日本一メルセデス・ベンツを売る男 の商品レビュー
顧客第一を徹底する、選んでもらうために何をするかを突き詰める、みたいな割と当たり前だが、やり切ればこうなる、という話。
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若かった頃に上司からすすめられ、人生で初めて読んだビジネス書がこの本である。カリスマ販売員の吉田さんがベンチプレスを上げる姿や、アロハシャツに身を包んだ写真などは、今でも忘れられない。優しい文章で読みやすく、私の中の営業マン魂に火をつけてくれた。吉田さんは納車の際、事前にルートを...
若かった頃に上司からすすめられ、人生で初めて読んだビジネス書がこの本である。カリスマ販売員の吉田さんがベンチプレスを上げる姿や、アロハシャツに身を包んだ写真などは、今でも忘れられない。優しい文章で読みやすく、私の中の営業マン魂に火をつけてくれた。吉田さんは納車の際、事前にルートを調べて運転し、顧客の家の前の曲がり角をどの角度で入ると車が一番魅力的に見えるかまで計算するという徹底ぶり。それは試乗の際も同じで、雨の日にはボディの上で水玉が踊る姿が美しく見える黒色の車を選び、夕方には夕日が美しく差すように白色の車を選ぶ。もしかするとこれらは車のセールスマンとしては当たり前のことかもしれないが、読了から20年経った今でも覚えているぐらい当時の私には衝撃的だった。非常に感慨深い、自分にとって特別な一冊である。
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グータラだった人間がどうやったら成功するか。 付き合いとコネクション。 自分を犠牲にしてまでもお客様ファースト。 仕事が一番の生活を送らなきゃ偉くはなれないってことです。
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●読もうと思った理由 入社する会社で先輩の社員の方におすすめしてもらった本だったから。吉田満さんという1人のトップセールスとして成功している人の仕事に対する考え方やそれに基づく働き方・行動、普段の生活などを知れたらいいなと思う。 ●感想 吉田満さんのセールスマンとしての考え方・...
●読もうと思った理由 入社する会社で先輩の社員の方におすすめしてもらった本だったから。吉田満さんという1人のトップセールスとして成功している人の仕事に対する考え方やそれに基づく働き方・行動、普段の生活などを知れたらいいなと思う。 ●感想 吉田満さんのセールスマンとしての考え方・仕事の仕方などを知ることができて、参考になった。自分の型をしっかり持ち、お客様に向き合い、四六時中お客様を思い、仕事をしていることが分かり、売れるべくして売れてるんだなと感じた。セールスで大切なことはお客様の言わんとしていることや心の中にありながらも言語化することのできない部分をいかに引き出していくことができるのか、ということかなと思った。セールスという仕事を一生懸命やっていくことで、人生において大切な人との関わり方についてのスキルをいろいろ学んでいけると思い、より仕事が楽しみになった。 ●実践してみたいこと ⚪︎ お客様の個性や欲していることを見極めるための質問をテンプレとしていろいろ用意していきたい ➡️まずは、お客様に興味を持って接していく中で、振り返りをしながら学んでいきたい。最初の方は、お客様との会話の中で意識していることや質問について、先輩に聞いてみてもいいかもしれない。 ⚪︎売った後の対応も意識したいと思った ➡️ 「わたしがお売りするメルセデスの価値のなかには、サービスも含まれているのです。売るときばかり調子いいことを言って、トラブルが起きたら知らんぷりでは、あまりに不誠実すぎます」ということに共感した。こういうところまで意識できるかどうかで差がつきそうだと感じた。 ⚪︎自分の長所・短所を把握して、自分の性格を活かしたセールス方法を見るけることを意識して日々の仕事に取り組む ➡️ 例として、人見知りで、用心深く、小心者という自分の特徴を知っていれば、しっかり準備をして仕事に取り組むことができる。という感じで、まずは、長所・短所を理解し、それをどう仕事に活かせるのか考えていきたい。 ⚪︎ お客様に会う前には、どんな職業で、どんな希望があって、どんな人間なのか、ある程度想像しておくことを、 お客様との対話の中では、心理を読み、何を要望しているかを想定して質問し、反論には、的確に答えていくことを 意識していきたい。 ➡️そのための準備や質問の仕方などをまずはいろんな先輩に聞いてみて、自分なりに咀嚼して言語化してみて、仕事の中でアウトプット、振り返りを通して自分のスタイルを確立したい。
