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女神 の商品レビュー

3.1

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2020/12/12

現実離れした女性を今回は努力して、いのちがけで演じている主人公。 観客を自分にして何点とつけている努力。 人を殺して逃げ切る終わり方は後味悪いけど、いつか裁かれるかな??

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2020/09/26

やりすぎなくらい完璧な君島沙和子。 常軌を逸してる けど憎めない人。 真澄と由貴のことどう思ってるんだろう。 姿を見せてくれたってことは やっぱりギャラリーとして ちょっとは相応しくなったんか。 今後の沙和子に期待。 どうなっていくんか。 無様な終わりはやめて欲しい。

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2018/10/12

二十七歳の真澄が友人の由貴と共に外見も仕事も恋も完璧な憧れの沙和子を観察する中で知る、常軌を逸した完璧主義と秘密。殺人を知ってさえすきだという思いは揺らがず、姉に憧れた沙和子の事情も濃密で、簡単な犯罪に収まらない社会病理が自然体且つ圧倒的。対人恐怖症の被害妄想で仕事の続かない由貴...

二十七歳の真澄が友人の由貴と共に外見も仕事も恋も完璧な憧れの沙和子を観察する中で知る、常軌を逸した完璧主義と秘密。殺人を知ってさえすきだという思いは揺らがず、姉に憧れた沙和子の事情も濃密で、簡単な犯罪に収まらない社会病理が自然体且つ圧倒的。対人恐怖症の被害妄想で仕事の続かない由貴の昇華が胸に迫る。

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2017/01/14

ものすごいおもしろかった。 ラストは特にわたし的に好みな終わり方。 感想の詳細はブログに書いてます。 http://osimai.seesaa.net/article/445043523.html

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2014/05/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なにこれ、超つまんない… 大した事件でもないし、真澄と由貴が晴男に情報提供しなかったのも、はぁ?って感じ。 あんまり共感も出来なかった。 1

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2013/09/07

リセットを繰り返しながら人生を泳ぐ謎多き女神を三組が追う。一組は犯罪を追い、一組は共闘関係になり、最後の一組は憧れの目標となってしまう。最後の一組、単なる興味から、なぜ興味をもつのかという葛藤、そして、実は同類憧れ、真似をすることで自分たちの再生につながるというくだりがスリリング...

リセットを繰り返しながら人生を泳ぐ謎多き女神を三組が追う。一組は犯罪を追い、一組は共闘関係になり、最後の一組は憧れの目標となってしまう。最後の一組、単なる興味から、なぜ興味をもつのかという葛藤、そして、実は同類憧れ、真似をすることで自分たちの再生につながるというくだりがスリリング。

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2013/04/24

沙和子の様に犯罪を犯してしまうのはやりすぎだけれど、良い意味で誰かを演じてより良い自分を作り上げるのは悪いことではないのではないかとも思える。 自分自身を向上させていく為に多少の演技は必要なのかも。 女神というより女優?

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2018/03/10

人生にリセットがあれば、 このような生き方ができるのだろう。 君島和子が、君島沙和子と戸籍を受け継ぐ。 そして、積極的に整形をして、新しい君島沙和子となる。 ただ、様々な予定どうりに行かないことが、 結局は、田中映子となって、またしてもリセット人生を行う。 RYUとよばれ、JA...

人生にリセットがあれば、 このような生き方ができるのだろう。 君島和子が、君島沙和子と戸籍を受け継ぐ。 そして、積極的に整形をして、新しい君島沙和子となる。 ただ、様々な予定どうりに行かないことが、 結局は、田中映子となって、またしてもリセット人生を行う。 RYUとよばれ、JAJAという、コンピュータオタクの力を借りて・・ 続けざまに、美女の物語を読むと、 美人とは、精神的にいかなるインパクトを 与えるのかを考えさせられるものがある。 今回の女神は、その展開の仕方が、 少し平板であったような気がする。 自分の不都合に対して、切れるという行為は、 簡単な話であるが、殺人に至る動機にまで、 することができるのだろうか?   「人間形成」ということからみると、 ちょっと違う感じがする。

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2012/07/22

「人というのは、他者から価値のない人間と決めつけられてしまったら、明日から生きていくだけの活力を、案外たやすく失ってしまう生き物なのだ。」 「男というのは、「君の幸せ」と言いながら、自分の人生の設計図に、女を同伴者として取り込もうとする。頭に勝手に未来の絵を描き、設計図を引くとい...

「人というのは、他者から価値のない人間と決めつけられてしまったら、明日から生きていくだけの活力を、案外たやすく失ってしまう生き物なのだ。」 「男というのは、「君の幸せ」と言いながら、自分の人生の設計図に、女を同伴者として取り込もうとする。頭に勝手に未来の絵を描き、設計図を引くという点では、沙和子のしていることも彼らと同じかもしれない。だが、沙和子は、男を登場人物にしても、男を取り込んだ図は描かない。」 「私、やってみようかな。沙和子さんみたいにやってみようかな。そりゃ、ああはいかない。どうしたってスケールは、うんと小さくなると思う。私には、人を殺す度胸もないしさ。でもミニ君島でいい。私もしっかりシナリオ書いて、この先何年かの人生、自分でコーディネートして演じてみようかな。沙和子さんの言うとおりかもしれない。自分をコマにして、自分でゲームするからこそ楽しい。今よりも、もっともっと熱狂できるかもって。

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2012/01/25

こういうストーリー好きー! 現実的ではないかもしれないけど、コンプレックスの塊みたいな主人公たちになんとも言えない親近感を覚えた。

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