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人形はなぜ殺される 新装版 の商品レビュー

3.6

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2023/01/29

トリックが大胆かつ綺麗な筋で、ここ最近のものかと思いきや50年以上も前の作品だったとは…。 中盤程で犯人はなんとなく分かったものの、全く古さを感じさせない逸品でした。

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2022/11/07

60年以上前の作品だけど読みづらいとかもなく、面白い。読者への挑戦状付きということで考えながら読んだけど半分は正解だったかな? まさにタイトルの通り、人形はなぜ殺されなければならなかったのかがカギ。 安易な見立てではなく、全てにきちんと意味があって最後にスッキリ解ける、ある意味...

60年以上前の作品だけど読みづらいとかもなく、面白い。読者への挑戦状付きということで考えながら読んだけど半分は正解だったかな? まさにタイトルの通り、人形はなぜ殺されなければならなかったのかがカギ。 安易な見立てではなく、全てにきちんと意味があって最後にスッキリ解ける、ある意味気持ちのいい事件だった(?)

Posted byブクログ

2022/10/15

人形はなぜ殺される(光文社文庫) 著作者:高木彬光 発行者:光文社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofre...

人形はなぜ殺される(光文社文庫) 著作者:高木彬光 発行者:光文社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 「首」をめぐるスリリングな物語。

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2022/07/08

 1955(昭和30)年刊。  昭和の名作ミステリということで某サイトで紹介されていたので、読んでみた。  1955年というと、そろそろ松本清張が活躍を際立たせ、間もなく従来の「探偵小説」からクールな「推理小説」へと転換させた、ということになっている辺りだ。本作を読むと、これは明...

 1955(昭和30)年刊。  昭和の名作ミステリということで某サイトで紹介されていたので、読んでみた。  1955年というと、そろそろ松本清張が活躍を際立たせ、間もなく従来の「探偵小説」からクールな「推理小説」へと転換させた、ということになっている辺りだ。本作を読むと、これは明らかに横溝正史らと同じ「探偵小説」の時代のものだった。  トリックがなかなか凝っていて、ミステリファンの評価は高いのかもしれないが、私は、この文章作法や構成法が気になった。何だか焦点が合っておらず、寝ぼけたような、的を毎度外しているような文章なのだ。こう見てみると、やはり横溝正史の文体は闊達なのである。  トリックは良いのだろうが、そんなわけで、読んでいてあまり快い感じが無かった。

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2022/06/12

日本三大探偵の一人、神津恭介と聞いて、初めて高木彬光の作品を読んでみました。奇術師、人形、魔術、怪しいお金の動きの会社、精神病院などダークな雰囲気がとても良い。名探偵神津恭介が犯人に終始押され気味なのは意外だった。人形が殺される理由、これはまさになるほど、と思った。70年近く前の...

日本三大探偵の一人、神津恭介と聞いて、初めて高木彬光の作品を読んでみました。奇術師、人形、魔術、怪しいお金の動きの会社、精神病院などダークな雰囲気がとても良い。名探偵神津恭介が犯人に終始押され気味なのは意外だった。人形が殺される理由、これはまさになるほど、と思った。70年近く前の作品なので、当時の雰囲気がもっと念頭にあったらもっと挑戦状と向き合えたのかな、と思う。

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2022/06/02

高木彬光 人形はなぜ殺される 読まさせていただきありがとうございます。 星4つとさせていただきました。 「これはすごい小説」を探す欲求から、インターネット検索により人形はなぜ殺されるに辿り着くことができました。 まだまだお近づきに慣れていない作品作家があります。 「私の好み...

高木彬光 人形はなぜ殺される 読まさせていただきありがとうございます。 星4つとさせていただきました。 「これはすごい小説」を探す欲求から、インターネット検索により人形はなぜ殺されるに辿り着くことができました。 まだまだお近づきに慣れていない作品作家があります。 「私の好みの小説ベストを探求すること」「気に入った作品の作家の他作品を読み拡げること」私の欲求は計り知れません。 どうか集中力を、私にくださいませ。 後書きより、成吉思汗の秘密、随筆探偵小説、入手したいと思います。紹介していただきありがとうございます。

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2022/02/27

読者への挑戦がついている古典的ミステリー。犯人自体は、その書きっぷりから割と早い段階で分かるが、どうやって殺したのかやその動機、そしてトリックになると分からない。 70年近く前の作品なので古さは否めない。 道具立ては派手で引き込まれるが、現代では人権への配慮上書き得ない作品で、...

読者への挑戦がついている古典的ミステリー。犯人自体は、その書きっぷりから割と早い段階で分かるが、どうやって殺したのかやその動機、そしてトリックになると分からない。 70年近く前の作品なので古さは否めない。 道具立ては派手で引き込まれるが、現代では人権への配慮上書き得ない作品で、もしかしたらそこに嫌悪感を持つ人もいるかもしれない。 やはり横溝正史や大乱歩の方が少し上かな。

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2022/01/15

何故人形は殺されるのか。 この文面は何かしらゾッとする。 ギロチンで首を斬られた遺体の側には、 盗まれた人形のクビが置かれてたり。 あらゆる部分でゾッとして、なんで人形が殺されるのか気になって、読むのがやめられない。

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2022/01/09

ずいぶん昔の作品ながら本格的な推理小説として楽しめる。キャラクターも立っていて魅力的。しかし人形が先に殺される必然性がそこまで読み取れなかった。またヒントとして登場する詩もやや都合が良すぎるように思う。

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2021/12/05

高木彬光さん2作目。 前作は、個人的にはイヤミスの部類だったけど、今回は存分に楽しめました☆長編1つと短編2つ、分厚かったけどじっくり読めました。 読者への挑戦を受けて予想していた犯人はハズれたけど(^_^;)今の時代には成り立たないトリックだなーとも思ったので仕方ない。 あとが...

高木彬光さん2作目。 前作は、個人的にはイヤミスの部類だったけど、今回は存分に楽しめました☆長編1つと短編2つ、分厚かったけどじっくり読めました。 読者への挑戦を受けて予想していた犯人はハズれたけど(^_^;)今の時代には成り立たないトリックだなーとも思ったので仕方ない。 あとがきを読んで、まずはトリックから思いついたのか!と変なところに感心。 マジックや手品とか呼ばずに、魔術と表現するところも良かった☆ カミツ先生ではなく、カミヅ先生なのねー。やっぱり近藤正臣さんで脳内再生されました☆

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