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日本人のための憲法原論 の商品レビュー

4.6

42件のお客様レビュー

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2026/03/29

2026年14冊目。満足度★★★★☆ 目から鱗とは、本書の様な本のことを言うのだろう 10年以上積読していたが、世界一周旅行中に読了 船内18冊目。これが最後か?

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2025/12/21

西洋民主主義の歴史の末の憲法。 憲法とは慣習。 ・憲法とは国家を縛るためのもの。 ・刑法は裁判官を、刑事訴訟法は行政権を縛るためのもの。 ・民主主義と憲法とは、本質的には無関係 ・憲法には機軸が必要。  アメリカにおけるプロテスタント  明治日本における天皇教 ・憲法第9...

西洋民主主義の歴史の末の憲法。 憲法とは慣習。 ・憲法とは国家を縛るためのもの。 ・刑法は裁判官を、刑事訴訟法は行政権を縛るためのもの。 ・民主主義と憲法とは、本質的には無関係 ・憲法には機軸が必要。  アメリカにおけるプロテスタント  明治日本における天皇教 ・憲法第9条第1項の手本となった「ケロッグ=ブリアン条約」 ・平和主義のミュンヘン会談が許したドイツ無血進軍

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2025/07/22

民主主義と憲法を歴史から論じた書籍。 民主主義そのものも相対化する態度には好感がもてたが、仏教や資本主義の萌芽の説明(予定説でどこまで善行をしてもキリがない)は強引だった。

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2024/10/27

面白かった! 多様な知識が根本的なところから得られるだけでなく、それらが有機的につながる。そして、分かりやすい。決して憲法の解釈論などからは程遠い良書

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2024/05/31

著者、小室直樹さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 小室 直樹(こむろ なおき、1932年〈昭和7年〉9月9日 - 2010年〈平成22年〉9月4日)は、日本の社会学者、批評家、社会・政治・国際問題評論家。 ---引用...

著者、小室直樹さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 小室 直樹(こむろ なおき、1932年〈昭和7年〉9月9日 - 2010年〈平成22年〉9月4日)は、日本の社会学者、批評家、社会・政治・国際問題評論家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 西洋文明が試行錯誤の末に産み出した英知「憲法の原理」を碩学が解き明かす。 ---引用終了 本書で気になった箇所を一つ。 p225~p228。 1840年代にアイルランドで、馬鈴薯病が発生し、大変な飢饉がアイルランドを襲ったとのこと。 そして、食い詰めたアイルランド人が移民となって北アメリカに多くが移住したとのこと。 アメリカ民謡の労働歌に『線路はは続くよどこまでも』があるが、線路を造っていた時の労働者にはアイルランド人が多かった。 そんなことを聞いたことがあるが、なぜ、アイルランド人が多かったのか疑問に思っていた。 が、その理由が、飢饉による移住だったらしいと、本書を読んで想像できた。

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2021/05/09

非常に読みやすい。憲法についての堅苦しい話ではなく、今日の世界、日本がどのよう成り立ったかをマクロに掴みとるには非常におすすめの一冊

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2020/12/25

憲法と宗教の関係性に気付いた伊藤博文はすごい!私にとっては非常にページ数の多い1冊でしたが、勉強になった良本です!

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2020/09/22

日本人でありながら、日本国憲法の本質を知らずに今まできたのだが、私の周囲にも誤解のまま人々のなんと多いことか。民主主義、資本主義、憲法の成り立ちを世界の歴史と宗教を背景に、わかり易く 天才小室直樹氏が解説する。

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2020/09/11

憲法とは行政権力を縛る鎖であるということを、なぜその鎖が必要なのかということを、ヨーロッパ中世を振り返り、議会の誕生や革命の歴史を見ていくことで紐解いていく。さらには、今では当たり前になっている民主主義の誕生をキリスト教の予定説やロックの社会契約説から、契約や平等の概念の発生とと...

憲法とは行政権力を縛る鎖であるということを、なぜその鎖が必要なのかということを、ヨーロッパ中世を振り返り、議会の誕生や革命の歴史を見ていくことで紐解いていく。さらには、今では当たり前になっている民主主義の誕生をキリスト教の予定説やロックの社会契約説から、契約や平等の概念の発生とともに資本主義精神の誕生までをそこに眺めていく。 次にアテネやスパルタまで遡り、そしてローマのカエサル、ナポレオンを辿って民主主義が弱いもので簡単にボナパルティズムに陥るかを解説しながら、古典派経済学やケインズに触れることで近代における権力の役割を明らかに。 最後に日本。明治維新での近代化において資本主義精神をいかに広めたか、帝国憲法起草のために必要となった天皇教にも話をふりながら、官僚とは?権威とは?をも考えていくことで現代の日本社会までに到達する。恐ろしいまでの博覧強記。

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2020/11/10

おすすめです。 憲法に関して、世間では護憲・改憲などいろいろ言われています。しかし、本書はそのどちらの意見にも基づいていません。 護憲・改憲論争以前の、議論の前提となる知識の提供を主題としているのが本書の特徴です。 そのため、本書の内容はかなり普遍的で、一度読めば生涯役に立つ...

おすすめです。 憲法に関して、世間では護憲・改憲などいろいろ言われています。しかし、本書はそのどちらの意見にも基づいていません。 護憲・改憲論争以前の、議論の前提となる知識の提供を主題としているのが本書の特徴です。 そのため、本書の内容はかなり普遍的で、一度読めば生涯役に立つことうけあいです。 紙幅の大部分が、民主主義と資本主義の歴史を解説することに割かれています。 冒頭でこそ近代憲法の基本原則について触れていますが、中盤はほとんどが歴史の話です。 著者によると、憲法を理解するにはまずこれが不可欠らしいです。 しかしこの民主主義・資本主義と近代憲法の成り立ちの話がとにかく面白い! 目からウロコの連続です。 いくつか目からウロコポイントを挙げてみます。 ●刑法は犯罪者を裁く法ではなく、裁判官を縛る法である。 ●明治憲法は、欽定憲法であるにもかかわらず、天皇の権力を縛っていた。つまり近代憲法としてしっかり機能していた。 ●西洋では「神のもとの平等」が民主資本主義を生み出し、明治日本では「天皇の前の平等」が民主資本主義を定着させた。 ●改憲/護憲以前に、現在の日本国憲法はそもそも機能していない。 どれも本書以外ではなかなかお目にかからない言説でしょう。 しかし奇抜ながらもしっかりと根拠となる史料・先行研究が提示されており、吟味に値するものです。 これらのトピックが、著者と編集者との対話という形で書かれています。とても読みやすいです。 しかもドラマチックで引き込まれるような構成になっています。 さっさと結論をいうのではなく、予想外だ!と思わせるような展開が続き、それでいて回りくどくありません。 憲法学という少しとっつきにくい話題にもかかわらず、すらすらと読むことができます。 勉強になる上にとても面白く読みやすい、文句なしの良書です。おすすめ。

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