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営業とはなんたるかが 書かれてある本。 全てはお客様の目線で。 無理に売るな。お客様が第一。 自分のスタイルを作れ。 サプライズを仕掛けろ。 サービスに価値を置け。 →付加価値にサプライズを仕掛ける。
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自分の営業にもかなりヒントを得られた本。実際、こういった生意気なスタイルをとる人は売れている。中でも、24時間365日どんな時でも電話はとるや、サラリーマンでありながら顧客側に立つなどは痺れる内容。吉田は、セールスマンとして必要なスキルのとして顧客を想像する想像力としっかりとした予行練習が大事と説く。まさしくその通りで口八丁、手八丁な営業スキルは二の次、三の次なのだと思った。
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日本一ベンツを売る男の物語。 己の営業スタイルを貫きつつ、顧客と対等に向き合う神髄が書かれている。
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営業マンの本だけど、それ以外の内容が面白い。バブルの頃のベンツの販売環境、100万円はお金じゃないとか、販売したご婦人がその家の人ではなくお手伝いさんだった《!》など数ページのバブルの章が非常にインパクトにのこる。 ここで取り上げられた新東京インターナショナルという会社も、最近民...
営業マンの本だけど、それ以外の内容が面白い。バブルの頃のベンツの販売環境、100万円はお金じゃないとか、販売したご婦人がその家の人ではなくお手伝いさんだった《!》など数ページのバブルの章が非常にインパクトにのこる。 ここで取り上げられた新東京インターナショナルという会社も、最近民事再生申請してたから、どんな人も会社もどうなるか分からないものだだ。
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下手したら家を買えてしまうような値段もする 外車、メルセデス・ベンツ。 それを日本で一番売るセールスマンへのインタビューを通し、その手法や考え方 なぜ人は彼からメルセデスという車を買うのか。 額がいまいちイメージが出来ないほど大きいので、 すごいなあーという感じになってしまう...
下手したら家を買えてしまうような値段もする 外車、メルセデス・ベンツ。 それを日本で一番売るセールスマンへのインタビューを通し、その手法や考え方 なぜ人は彼からメルセデスという車を買うのか。 額がいまいちイメージが出来ないほど大きいので、 すごいなあーという感じになってしまうが、 彼のモノを売る姿勢には心底感銘を受けた。 作品の中で、 彼の師匠のような存在の人から 言われた言葉『おれたちは車を売ってるんじゃねぇ。男を売っているんだ。』 実際、彼は心底車とお客様を愛しているという事がよく伝わってくる。 これはもはやどうすればより多くの商品が売れるのか、といった小手先のテクニック本などではなく、 誇りと顧客への思いを持って生きている男の生きざまを綴っている物語なのである。
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正直、書店で見かけたときは「型破りな"オレ様スタイル"の武勇伝を披露する本だろ」と思っていた。 友人に借りて読んでみたら、全く違うものだった。 そこに書かれていたのは、愚直なまでにお客様目線を貫く一人の"カーガイ"の姿だった。 ビジネスはビ...
正直、書店で見かけたときは「型破りな"オレ様スタイル"の武勇伝を披露する本だろ」と思っていた。 友人に借りて読んでみたら、全く違うものだった。 そこに書かれていたのは、愚直なまでにお客様目線を貫く一人の"カーガイ"の姿だった。 ビジネスはビジネス。 でも、売る方も買う方も車が大好き。 そういう関係を理想のひとつとして持っていても間違いじゃない。 なんだか勇気づけてもらえた気がします。 「最初の印象が悪いほど有利になる」そんな吉田氏の営業スタイルに私もすっかり魅了されてしまっていたようです。 貸してくれた友人に感謝です!
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