甘栗と金貨とエルム の商品レビュー
自分にとっての太田忠司三作目。 語りのときの一人称が私だったので少しイメージが固定しにくかったですが、 十分楽しめました。 エルムちゃんの手料理はできれば遠慮したいな(^^;)
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太田忠司が送る、青春ミステリ!!17歳の高校生・甘栗晃は、探偵だった父親が急死したため、父親の案件を引き継ぐことに。「美枝子は鍵の中に」という謎めいた文章を頼りに依頼人の母親探しをする晃は、ついに母親を見つけるが…!? 高校生探偵、登場
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この題名とイラストから、絶対にファンタジーだと思って読み始めたところ、見事に現代モノ。 しかも青春、しかもミステリ。 微妙な肩透かしを喰らいながらも、物語は予想以上に良かったです。 硬質な文体と主人公の冷め具合がマッチしていて心地好い。 続き出るのかな。 うーんでも下...
この題名とイラストから、絶対にファンタジーだと思って読み始めたところ、見事に現代モノ。 しかも青春、しかもミステリ。 微妙な肩透かしを喰らいながらも、物語は予想以上に良かったです。 硬質な文体と主人公の冷め具合がマッチしていて心地好い。 続き出るのかな。 うーんでも下手に引きずるよりはここで終わりにしたほうがいいと思うけど。
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んー、そこそこ、かなぁ。推理小説というよりは、少年の成長物語といった感じでしたね…。主人公が高校生で素人探偵なのだから、これぐらいの謎が妥当なのかな?シリーズにする予定なのでしょうか…人間関係はわりと気になります。
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青春は、苦くてあまい太田忠司が送る、青春ミステリ!! 17歳の高校生・甘栗晃は、探偵だった父親が急死したため、父親の案件を引き継ぐことに。「美枝子は鍵の中に」という謎めいた文章を頼りに依頼人の母親探しをする晃は、ついに母親を見つけるが…!? 高校生探偵、登場
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ジャケットがあまりにもティーンズチックだったのでとても恥ずかしくて手に取る事が出来なかったのだけれど。とある事情により読んでみたらこれがイケてた。青春探偵小説 と言っておこう。探偵である父親の事故死によって天涯孤独になってしまった高校生。オトナとコドモの端境期のゆらゆらとした存在...
ジャケットがあまりにもティーンズチックだったのでとても恥ずかしくて手に取る事が出来なかったのだけれど。とある事情により読んでみたらこれがイケてた。青春探偵小説 と言っておこう。探偵である父親の事故死によって天涯孤独になってしまった高校生。オトナとコドモの端境期のゆらゆらとした存在感が真ん中にすっきりと納まっている。子供には分からない大人の事情を「事件」の謎を解いていくうちに理解していく、自身も少しオトナになっていく、そんな感じ。珍しく名古屋が舞台として前面に押し出されていて非常に楽しかったぞ。「ころ」やら「イタリアンスパゲティ」やら「黒いおでん」やら 食べたくなったら名古屋へ来い!!
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甘栗晃は探偵だった父親を突然亡くした高校生。金貨1枚で父親が依頼を受けていたという12歳のエルム(淑子)の母親探しの依頼を引き継ぐことに。手がかりは父の手帳の"美枝子は鍵の中に?"。エルムの母親はどのような理由でエルムの前からいなくなったのか、そして今どこに...
甘栗晃は探偵だった父親を突然亡くした高校生。金貨1枚で父親が依頼を受けていたという12歳のエルム(淑子)の母親探しの依頼を引き継ぐことに。手がかりは父の手帳の"美枝子は鍵の中に?"。エルムの母親はどのような理由でエルムの前からいなくなったのか、そして今どこにいるのか? 次の話がありそうなラストでした。今回は父親に関係のある人たちに話を聞けましたが、次からはそうもいかなそうだしどうするんだろうと思いました。個人的に主人公より柴田直哉の黒幕っぷりをもっと詳しく知りたいなぁと思いました。名古屋を強調気味なのにちょっとうんざりしました。
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