見てみよう。
あと、どうやら、順番間違ったので、次は「推理小説」読もう。
他の派生物にも手を出したいと思わせてくれる一冊。

2017/09/20

推理小説の続編です。雪平の次の事件は誘拐事件
誘拐事件から思いもかけない事件へと息もつかせぬ勢いで進みます

捜査一課検挙率ＮＯ１の雪平の目の付け所にはハッとさせられ
今回も雪平の正義はぶれることなく事件解決へまっしぐら。

2011/07/07

ドラマにもなったものだそうですね。
どうにも主人公が好きになれませんでした。この本単体で読んだのですが、まさしく雪平が鉄の女すぎて、あまり感情が無いから人も殺せるのってぐらいにしか思えませんでした。心情描写の無いドラマでなら楽しく見れそうですが、小説だとただのアレな人すぎです。
でも物語としては面白かったので★４で。

2011/05/18

元々はドラマなの？
とにかく内容が薄い。プラス、キャラ読みのラノベ系。
淡々と読めて、頭を使わなくても、結論までたどり着ける、楽なミステリー。
故に読み終わった後、速攻忘れる感じ。