余命 の商品レビュー
映画主演の松雪泰子さんの「この物語の中での選択が、自分の中ではいいかわからないままなんです」という率直なコメントに共感する。 問題提起にはなっているか。 「良介の体のあちこちに、星座を描くように好きな場所がある」
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相変わらず読ませる筆の運びだ。 妊娠の際に乳ガンの再発を知った女医が、出産を諦めさせられるのをおそれて、夫にも同僚にも内緒で子どもを産む。 カメラマンの良介への愛バックアップしてくれる同僚などの支援を受け余命をしっかりと生きる話。 作成日時 2007年05...
相変わらず読ませる筆の運びだ。 妊娠の際に乳ガンの再発を知った女医が、出産を諦めさせられるのをおそれて、夫にも同僚にも内緒で子どもを産む。 カメラマンの良介への愛バックアップしてくれる同僚などの支援を受け余命をしっかりと生きる話。 作成日時 2007年05月15日 19:28
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とても重い内容でした。主人公の強さに驚き、自分だったら到底できないと思いました。ただ、自分の最も大事な夫に何も言わず一人で背負ったのはどうなのか。夫がとても気の毒で、正しい判断なのかと読んでいてとてもつらかったです。
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ちょっと期待外れだった部分もあるんだけど、 一気に読破。 癌は憎い・・・まずはそれ。 主人公の滴も夫も・・・ どこか自分勝手というか、 普通だったらありえない選択をしているので、 そこがどうも・・・駄目だったなぁ。
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「乳がん再発」これが結婚10年目でようやく授かった命と共にわかり,外科医滴が自分の余命を冷静に判断しつつ,いかに命をつないでいこうとするか,時折の葛藤を交えながら淡々と語られているのが逆にさわやかだった。
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主人公・滴(しずく)は、外科医として働き、優しい夫もいて、 幸せな生活を送っていた。 そして、結婚14年目にして、待望の妊娠。 しかし、同時に、乳癌を再発。 お腹の子をとるか、がん治療に専念するか。。。 重い選択を迫られることになる。。。 彼女を愛してくれる夫は、 包容力があ...
主人公・滴(しずく)は、外科医として働き、優しい夫もいて、 幸せな生活を送っていた。 そして、結婚14年目にして、待望の妊娠。 しかし、同時に、乳癌を再発。 お腹の子をとるか、がん治療に専念するか。。。 重い選択を迫られることになる。。。 彼女を愛してくれる夫は、 包容力があり、とても魅力的なのだが、少々、気弱。 それに対して、滴は、とても強い精神力の持ち主で、 全てを、自分で決めようとする。。。 辛い選択をした滴の苦悩や、心細さ、不安などが、 ひしひしと伝わってきて、同性として、心が痛かった。 読みながら、「そんなに一人で全てを抱え込まないで! 誰かに甘えたら?」とついつい思ってしまったり。。。 まるで、友人のように、応援したくなったのでした。 自分の生き方の選択の大切さ、、夫婦の絆とは?など、 さまざまなテーマが読み取れる、感動の1冊です。 泣けました。。。。 ここに出てくる夫は、完璧な夫ではないのですが、 そばにいて欲しいと思える。。。 自分を受け止めてくれると感じられる。。。 こんな夫がいたらいいな。。。と思ってしまいました。
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結婚10年目の妊娠、そして乳がんの再発。子供の命と自分の命、天秤にかけられるはずがないと思う。もし自分が主人公の立場だったらどうするだろう?女性にとっては究極のテーマです。
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タイトルから想像出来るお話です。 悲しいけどとっても強い夫婦のお話。 結婚10年目にして授かった子供。 昔の乳がんの再発。 主人公の「まさかね。。。」という感情がイヤでも分かります。 自分も子供を持つ親だけど、彼女の強さってすごすぎます。 がん治療をしなかったり、診...
タイトルから想像出来るお話です。 悲しいけどとっても強い夫婦のお話。 結婚10年目にして授かった子供。 昔の乳がんの再発。 主人公の「まさかね。。。」という感情がイヤでも分かります。 自分も子供を持つ親だけど、彼女の強さってすごすぎます。 がん治療をしなかったり、診察を受けないで自分でこっそり夜中に赤ちゃんの様子を見たり(彼女は外科医)するところが共感できないので☆4つ。 でも物語は静かな空気が流れている感じで悪くないです。
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結婚10年目で妊娠し、同時に乳がんの再発を知る。外科医だからなのか?クールな感じ。自分の命より、子供を優先した気持ちはわかる。けど、旦那さんに内緒にしていたのは何故って思う。 '06.12.07読書完了
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泣きました。もしも自分だったら主人公のようにしただろうか。又、外科医という立場もさらに主人公を苦しめたと思う。
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