配達あかずきん の商品レビュー
私は最近知った作家さん。 本屋で起こる謎を解くミステリー。 始めは謎解きよりも本屋さんの仕事が具体的で面白く、ミステリーとしては、最後の2つがよかったです。 本屋の店員も、図書館の職員も、それほど大変な仕事だと思われていないと思いますが、お客さんの質問に答えたり、本を手に取...
私は最近知った作家さん。 本屋で起こる謎を解くミステリー。 始めは謎解きよりも本屋さんの仕事が具体的で面白く、ミステリーとしては、最後の2つがよかったです。 本屋の店員も、図書館の職員も、それほど大変な仕事だと思われていないと思いますが、お客さんの質問に答えたり、本を手に取ってもらうためのコーナーを作るのにはかなりの知識が必要で、陰の努力が欠かせないということが、これらの仕事を知らない人によく伝わるかな。 たくさん本があるのに買いたい本が見つからない本屋、スペースは小さくてもすぐ「買いたい!」と思う本が目に留まる本屋、その違いはやはり書店員さんの知識、そして自分との相性によるのかな、と思います。(図書館にも言えます) 駅ビル内にある、カフェが併設されている、建物がおしゃれ、など利便性やデザイン性が何かと話題になるたび、中身が肝心なのになあと思わずにはいられません。 日頃本屋にあまり行かない人にこそ読んでもらいたいと思います。
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書店員が日常の謎を解決。 1.パンダ:独居老人リクエスト,隠れた犯罪を暴く。 2.標野:音信不通の理由 3.赤頭巾:得意先配達 「名探偵に乾杯」「宙の旅」読みたい。
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本屋さんを舞台にしたミステリー。定期購読を受けたり、配達をされたりといった、お客として本屋さんへ行くだけではわからないお仕事なども描かれていて、楽しく読めました。多絵ちゃんのキャラが素敵でした。
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日常生活にあるささやかな謎解きってこんなに面白いんだ、しかも本絡み‼️というきっかけをくれた本。作家さんと名前が似てるのもツボ。 このシリーズとうさぎくんシリーズも好きです♥️
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新聞の広告を見て、図書館で借りた。最初はライトノベルかと思ったけど、ミステリーは本物でした。面白い。
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いつか本屋さんで働いてみたいという夢を持ってるわたしにとって、本屋さんの色んな仕事が知れてめちゃくちゃ楽しかった! しかし、大変そう…!! もっと本屋さんに感謝しながら生きていこう! そして、逆に、本を薦めてもらいたい。 六冊目のメッセージの客側になる夢もできた。
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書店員だった作家ならではの、書店の実態、日常、舞台裏が、書かれている。 それらをエッセンスに、主人公で、しっかり者の杏子が、不器用だけど、勘の鋭い女子大生の多絵に助けられながら、謎解きをしていく。 「本を見つけて欲しい」と言われるが、ヒントは、日本語にはなっていない、寝言よりひ...
書店員だった作家ならではの、書店の実態、日常、舞台裏が、書かれている。 それらをエッセンスに、主人公で、しっかり者の杏子が、不器用だけど、勘の鋭い女子大生の多絵に助けられながら、謎解きをしていく。 「本を見つけて欲しい」と言われるが、ヒントは、日本語にはなっていない、寝言よりひどい物だった。《パンダは囁く》 「母親が、本を買った後に、行方不明になった。どんな本を買ったか教えてほしい」 と尋ねられる。謎を解いていくうちに、弟の悲しい過去の恋が、明るみに。《標野にて 君が袖振る》 配達先の美容院で、本の中に、客の盗撮写真が、挟まれていた。犯人は、配達ルートを、熟知している者か。《配達あかずきん》 「ワーカーホリックで、胃を壊し、入院している時に、母親が、持って来てくれた本を選んでくれた、書店員に、お礼が言いたい。」と、女性が来た。ところが、いくら探しても、該当者が、見つからない。《六冊目のメッセージ》 ディスプレイコンテストに参加するべく、奮闘する、新人アルバイト。 対象商品は、超人気コミック。ところが、そのコミックは、今、盗作問題で、世間を騒がせている真っ最中。《ディスプレイ、リプレイ》 私的には、六冊目のメッセージが、ほのぼのとした読後感があり、好み。 書店員だと思っていた人は、版元の営業マンだった。 「本屋さんって、私の知らない世界が詰まっている場所でした。」 書店員を探していた女性は、言った。 ワタシも、今すぐに本屋さんに行きたくなった。
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すみません、途中まででやめてしまいました。 好きなタイプのストーリーではなかったので。 なんとなく、本好き、本屋好き、ほのぼの系で謎解きが好き、、出先でちょっと時間つぶしに本を読みたい。 そんな場合にはいいかもしれません。
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書店が舞台のライトミステリー。書店員がそこまで首を突っ込むか?という感じもするが、無事解決するのでいいのだろう。六冊目のメッセージが一番良かった。
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本屋という場でおこる日常の中の小さなミステリーの謎解きを集めたショート集。舞台となる威風堂はどこにでもある駅前集合店舗の中の本屋であるが、定期購読などで常連客がちゃんと存在している。本を探す行為自体に謎解きの要素があるとも言えるが丹念に短編小説となるように拡張したが、やはり小噺規...
本屋という場でおこる日常の中の小さなミステリーの謎解きを集めたショート集。舞台となる威風堂はどこにでもある駅前集合店舗の中の本屋であるが、定期購読などで常連客がちゃんと存在している。本を探す行為自体に謎解きの要素があるとも言えるが丹念に短編小説となるように拡張したが、やはり小噺規模なのだろう。いくつかの作品は佳作と言える。
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