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月の扉 の商品レビュー

3.4

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    59

  3. 3つ

    75

  4. 2つ

    22

  5. 1つ

    4

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2023/09/10

ハイジャック苦手なんですよね。飛行機乗ると不安になっちゃって。 でも、本書を捲る手は止まりません。 人を魅了するカリスマ性ある師匠、不当逮捕にあい師匠を留置場から出すべくハイジャックをする3人。 だが、何故かハイジャックの最中に機内で起こる殺人事件。 座間味Tシャツを着ている事か...

ハイジャック苦手なんですよね。飛行機乗ると不安になっちゃって。 でも、本書を捲る手は止まりません。 人を魅了するカリスマ性ある師匠、不当逮捕にあい師匠を留置場から出すべくハイジャックをする3人。 だが、何故かハイジャックの最中に機内で起こる殺人事件。 座間味Tシャツを着ている事から、座間味くんと呼ばれあれよあれよと殺人事件の謎に迫る謎の座間味くん。 えぇっ!てなるハイジャックの終わり。最後にいい夢を見れました。

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2023/05/06

3.5かな。楽しめた。 ただ、座間味くんの位置付けががっかりだった。 実は··· を期待したけど結局会社員だった。

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2022/12/15

TSUTAYAの勧めるコーナーにあって、中では読みやすそうだったから、図書館で借りてきて読んだのだけど、かなり面白かったな、これ。 ハイジャックと密室的な殺人とファンタジーが重なり合っていてなかなか複雑になりそうなんだけど、作中、一つ一つを丁寧に説明しながら解いてくれるサラリーマ...

TSUTAYAの勧めるコーナーにあって、中では読みやすそうだったから、図書館で借りてきて読んだのだけど、かなり面白かったな、これ。 ハイジャックと密室的な殺人とファンタジーが重なり合っていてなかなか複雑になりそうなんだけど、作中、一つ一つを丁寧に説明しながら解いてくれるサラリーマン探偵(まぁ、こんな人はいないよ、とは思うけどね)のお陰で全然迷わず、そして沢山ある伏線が見事に回収されているのが自分でもわかって、脳のアハ体験的なものも感じられて、愉しい時間だった。

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2022/11/23

活動家でも過激派でもない人々によるハイジャック、普通の人による殺人事件推理。プラスファンタジー。 ファンタジーの部分はモヤっとするけど、展開は飽きさせず、引き込まれて読んだ。 発端のこと(これもとんでもないと云えば、とんでもない)から、とんでもないことになるのも、考えさせらた。

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2022/09/11

無茶な設定と笑うなかれ ハイジャック機内の物語という変わった設定ながらも、とてもスリリングな展開にページめくりが加速する。 真相がわかったあとのエピローグもまた良きかな。少しオカルトチックで、突飛ではあるものの、楽しい読書タイムだった。

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2022/07/21

シリーズもの(らしい?)の第一弾。空港、B763機内という個人的に身近な場所が舞台でちょっとわくわく。内容自体は予想しやすく動機も犯人も中盤ですぐに分かるぐらいにはシンプル。読むペースのせいか若干締まりが悪く感じたかな。著者の作品の中では突出したものはなく、凡庸だったが、2022...

シリーズもの(らしい?)の第一弾。空港、B763機内という個人的に身近な場所が舞台でちょっとわくわく。内容自体は予想しやすく動機も犯人も中盤ですぐに分かるぐらいにはシンプル。読むペースのせいか若干締まりが悪く感じたかな。著者の作品の中では突出したものはなく、凡庸だったが、2022年7月現在の時事的なネタが含まれていたこともあり、かつ探偵役のキャラクターは気に入ったので、読んでて面白かった。読後になんとなく「慟哭」を思い出した。

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2022/05/19

「石持浅海」の長篇ミステリー作品『月の扉』を読みました。 久しぶりにミステリー作品が読みたくなったんですよね。 -----story------------- 沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。 犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されて...

「石持浅海」の長篇ミステリー作品『月の扉』を読みました。 久しぶりにミステリー作品が読みたくなったんですよね。 -----story------------- 沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。 犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。 ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変―。 極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。 ----------------------- 「石持浅海」の作品は初めて読んだのですが、本作品は第57回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補作品だし、デビュー作『アイルランドの薔薇』の評価も高そうなので、期待して読みました。 物語の中心となるハイジャック事件の展開は、ハラハラして面白く、一気に読めてしまうのですが、、、 冷静に考えると現実味が薄い感じがするし、「東野圭吾」作品や「松本清張」作品に比べるとストーリーについても厚みがない感じがしましたね。 乳幼児の人質があるにしても三人だけで250人近い乗員・乗客をコントロールするシーンは集団心理を利用したにしても現実的には厳しいと思うし、 生命に危険があるはずの乗客の一人「座間味くん」が犯人達と対等に話しをするシーンも不自然な感じがして、 それらが、現実味の薄さを感じさせた要因かもしれません。 ハイジャック、密室殺人、幻想譚の三要素を巧くミックスさせようとしているんでしょうが中途半端になっている感じがしましたね。 一気に読ませる面白さを持っているだけに、惜しい作品ですねぇ。 「師匠(石嶺)」の魅力やカリスマ性が、もっとキチンと描かれていれば、もっと違った印象だったかもしれませんが… ちょっと説得力不足かなぁ。 作品の視点や事件の仕掛けは興味深いだけに、ホント惜しい作品です。

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2022/05/15

前に読んだ座間味君シリーズ最初の長編。 ハイジャック中に殺人事件が起こるというかなり特殊な状況。しかし、久しぶりの楽しめる長編であった。トリックもまずまず納得できる一冊でした。

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2022/03/29

座間味くんシリーズの第一弾。2003年の本だったのか。でも全然古さ(?)は感じず、面白くって一気読み。 沖縄で不登校の子供たちの支援をしていた師匠こと石嶺が不当逮捕された。皆既月食の日、石嶺の力を信じる柿崎、真壁、村上はハイジャックを起こし、石嶺を那覇空港まで連れて来いと要求する...

座間味くんシリーズの第一弾。2003年の本だったのか。でも全然古さ(?)は感じず、面白くって一気読み。 沖縄で不登校の子供たちの支援をしていた師匠こと石嶺が不当逮捕された。皆既月食の日、石嶺の力を信じる柿崎、真壁、村上はハイジャックを起こし、石嶺を那覇空港まで連れて来いと要求する。しかしハイジャックされた機内で、女性の変死体が発見され、座間味くんが真相究明することになる。なぜだか私の頭の中で座間味くんがDAIGOさんになっててww。ずっとDAIGOさんの話し方に変換されてたww。

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2022/03/15

非現実的なお話しでもあるので賛否が分かれるかなと思いますが、なかなか無い感じのお話しなので物語に惹き込まれます そしてこのお話しの中心は…… 何と言っても座間味くんの推理ですね(^^) すんごいヤツだなと思ってたら、この作品のあとに座間味くんの推理シリーズが色々と出てるんですね...

非現実的なお話しでもあるので賛否が分かれるかなと思いますが、なかなか無い感じのお話しなので物語に惹き込まれます そしてこのお話しの中心は…… 何と言っても座間味くんの推理ですね(^^) すんごいヤツだなと思ってたら、この作品のあとに座間味くんの推理シリーズが色々と出てるんですねー まだ未読ですが取り敢えず買ってあります(^_^;) いまから読むのが楽しみですねー(*^^*)

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