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ミステリアス学園 の商品レビュー

3.2

46件のお客様レビュー

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2009/10/04

・様々な“ミステリ”を定義付けているので,ちょっとした教科書みたい。 ・付録の【本格ミステリ度MAP】を参照すると,自分は“ミステリ度”の高い作品が好きなのか それとも“論理度”の高い作品が好きなのかが一瞥できる。 ワタシは低論理度(〜50)の作品が好きみたい。 ・最後が戴けなか...

・様々な“ミステリ”を定義付けているので,ちょっとした教科書みたい。 ・付録の【本格ミステリ度MAP】を参照すると,自分は“ミステリ度”の高い作品が好きなのか それとも“論理度”の高い作品が好きなのかが一瞥できる。 ワタシは低論理度(〜50)の作品が好きみたい。 ・最後が戴けなかった…。

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2009/10/07

ミスミス研。ミステリアス学園のミステリー研究会の略。 そのミスミス研に二人の1年生が入って来た。主人公の湾田乱人(わんだらんど)と薔薇小路亜矢花。ミスミス研では、ミステリーの定義に関して話し合われていた。議論が白熱しすぎ暴力事件が・・・。そして、殴られた先輩の家には、殴った先輩...

ミスミス研。ミステリアス学園のミステリー研究会の略。 そのミスミス研に二人の1年生が入って来た。主人公の湾田乱人(わんだらんど)と薔薇小路亜矢花。ミスミス研では、ミステリーの定義に関して話し合われていた。議論が白熱しすぎ暴力事件が・・・。そして、殴られた先輩の家には、殴った先輩の死体が押入れから発見された。主人公の湾田は、その謎を解き明かすのだが・・・。 ミステリー小説の定義をするミステリー小説の短編連作です。ま〜ミステリーの中にミステリーの入門書が入った感じですかね?物語自体は、サクサク進みます各章の題名は、「本格ミステリの定義」「トリック」「嵐の山荘」「密室講義」「アリバイ講義」「ダイイング・メッセージ講義」「意外な犯人」です。今回、各章のあらすじを省いたのは、各章の繋がりがとっても緻密なので・・。(断言していいのか?) この作品と似た形式の本があります。世界的な大ベストセラーの「ソフィーの世界」です。「ソフィーの世界」は、哲学の入門書でしたが「ミステリアス学園」は、ミステリーの入門書ですかね?ちなみに○○形式を取ってます。物語は、面白く書かれてるので興味のある人は、読んでみてくださいね

Posted byブクログ

2009/10/04

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。ミステリは松本清張の『砂の器』しか読んだことがない新入部員・湾田乱人が巻き込まれる怪事件の数々。なぜか人が死んでいく。「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」…。仲間からのミステリ講義で知識を得て、湾田が辿り着く前代未聞の結末とは!?...

ミステリアス学園ミステリ研究会、略して「ミスミス研」。ミステリは松本清張の『砂の器』しか読んだことがない新入部員・湾田乱人が巻き込まれる怪事件の数々。なぜか人が死んでいく。「密室」「アリバイ」「嵐の山荘」…。仲間からのミステリ講義で知識を得て、湾田が辿り着く前代未聞の結末とは!?この一冊で本格ミステリがよくわかる―鯨流超絶ミステリ。

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2011/04/16

理系人間的な構成をする作家さんだなーというのが、2冊目読んでの感想です。(理系人間が彼を気に入っていることも理由のひとつ。) 数時間かけて思考のジェットコースターに乗せられているような、酩酊と混乱と焦燥。 しかし、三百数ページかけて結局言いたいことは、「宣伝でした!」、そうともと...

理系人間的な構成をする作家さんだなーというのが、2冊目読んでの感想です。(理系人間が彼を気に入っていることも理由のひとつ。) 数時間かけて思考のジェットコースターに乗せられているような、酩酊と混乱と焦燥。 しかし、三百数ページかけて結局言いたいことは、「宣伝でした!」、そうともとれる大オチはちょっと笑ってしまった。いい意味で。 この本を持って本屋に行きたいです。

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2011/04/26

ミステリへの入門的内容をミステリ仕立てにした本。目次 第一話「本格ミステリの定義」 第二話「トリック」 第三話「嵐の山荘」 第四話「密室講義」 第五話「アリバイ講義」 第六話「ダイイング・メッセージ講義」 最終話「意外な犯人」以下ネタバレ。短編集の形を取っているが、作中作のマトリ...

ミステリへの入門的内容をミステリ仕立てにした本。目次 第一話「本格ミステリの定義」 第二話「トリック」 第三話「嵐の山荘」 第四話「密室講義」 第五話「アリバイ講義」 第六話「ダイイング・メッセージ講義」 最終話「意外な犯人」以下ネタバレ。短編集の形を取っているが、作中作のマトリョーシカが連なり、全体として多重構造を持たせている。途中でマトリョーシカ構造が終わってしまうのは「息切れしたのではないか」という気もしてほほえましい。最終話はメタミステリを展開しているが、あまりうまくいっているとは思えなかった。作中で挙げられる古今東西のミステリは読書ガイドとして役立つだろう。未読のものを読もうという気になる。最後に「ミステリ度」と「論理度」を軸にした「本格ミステリ度MAP」がついているのも面白い。この作者に濡れ場は似合わないのではないだろうか。

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2011/08/28

な。。。なるほどこーゆう小説もありなんですね!読んでるうちにだんだんわけが判らなくなってきて頭の中がミステリアス〜(笑)すごいですね鯨センセイ。センセイの頭の中を覗いてみたいです。この本の中の分類によるとどうやら私は「キャラ萌え派」^^;だな・・・きっと

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2009/10/04

これを読むと色んなミステリー作品が読みたくなる!! 構成がなかなか面白いなーとは思いましたが、最後の犯人についての考察がイマイチ分からなかった。

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2009/10/04

ミステリアス学園ミステリ研究会。通称ミスミス研が舞台。ミステリ初心者の湾田が他の部員たちに助けられながら、数々の謎の真相に迫ります。 湾田のために行われる、ミステリ講義は必読!!ミステリの歴史から定義までイロイロ教えてくれます。

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2010/03/24

新規購入ではなく、積読状態のもの。 2007/7/22~7/23。ミステリとは何か?を書きながら、鯨作品得意のパロディ満載。扉に書かれた「冒頭の一行で、内外名作ミステリすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは二行目からお読みください。」と人を食った一文か...

新規購入ではなく、積読状態のもの。 2007/7/22~7/23。ミステリとは何か?を書きながら、鯨作品得意のパロディ満載。扉に書かれた「冒頭の一行で、内外名作ミステリすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは二行目からお読みください。」と人を食った一文から始まる鯨氏なりのミステリ論。東野圭吾氏の「名探偵」シリーズとはまたちがった取り扱い。内外のミステリの歴史やミステリファンの性癖まで書かれていて、楽しめた。

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2009/10/04

本格ミステリ入門書みたいな。勉強になったけど、それ以上のものはなく。一回読んでおいたら?って程度。最後のオチもいまいち。

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