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甘栗と金貨とエルム
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
| 発売年月日 | 2006/09/30 |
| JAN | 9784048737166 |

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商品レビュー
3.5
39件のお客様レビュー
〔内容〕甘栗くんは、探偵やった父が生前金貨一枚で母探しの依頼を受けてたからあんたが引き続き調査せんとアカンというひつこい少女エルムに押し切られたら国会議員がらみの案件やったり甘栗・父の過去が絡んできたりと意外に大ごとになってもうた。 〔感想〕本質はけっこう優しいんやけど対外的には...
〔内容〕甘栗くんは、探偵やった父が生前金貨一枚で母探しの依頼を受けてたからあんたが引き続き調査せんとアカンというひつこい少女エルムに押し切られたら国会議員がらみの案件やったり甘栗・父の過去が絡んできたりと意外に大ごとになってもうた。 〔感想〕本質はけっこう優しいんやけど対外的にはクールで物怖じしない態度を通せる甘栗くんのキャラがいい。 ■簡単な単語集 【甘栗晃/あまぐり・あきら】主人公。十七歳の高校生だが父の死により退学予定。身長百八十センチ弱と長身。美術部部長。美大に行くつもりだった。一人称は「私」、小径自転車は好みに合わない、背伸びしてカッコつけたいタイプのようだ。もっとも感情が揺れたのは名古屋ふうの味噌おでんをけなされたとき。野菜は嫌い。《そのときに困るのは未来の自分だ。今の自分ではない。》p.151。直哉《君は選ばれた人間にしか理解されないんだよ。》p.159 【甘栗清吾/あまぐり・せいご】甘栗の父。「甘栗探偵社」を開いていたが死去。元警察官。高校時代は柔道部。 【一宮探偵事務所】どうやら甘栗・父や藤森さんが勤めていたらしい。所長だった一宮さんは今は探偵学校で教えているらしい。 【イタリアンスパゲッティ】《鉄板は熱く焼けて、じゅうじゅうと音を立てていた。その鉄板に溶き卵を流し入れ、その上にいわゆるナポリタンを盛ったのが名古屋で言うイタリアンスパゲッティである。》p.58。名古屋にしかない。…大阪在住ですが昔から食べてました。ついでに岡山出身ですが子どもの頃から家で作って食べてました。 【上村美佳/うえむら・みか】→三ヶ日 【エルム】仁礼淑子のこと。楡の木からの連想。十二歳。母を探してくれと、生前の甘栗・父に依頼していたらしい。報酬は金貨一枚。母の旧姓は「ウサギ」? 父は仁礼和臣。祖父は国会議員の仁礼静一郎。料理とは冷凍食品をチンすること。ちょっと理屈っぽく大人っぽいところがある。《これがあたしなんだもの》p.196 【奥山/おくやま】甘栗探偵事務所の事務をしていたが、今は一宮探偵事務所勤務。五十歳前後のふっくらした女性。ヘビースモーカー。 【女郎花徳馬/おみなえし・とくま】おっさん。 【尾中純子/おなか・じゅんこ】飲み屋「みのりや」の妻。以前甘栗・父に依頼したことがある。 【ころうどん】《冷たいうどんに冷えた汁がかけられている。それに薬味の刻み葱と鰹節。》p.29。名古屋周辺にしかないメニュー。 【柴田直哉/しばた・なおや】→なおや 【渋谷】生徒会長。地味な生徒だったが直哉がプロデュースして生徒会長にまで仕立て上げた。 【島哲夫/しま・てつお】藤森の元同僚。一宮探偵事務所のエースらしい。甘栗・父の知人。 【ジャム】柴犬らしい犬の名前らしい。《その人生の中で彼は、人間を観察することこそが自分の本分なのだと会得したのかもしれない。》p.3 【直哉/なおや】幼馴染。甘栗のことを「テンシン」と呼ぶ。影のような男。身長百八十センチ弱。生徒会副書紀だが影で学校をコントロールしている。 【仁礼淑子/にれ・としこ】→エルム 【P・D・ジェイムズ】藤森さんと待ち合わせていた甘栗くんが読んでいた。何かを読んだことがあるような気がします。 【藤森涼子/ふじもり・りょうこ】藤森涼子探偵事務所所長。事務所を持たずネットで依頼を受けて調査員が話を聞くタイプ。女性二人でやっており男手が必要なとき甘栗・父に手伝ってもらうこともあった。甘栗の倍以上の年齢と思われるが好みのタイプ。 【馬島/まじま】甘栗・父の同級生。宇佐木美枝子の写真を送ってくれると約束したがなかなか送ってくれなかった。この辺がキーになりそうやなとは思った。 【三ヶ日/みっかび】上村美佳。同級生だが敬語を使う。甘栗が勝手に「三ヶ日」と呼んでいるが気に入らないようだ。身長百五十センチ。童顔。 【ローレンス・ブロック】藤森さんによると二十五歳を過ぎたら読むといいらしい。「マット・スカダー」シリーズやったっけ? を、かなり読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。―美枝子は鍵の中に?謎めいたこの一言だけを手がかりに、調査を始めた晃は、初めての「出張」で、大都会・東京へ。慣れない街に四苦八苦しつつ、謎を解こうと必死の晃だが、衝撃の事実を知り!?太田忠司が贈る、とびきりの青春ミステリ。 【感想】
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名古屋を舞台にした青春ミステリ。軽い読み口であっさり読めるし、謎はそれほど大きなものじゃないと思っていたら。ラストで明かされた真相にはびっくり。そういえばたしかに伏線はあった……! 名古屋のご当地情報らしき描写がいろいろあるのも読みどころかな。特に食べ物関係は気になるかも。
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