フェルマーの最終定理 の商品レビュー
フェルマーの最終定理を解いた実在の人物のストーリーが軸となり、いろんな人物の功績を紹介、日本人も出てくる。完全数、無理数等。個人的には巻末にあったピタゴラスの定理の証明方法が面白かった。 23人の中で同じ誕生日がいる確率は半分以上。22+21+20+・・・+1の組み合わせがある...
フェルマーの最終定理を解いた実在の人物のストーリーが軸となり、いろんな人物の功績を紹介、日本人も出てくる。完全数、無理数等。個人的には巻末にあったピタゴラスの定理の証明方法が面白かった。 23人の中で同じ誕生日がいる確率は半分以上。22+21+20+・・・+1の組み合わせがあるため。 完全数の話。 無理数の話。 友愛数の話。約数の和が互いにおなじ。220と284 ピタゴラスの定理の証明。
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数学の難問がどのようにして証明されていくかを書いてある本。 数学について詳しくなくても読みすすめることができ、 数学という静かさやクールさが漂うような分野に熱さを感じることができる素晴らしい本でした。
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今まで読んだ本の中で一番面白かったまじで 早く続きが読みたくて読みたくてしょうがなくて一気に読んでしまった かなりの頻度で話題がころころ変わっていくけど本当に物凄く読みやすかった 全部読み終わってしまって「あ〜読み終わっちゃったな〜」と少し寂しくなったけど、そこから補遺のページが...
今まで読んだ本の中で一番面白かったまじで 早く続きが読みたくて読みたくてしょうがなくて一気に読んでしまった かなりの頻度で話題がころころ変わっていくけど本当に物凄く読みやすかった 全部読み終わってしまって「あ〜読み終わっちゃったな〜」と少し寂しくなったけど、そこから補遺のページが続くのでワクワクが止まらない
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ピタゴラスから現代までの数論の歴史をなぞった感じがした。読み始めは、フェルマーの最終定理と関係ない話が続いていて、読みやすいので苦にはならないものの、早く核心に迫りたいとも思った。しかし、さすがに300年以上も解けなかった問題である。解決するためには紀元前の定理から最先端の定理ま...
ピタゴラスから現代までの数論の歴史をなぞった感じがした。読み始めは、フェルマーの最終定理と関係ない話が続いていて、読みやすいので苦にはならないものの、早く核心に迫りたいとも思った。しかし、さすがに300年以上も解けなかった問題である。解決するためには紀元前の定理から最先端の定理までを総動員しなければならず、そのために長々と数学の歴史を知る必要があったのだと、途中で気が付く。 数式がほとんど出てこないのに、数学のことが分かった気になるのは著者と翻訳者の仕事のおかげだ。巻末の補遺には数式が出てくるが、それさえ分かりやすい。数学好きなら絶対に読むべき。科学史が好きな人にもお奨めできる。また、フェルマーの最終定理を証明するために、日本人の数学者が提示した谷山-志村予想の証明につながるところなど、知らないこともたくさん。
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数学に夢を見て、数学に人生を捧げた人たちの物語がこの本にはつまっています。何年もの間解けなかった問題に挑戦し続けるその執着心の強さは読む者を圧倒するはずです。 数学の難解で複雑な理論をわかりやすく咀嚼し、その魅力を熱量をもって伝えている筆者や訳者は本当にすごいと思う。
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V章の谷山=志村予想のくだりから話がよりドラマティックになっていく。ぐっときた。そしてサイモン・シンの筆力の高さに脱帽。
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面白い。数学的なことは全然わからないけど、解明に至るまでの幾人もの挑戦が冒険小説のようで一気に読み進められます。数学的なところにもちょっと興味が湧きました。
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面白かった(と思う)。 今まで私が読んできた本のなかで、「面白かった」と言っているタイプとは違うけれど、読んで良かったなと思う。 読書紹介のために急ぎで読んでしまったのがもったいなかった。 数学の証明に関わる人たちのドラマや思いが詰まっていて、自分とは関わりのない世界の話だけれど...
面白かった(と思う)。 今まで私が読んできた本のなかで、「面白かった」と言っているタイプとは違うけれど、読んで良かったなと思う。 読書紹介のために急ぎで読んでしまったのがもったいなかった。 数学の証明に関わる人たちのドラマや思いが詰まっていて、自分とは関わりのない世界の話だけれども、もし小学生くらいからやり直せるのだとしたら、数学をもっと楽しみたいなと思う作品。 終わり方がまだまだ解けない数学の謎が残っている―――で終わっているのもいい。
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フェルマーの最終定理って…なに?というか数学かーとかなり苦手意識を持って読み始めたがおもしろい。日本人や女性が取り上げられているところも訳者の言うとおりよい。谷山豊氏、ガロアが印象的。
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タイトルの取っ付きづらさに反して内容の平易さはあの「罪と罰」と同等。 完全文系の自分でもツラツラ読める(後半はさすがにややこしい用語や数式が出て難儀したが) 緻密な数学世界の一端が垣間見えて面白い
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